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正しいと思っている知識、もしかして間違っているかも!
私たちは、成長するにつれて徐々にいろいろな知識を蓄えていきます。
- 友人などの周囲の人からの情報
- テレビやスマホなどのメディアからの情報
- 本を読むことによって得られる情報など
知識を得る場面は非常に多くありますが、そのすべてが正しいというわけではありません。今まで信じてきた情報は、もしかすると間違っているかも!?
実は間違っている「5つの知識」
間違えて認識しやすい、実は間違っている知識は以下の通りです。
1.IQが高い=頭がいい
「IQが高い=ものすごく勉強ができる」というイメージを持つ人は、少なくないのではないでしょうか?IQテストでわかる項目を、チェックしてみましょう。
- 環境に対する適応能力
- 基本的な精神面の能力
- 物事に対する推理力
- 問題が起きたときに対する解決力
- いざというときの決断力
知能に対する項目は含まれていません。座学がどんなにできたとしても、上記の項目の点が低ければ、IQは低くなります。そのため、「IQ=勉強ができる賢さ」というわけではないのです。
2.人間は五感だけが感覚だと思っている
人間の五感といえば、以下のものが該当します。
- 聴覚
- 視覚
- 嗅覚
- 味覚
- 触覚
上記のものだけが、人間に備わっているというわけではありません。このほかにも痛覚や温度覚などがあり、すべて合わせると二十個ほどの感覚があるとされています。
自分が普段どのようにものに対して感じているのかを振り返り、どのような感覚が備わっているのかを探してみるのもよいですね。
3.新大陸発見者はコロンブス
新大陸発見者は、コロンブスである!この情報は、偉人にまつわる子ども向けの本などで知ったという人はきっと多くいるのではないでしょうか?
ヨーロッパで初めて南北アメリカに到着した人物とされてきましたが、実は昨今の研究でこの歴史が覆ったのです!
コロンブスがアメリカ大陸を発見する約500年ほど前、ヴァイキングが北アメリカ大陸に到着していました。植民地拡大の目的でヴァイキングは北アメリカ大陸に上陸し、先住民と争った結果、ニューファンドランド島にその痕跡が残っていたため歴史が覆ったのです。
4.日本人の平均年収₌人口の50%の年収額
「平均年収₌日本人の人口の半分の人の年収」と思いがちですが、そうではありません。日本国内の中でも貧富の差は大きくあり、何十億という年収を稼いでいる人がいる一方で、その日暮らしでぎりぎりの生活をしている人もいます。
富裕層の人数は言わずもがな少なく、ほんの一握りの人数です。それに対して貧困層は何百倍という人数になっているのが現実。その振れ幅の中で平均を出しても、日本人の50%の年収は割り出せません。
実際平均年収以下となる400万円以下の年収で生活している人は、日本人のおおよそ60%を占めているといわれています。
5.カメレオンがからだの色を変えられるのは、擬態しているため
カメレオンといえば、からだの色を変えて身を守る動物というイメージが強い生き物です。これは、海の中で生きているタコやイカの擬態がカメレオンのからだの変色の様子に似ていると認識されやすいからではないでしょうか?
実はカメレオンは、感情や気温の上下でからだの色が変わっているのです。擬態のためにからだの色を変えているのではありません。
まとめ
いろいろな情報が飛び交う時代だからこそ、「自分で調べる」というワンクッションが重要!気になる情報は徹底的に調べ、真実に近い情報を入手しましょう。