目次
お彼岸にやってはない行動は、基本的にはない
お彼岸にやってはいけないことは、基本的にはないとされています。故人を偲ぶとき、個人にあった偲び方をするのもよいですね。しかし、周囲の人に迷惑をかけてしまうようなお彼岸参りの方法などを行ってしまうのは、よくありません。
お彼岸に避けるべき4つの行動
お彼岸に避けるべき行動は、以下の通りです。
1.お墓で大暴れする
お彼岸にお墓参りに行くことは、とてもよいことです。しかし、お墓で暴れるような行為に及んでしまうのはよくありません。
- お墓の前で酒盛りや宴会をする
- 周囲の墓石をなぎ倒す
- 花火や爆竹をして騒ぐなど
墓地で大騒ぎしてしまうと、他の人が落ち着いてお彼岸参りができなくなってしまいます。故人がにぎやかなことが好きだった場合は、自宅の仏壇の前で一緒にお酒を楽しみましょう。
2.閉園時間に墓地を訪れる
墓地は、いつでもお参りしてよいわけではありません。閉園時間に柵を乗り越えて墓地に侵入し、お墓参りをするのはNG!墓地は街灯が少ないことが多く、懐中電灯の明かりだけでは、足元が見えづらいので危険です。石が多い場所なので、できるだけ明るい時間帯にお参りしましょう。
3.他人に迷惑をかける行動を取る
お彼岸に限らず、他人に対して迷惑をかけるような行動には出るべきではありません。他者を傷つけるような行動などは、普段から慎むべきです。
お彼岸は古くから日本にある行事のひとつですが、クリスマスなどのような華やかさはありません。そのため騒ぐ人は比較的少なめですが、少し注意しておきましょう。
4.お見舞いに行く
お彼岸は、故人を偲び、お墓参りをする人が多いです。故人との思い出に思いをはせるような期間だからこそ、病気などで入院している人のお見舞いは避けるべきとしている地域もあります。
引っ越しや結婚で住んでいた場所を離れた場合、その土地の習わしなどを早い段階で一通り把握しておいた方が賢明です。
正しいお彼岸の過ごし方
お彼岸にしてはいけない行動が無いように、「こうすべき」という過ごし方はありません。「こうすることが一般的」という過ごし方は、以下のようになります。
- お墓参りをする…故人を偲び、大切に思う
- 仏壇の掃除をして、ご先祖様に思いをはせる
- おはぎやぼた餅を仏壇に備える…3月はぼた餅・9月はおはぎ
- 地域によっては「彼岸そば」を食べるなど
お彼岸は、心穏やかに故人を思い、過ごすのが一番です。地域の習わしを知り、それにのっとって故人に思いをはせましょう。
まとめ
お彼岸の過ごし方は、個々の自由です。周囲の人に迷惑をかけないように配慮しつつ、故人を思って過ごしましょう。