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お風呂の換気扇、1日中つけておくべき?
お風呂場は、毎日使用するので湿気や水分がこもりやすい場所です。湿気や水分をそのまま放置しておくと、カビの発生につながります。カビの発生を防ぐためにも、換気扇をつけっぱなしにしているという人もいるのではないでしょうか?
お風呂場の換気扇をつけっぱなしにするメリットとデメリットを確認し、どうすべきか判断しましょう。
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするメリット・デメリット
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするメリットとデメリットは、以下のようになります。
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするメリット
お風呂場は、どうしても湿気が充満しやすい場所です。湿気の除去だけでなく、換気扇をつけっぱなしにすると以下のようなメリットが得られやすくなります。
- ニオイが充満するのを防ぐ…入浴後にこもりやすい、独特のモワっと臭を除去
- 結露の防止…湿気防止同様に、カビの発生を抑制
- 花粉や黄砂を排除する
- 家へのダメージ軽減…家に使用している材木を湿気から守り、シロアリの発生などを抑制する
お風呂場の湿気は、お風呂場だけでにとどまるわけではありません。脱衣所などにも侵入し、家に使用している木材を弱らせてしまう可能性があります。
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするデメリット
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするデメリットは、メリットほど多くありません。
- 電気代がかかる…驚くほど高い電気代になることは少ない
- 換気扇が回っているということが気になることがある…換気扇の音が気になることは、ほとんどない
換気扇稼働で、どうしても電気代はかかってきます。しかし、換気扇をつけっぱなしにしても、毎月驚くほど電気代が上がるというわけではありません。電気代がほんの少し高くなるだけなので、デメリットは少ないといえます。
お風呂の換気扇をつけっぱなしにするとかかる電気代の目安
お風呂場の換気扇をつけっぱなしにするとかかる電気代と併せて、毎日換気扇を数時間だけ使ったときの電気代を比較してみましょう。13W(1時間約0.65円)の消費電力で計算すると、以下のようになります。
- 24時間1ヶ月換気扇をつけっぱなしにしたときの電気代…13W×24時間×30日=約470円
- 1日3時間換気扇を使用したときの電気代…13W×3時間×30日=約59円
カビが発生したときのメンテナンス費用や手間、家の材木が劣化したりシロアリを駆除することになったときにかかる費用などを考慮すると、つけっぱなしにしておいた方が経済的!
500円以下でお風呂の状態を良好にキープできるのであれば、実践して損はありません。
まとめ
お風呂場の換気扇は、24時間つけっぱなしにしておいても大丈夫!電気代が高すぎることはなく、カビの発生などを防ぐメリットがたくさんあります。