目次
喪服を着用するときは、マナー厳守
喪服を着用する場面は、非常に限られています。だからこそ、着用時にはマナー厳守が鉄則です。喪服を着るときにしてはいけない、NG行為とはどのようなものが挙げられるのでしょうか?マナー違反な行動を取らないためにも、NG行動を把握しておきましょう。
喪服を着る時にしてはいけないNG行為5つ!
喪服を着るときにやってはいけない行動は、以下のものがあります。
1.喪服を着崩す
喪服を着崩すのは、言語道断!スカート丈を短くしたり、肩パットをかさましするなど、故人を偲ぶにはあまりにも失礼な格好と思わざるをえません。
また、サイズアウトしたものを無理やり着用したり、痩せてぶかぶかになった喪服を着用すると、アンバランスな印象を持たれてしまいます。
2.柄入りタイツを着用する
喪服を着用するときは、黒いタイツを履くのが鉄則です。しかし、黒ならなんでもよいというわけではありません。
- 柄入り
- ラメ入り
- 伝染している
- 破れている
上記のようなタイツは、着用不可!柄入りタイツなど、喪服にふさわしくないタイツしか所持していないときは、最寄りのスーパーや100円ショップなどで調達すべきです。
3.黒色以外のものを着用する
喪服は黒だからといって、そのほかのアイテムを黒色で統一しないのはマナー違反!
- 靴
- バッグ
- 髪留め
- アウターなど
できる限り黒色のものをそろえて、式に参加すべきです。ジュエリー類は黒でなくてもよいですが、キラキラ輝くものやきらびやかなものはNG。パールのジュエリーを用意しておくのが無難です。
4.喪服代わりにパンツスーツを着用する
喪服は堅苦しいので、黒に近いパンツスーツでの参列を検討しているという人もいるかもしれせん。しかし、パンツスーツでの葬儀参加は略喪服になるので、お世話になった人への葬儀には不向き。
御年忌や、家族葬であれば、マナー違反には当たらないこともあります。
5.エナメル質のバッグや靴を身に着ける
黒色であっても、エナメル質のものは光沢があるので、喪服とは相性がよくありません。光沢のあるものは、故人を偲ぶ場に持ち込むのはNG。バッグや靴は、特に注意が必要です。
喪服の正しい着方
喪服の正しい着こなし方は、以下の通りです。
- 大きなロゴ入りバッグや、光沢がある素材のものは着用を避ける
- ファーやアニマル柄のものは、殺生をイメージしやすいので着用しない
- 喪服は自分の体形にあったものを着用し、光沢の少ないアクセサリーを身に着ける
- 学生服や制服がある場合は、着用可能…制服は柄入りでも問題ないが、靴下はくるぶしたけNG
- アウターも含めて、黒色で統一
- 露出度が高くならないよう注意する
喪服は、正しく着こなすためにあります。故人を偲ぶ会に参列するための洋服なので、ぜひ正しい方法で着用しましょう。
まとめ
喪服を正しく着用することは、大人であれば把握しておきたいマナーです。マナー違反をしてしまわないためにも、基本的な知識を身に着けておくことが重要です。