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エアコンは月2回を目安に掃除することが推奨されている
皆さんはご家庭で使っているエアコンをどのくらいの頻度で掃除していますか。一般的にエアコンは、月に2回を目安に掃除することが推奨されています。使用頻度が高い場合は、毎週掃除することで快適に使用することができるでしょう。
エアコンは、室内の空気を吸い込み、冷暖房機能によって温度調節された空気を再び室内に戻すことで、室温を快適に保ってくれます。
したがって、エアコンを定期的に掃除しなければ、エアコン内部で溜まった汚れを室内に戻す空気と一緒に部屋へと撒き散らすことになってしまうのです。
エアコンを1年間掃除していないとどうなるの?
では、もしもエアコンを1年間掃除せずに使い続けていると、どうなってしまうのでしょうか。想像以上に内部が恐ろしい事態になっていることを知りましょう。
埃などのハウスダストや湿気が大量に溜まり酷い汚れに
エアコンを1年以上掃除せずに使い続けていると、埃などのハウスダストや室内の湿気を吸い込んでしまい、フィルターやエアコン内部に蓄積されてしまいます。
その結果、アレルゲンを発生させてしまったり、細菌が繁殖したり、場合によってはエアコンの寿命を縮めることにつながることも…。「思っていた以上に頑固な汚れがこびりついていて酷いことになっていた」という声も少なくありません。
細菌やアレルゲン、ダニが大量繁殖し人体に影響を及ぼす
部屋の空気を取り込む仕様となっているエアコン内部には、取り込んだ埃や花粉などのアレルゲンやウイルスが溜まっています。それにより、エアコン内部でダニや細菌が大量繁殖してしまうことがあるのです。
すると、大量に繁殖したダニや細菌を、エアコンが再び部屋へと空気を送り込む際に室内に送り出してしまうことになります。
アレルギー体質の方や免疫力の低い小さなお子様がいるご家庭はもちろん、多くの人に悪影響を及ぼす恐れがあります。
運転効率が下がり本体に負荷がかかるため電気代が上がる
掃除をしないまま放置していると、フィルターや熱交換器に埃が溜まってしまうため、効率良く温度調節した空気を送り出すことができません。
しっかり部屋に空気を送り込むために、エアコンはより多くの電力を消費し、パワフルな勢いで部屋に送り込もうとするので、電気代が上がりやすくなってしまいます。
最近は電気代がさらに高騰しているため、少しでも家計を節約したいと考えている方は、エアコンの掃除も頻繁に行うようにしましょう。
埃や湿気が蓄積されることで故障の原因に
埃や湿気がエアコン内部に蓄積されていると、エアコンが発する熱が湿気で固まった埃を熱してしまうため、エアコン本体の故障原因になることがあります。
実際、エアコンの故障原因の多くは、埃などの汚れが蓄積されたことが理由だといわれています。定期的に掃除することでエアコンの寿命を延ばすことができますが、反対に掃除をせずに放置していると、平均的な寿命よりも早く故障してしまうリスクが高まります。
自宅でやるべきエアコンの掃除方法を解説
エアコンを使用している時期は、月に2回、頻度が高い場合は毎週掃除することが推奨されています。一般的なエアコンの掃除方法は以下の通りです。
- エアコンフィルターに掃除機をかけて埃を取り除く
- フィルターを水洗いして乾燥させる
- エアコン内部の埃を取り除き、乾拭きする
- 乾いたフィルターを元に戻す
1回の掃除にかかる時間はそこまで多くありません。頻繁に掃除していれば、取り除く汚れの量も少ないため、さほど労力を必要としないでしょう。
ぜひエアコンを頻繁に使用しているご家庭では、エアコンフィルターと内部の掃除を定期的に行いましょう。
1年以上エアコン掃除していない場合はプロの業者に依頼を!
いかがでしたか。エアコンは定期的に掃除していなければ、あらゆるリスクを引き起こします。すでに長期間エアコンの掃除をしていないというご家庭は、ぜひ一度プロの業者に掃除依頼をし、徹底的に隅々まで掃除してもらいましょう。