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マットレスは正しく扱わなければ寿命が縮まる原因に
最近は、布団ではなくベッドを使うご家庭が増えています。ベッドのサイズ展開も幅広いため、大きめのベッドを購入して家族で使っていたり、スタイリッシュで機能性の高いベッドで収納スペースを確保しているという人も多いでしょう。
ベッドを使うにあたってマットレスは必須アイテムです。しかし、意外にもマットレスのお手入れを正しく行っていない、マットレスの注意事項を知らないという人は多くいます。
マットレスは正しくお手入れしなければ、ノミやダニが発生したり、汗や皮脂汚れによって不衛生な状態に陥ってしまいます。また、扱い方が悪いと型崩れを起こすなど、マットレスが早々に使えなくなってしまう恐れもあるので注意が必要です。
マットレスでしてはいけないNG行為5つ
マットレスの扱いを間違えると、マットレスの寿命を縮める原因になります。ここでは、マットレスの寿命を縮めてしまう可能性のあるしてはいけないNG行為を紹介します。
1.マットレスの上で飛び跳ねる
よく小さなお子様がベッドの上で飛び跳ねてしまうことがあります。その行為を「やめなさい」と叱っている親御さんも多いでしょう。
実際、マットレスの上で飛び跳ねるとマットレスの内部構造に大きなダメージを与えることになります。マットレスの形が崩れてしまったり、スプリングが弱ってしまったり、場合によっては壊れて怪我をしてしまう恐れもあるので危険です。
マットレスの上で飛び跳ねる行為はもちろん、マットレスの上を歩く行為も控えてください。
2.カバーをつけずに使用する
マットレスには必ずベッドカバーをつける必要があります。カバーをつけずに眠ってしまうと、眠っている間に出た皮脂汚れや汗などを直接吸収してしまい、カビやバクテリアの繁殖につながります。
また、ダニがマットレスに発生した場合、カバーをつけずに眠ってしまうと、直接体に害を与えられてしまう危険性もあるので、必ずカバーをつけて使用するようにしましょう。
3.マットレスの上で飲食する
マットレスの上で飲食してしまうと、食べかすがこぼれ落ちたり、飲み物をこぼしてしまい濡らしてしまう恐れがあるので、絶対にやめてください。
食べかすや飲み物がこぼれ落ちた部分から、細菌やバクテリアが繁殖しますし、何より睡眠をとる場所での食事は不衛生です。
4.マットレスに直射日光を当てる
マットレスを天日干ししようと考える人がいますが、マットレスを直射日光に当ててしまうと劣化してしまう恐れがあります。素材によりますが、マットレスが劣化すると、形が崩れてしまったり、機能性が弱まってしまう恐れがあるので注意が必要です。
直射日光を当てずに外干しするだけならば、カビやバクテリアを殺菌する効果があります。ただし、この場合も、長時間外干ししていると湿気を吸い込んでしまう可能性があるので、早めに取り込むようにしましょう。
5.マットレスの上に敷布団を敷く
マットレスの上に敷布団を敷いてしまうと、マット本来が持つ機能性を発揮することができないだけでなく、マットレスと布団の間に湿気が発生し、それによりカビが発生しやすくなります。
また、マットレスと布団を同時に使用することで、体に不要な負担がかかってしまい、眠りにくくなるというデメリットが起こることも。
マットレスの上に敷布団は敷かず、ベッドカバーやプマットレスプロテクターをつけて使用するようにしましょう。
マットレスを清潔に長持ちさせるためにするべきことは?
マットレスを清潔な状態に保ちつつ、長持ちさせるためには、すでに紹介したNG行為をせず、以下のお手入れを定期的に行うようにしましょう。
- マットレスにプロテクターをつける
- マットレスは定期的に回転させる
- 定期的に掃除機(布団クリーナー)をかける
- シーツは毎週(最低でも2週間に1度)は洗濯する
マットレス専用のプロテクターを使い、シーツを上からかけることで、汗や皮脂汚れ、またお子様がおねしょしてしまった時にもマットレスに染み込むことなく安心です。
また、マットレスを定期的に回転させることで、一箇所に負荷がかかることを避けることができます。こちらは1年に1回を目安に行うと良いでしょう。
そして、意外と忘れがちなお手入れが掃除です。布団クリーナーや掃除機に付属されている布団用アタッチメントを使って、必ず1〜2ヶ月に1回はマットレスの掃除を行いましょう。
マットレスは正しくお手入れして清潔に長持ちさせよう
いかがでしたか。マットレスは正しく扱い、定期的にお手入れすることで、清潔な状態で長く使い続けることができます。今まできちんとお手入れをしていなかったという方は、一度業者に依頼してマットレスのクリーニングを行うのもおすすめですよ!