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接し方に気を遣いやすい「怒ると黙る人」
相手を怒らせてしまったとき、話し合いをしますよね。お互いの誤解や関係に傷を残さないためにも、話し合いの機会は重要です。しかし、怒ると黙ってしまう人も一定数います。黙ってしまうと話し合いができないので、困るものです。
怒ると黙る人は、怒ったときどのような心理が働いているのでしょうか?
「怒ると黙る人」の心理や特徴5つ!
怒ると黙る人に見られやすい、心理や特徴を集めました。
1.怒りのあまり、言葉が上手に出ない
怒りの感情は、人間に思考力を狭めます。普段語彙力豊富な人であっても、怒りの感情で満ちているときはうまく言葉が出ないものです。
自分の感情をどんな言葉で表現すべきかとっさに浮かばないとなると、黙るほかありません。意図的に黙っているのではなく、言葉が出ずに沈黙しているのです。
2.相手に対してなにを言っても無駄だと思っている
相手に自分の言葉は届かないだろうと思っているときも、人は黙ってしまいがちです。
- 自分の言葉は浸透しないと思っているため、黙っている
- 自分だけでなく相手も感情的になっているので、怒りが冷めるまで待っている
- 相手は自分を見下しているので、なにを言っても無駄だと感じている
黙っている方が悪いと決めつけがちですが、黙っている人にはそれなりの理由があることが多いです。
3.話すことを拒否している
会話そのものを拒否しているときは、無言になるものです。
- 自分の意見は絶対に通らないと思っている
- 話すのも嫌なくらい怒っている
- 話せばいいように丸め込まれる可能性があるので、会話を拒否している
話すことそのものを拒否することで、自分がさらに不快な思いをするのを防いでいることもあります。
4.黙っていれば相手が折れるだろうと思っている
怒って黙っていれば、相手が折れて謝ってくれたり、自分の意見が通ると思っている人もいます。少しわがままな性格の人に見られやすい行動で、どこか幼稚さを感じる行動に見られることが多いです。
5.感情的になる姿や感情に任せた言葉を聞かれるのが恥ずかしい
怒り狂った感情的な姿を、相手や他人に見られることに対して恥ずかしさを感じているため、怒りが収まるまで黙っている人もいます。
感情に任せた言葉を相手にぶつけることで、相手との関係がさらに悪化したり、感情的になって言った言葉が的外れだった場合恥ずかしい思いをするのを避けていることもあります。
「怒ると黙る人」ときちんと話し合いをするための対処法
怒ると黙る人への対処方法は、以下のものがあります。
- 相手が話さないのであれば、こちらも話さない…お互い沈黙し、冷静さを取り戻す
- 席を外し、クールダウンする時間を設ける
- 間をおいて、相手が冷静さを取り戻したら話しかける
- わがままの場合は鵜呑みにせず、いけないことをしているということを伝える
怒ると黙る人の普段の性格を加味して、接し方を考えましょう。そうすることによって、相手との適切な関係を築きやすくなります。
まとめ
怒ると黙る人は、いくつかの理由や性格的な影響で、黙り込んでいる可能性が高いです。普段の様子をしっかりと観察し続け、相手に合わせた対処方法を実践しましょう。