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スギ花粉のピークは2月〜3月!花粉アレルギーの人は要注意
毎年、2月〜3月になるとスギ花粉によるアレルギー症状に悩まされる人が急増します。花粉アレルギー症状が重い人の中には、1月頃から反応している人も多いでしょう。
特に2023年は花粉の飛散量が多いと予想されているため、花粉アレルギーの人は早めに対策を行うことが推奨されています。市販薬を常備したり、部屋の掃除をこまめに行ったり、できる範囲で対策を行いましょう。
家の中に花粉が舞ってしまう「NG行為」5つ
家の中にも花粉は侵入してきます。特に家の中は密室なので、花粉が舞いやすく、また留まりやすいです。ここでは、家の中に花粉が舞ってしまうNG行為を紹介するので、ご自身やご家族が花粉アレルギーを発症しているご家庭では、特に気をつけましょう。
1.花粉飛散量ピーク時に換気する
花粉は、13~15時に飛散量のピークを迎えます。そのため、この時間帯近辺で換気してしまうと、外から花粉が家の中へと大量に入ってきてしまうのです。
花粉を家の中に入れないためには、花粉飛散量がピークに達する時間帯の換気を避け、少しでも家の中に入ってくる花粉の量を減らしましょう。
2.外干しした洗濯物を叩かず中に入れる
花粉アレルギーを発症している人は、花粉が飛散しやすい時期の外干しは避けるべきです。外干しした洗濯物に花粉が付着してしまい、そのまま家の中へと持ち込んでしまう恐れがあります。
また、外干しする場合は、必ず念入りに洗濯物を叩き、花粉を払い落としてから家に入れましょう。外干しした洗濯物を叩かず中に入れてしまうと、大量の花粉を家の中へと撒き散らしてしまうことになります。
3.花粉が衣類に付着した状態のまま帰宅する
外出している間に、目に見えない大量の花粉が衣類に付着しています。花粉が付着した状態のまま家の中へと入ってしまうと、自ら花粉を家の中に入れてしまうことになるため注意が必要です。
家の中に入る前に、一通り衣類を叩き、できる限り花粉を払い落としてから家に入るようにしましょう。また、玄関に空気清浄機をセットしておくことで、玄関より先に花粉を入れないよう対策することも可能です。
4.室内の掃除が不十分
花粉の飛散量が多い時期は、他のシーズンよりも念入りに室内の掃除を行いましょう。特に以下の部分は花粉が溜まりやすいため、重点的に行ってください。
- フローリング
- 家具の上
- カーテン裏
- カーペット
- ソファ
室内の掃除が不十分だと、花粉が溜まってしまい、換気の際や人の動きに合わせて舞ってしまいます。なるべく毎日掃除を行うようにし、花粉を溜め込まないように気をつけましょう。
5.拭き掃除の前に掃除機をかける
床掃除する際は、必ず最初に拭き掃除から始めましょう。拭き掃除の前に掃除機をかけてしまうと、掃除機の勢いで床に落ちている花粉が空中に舞ってしまい、上手く掃除機で吸い込めなくなってしまいます。
拭き掃除を先にしておくことで、ある程度の花粉を拭き取ることができますし、掃除機をかけた時も水分を含んだ花粉は床から舞い上がることが少ないため、確実に掃除機で吸い取ることができます。
家の中で花粉アレルギー症状を緩和させる対処法は?
花粉の飛散量がピークを迎える時期でも家の中で快適に過ごすために、花粉アレルギー症状を緩和させるための対処法を紹介します。
- 毎日掃除を行う(拭き掃除から掃除機の順番を守る)
- 玄関に空気清浄機を設置する
- 加湿器を設置して花粉を床に落とす
- 換気は花粉の飛散量が少ない深夜や早朝に行う
- 換気扇にはフィルターを貼り付ける
- 洗濯物は外に干さず室内干しする
- 帰宅時には衣類を叩いて花粉を玄関外で払い落とす
空気清浄機と加湿器を活用することで、外から持ち込んでしまった花粉を除去したり、加湿によって水分を含んだ花粉を床に落とし、鼻や口から花粉を吸い込むリスクを軽減できます。