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子育てがきついと感じる瞬間とは
子育ては、困難の連続といっても過言ではありません。どういったときに、困難だと感じやすいのでしょうか?
- 乳幼児期…子ども自身が自分の状態をうまく言葉にできずにぐずる・寝ない・いやいや期・トイレトレーニング・離乳食など
- 学童期…子どものいたずら・嘘・学校生活でのつまずき・子ども同士のいざこざ・学習面での不安など
- 青年期…思春期による体と心の変化・反抗期による八つ当たり・将来の夢と現実の差など
そのとき、その年齢に合わせた悩みが発生するのが、子育て最大の特徴です。
子育てがしんどいと感じた時に考えるべき5つのこと
子育てがしんどいと感じたときに考えるべきこととは、どのようなものがあるのでしょうか?
1.家事の手を抜き、育児に専念する
家事や育児を完璧にこなすのは、どんなに家事や育児に手慣れている人であっても困難なことです。家事と育児を天秤にかけ、どちらを優先すべきかを考えたとき、優先すべきは育児になります。
家事は多少を手を抜いてもOK!家が散らかっていても、使い終わった食器がシンクに溜まっていても、子どもの命にかかわりはありません。時間ができたときに、片付ければよいのです。子どもが幼い期間は、子どもと自分の体調や生活を優先させましょう。
2.できるだけ一人になれる時間を作る
子どもが幼いと、子どもとずっと一緒に居なければならない時間が長くなり、次第に息が詰まってきます。子どもは確かにかわいいけれど、24時間ずっと一緒にい続けるのは親であっても苦痛を感じるものです。
子どもと一緒にいてしんどいと思ったときは、まず伴侶に子どもを預けて一人になれる時間を作りましょう。入浴時間の30分や、子どもと伴侶が公園に行っている1時間だけでも、気持ちがリフレッシュしやすくなりますよ。
3.1年後を想像する
子どもは、1年後確実に成長しています。今と全く同じ状態ではないのです。離乳食を全く食べなくても、1年後も10倍粥を一口も食べずに母乳だけで生活してることはないのです。
今とてもつらいというときは、その場しのぎでもいいので、1年後もしくは2年後どうなっているのかを想像してみましょう。
4.誰かに話を聞いてもらう
育児に対して、どんなことがつらいのか、具体的なことを友人などに話して聞いてもらいましょう。わかりきったアドバイスや、相手によっては無意識のマウントを取ってくる可能性がありますが、その部分は真に受けなくてOKです。
誰かに話を聞いてもらって、心の中のわだかまりをすっきり解消することに意味があるのです。
5.子どもを安心して預けられる場所を利用する
子どもを安心して預けられる場所は、以下の通りです。
- 実家・関係が良好であれば義両親
- 保育所の一時預かり
- ベビーシッターやファミリーサポートなど
誰かを頼って育児をすること、育児の息抜きをすることは、決して悪いことではありません。むしろ定期的に行うべきというケースも、多くあります。
子育てがしんどいと思っている人に対していってはいけない言葉
子育てがしんどいと感じている人に対して、言ってはけない言葉は以下のものがあります。
- 自分の育児経験を語り始める
- 相手がいかに恵まれた環境にいるのかを説明する
- 昔の育児と比較し、現在の育児が楽だと見下す
- 求められていない段階でアドバイスし始める
- 今現在実家が遠く、伴侶の親と伴侶が頼れない相手に対して「誰かに預けたらいいのに」
- みんなが経験することだからと、相手の悩みや愚痴を軽視する発言など
育児の悩みは、みんな似ているようであってとらえ方が全く異なります。相手が悩んでいるのを知っていて話を聞くときは、聞くことに徹して共感してあげるのが鉄則です。
まとめ
育児がしんどいと感じることは、決して悪いことではありません。そんなときは、周囲に助けを求めて心と体を休ませてあげましょう。