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子どもは親がいれば幸せ、というわけではない!
子どもにとって、親は大きな存在です。成長し続けるうえで、絶対に欠かすことかできない、特別な存在であることは間違いありません。しかし、親がいるだけでは子どもは幸せになれないのです。子どもを不幸にしてしまう親の行動とは、どのようなものがあるのかをまとめました。
子どもが不幸になってしまう「親のNG行為」5つ
子どもが不幸になってしまう親の行動は、以下の通りです。
1.虐待行為が常習化している
子どもに対する虐待行為は、以下のものが挙げられます。
- 身体的虐待…暴力行為によって、相手を負傷させる
- 精神的虐待…相手を精神的に追い詰め、支配する
- 性的虐待…合意のない性行為、性的嫌がらせ
- ネグレクト…食事を与えない、服を替えないなどの、著しい怠慢行為
虐待行為は、子どもの命に直結しています。それだけでなく、子どもの心にも深い傷を負わせてしまう、許されない行為です。
2.子どもを常に見下す
子どもが話していることを、常に見下すような行動を取るのはNG。
- 子どもが話すことを、嘘だと決めつけて耳を貸さない
- 子どもの意見は、基本的にすべて却下
- ほかの子の前で、自分の子どもを嘘つき呼ばわりするなど
子どもには人権があり、大人がそれを侵害してよいわけではありません。
3.子どもは自分に言いなり、理想の姿であるべきと思い込んで接する
子どもは自分の付属品、自分の手で作り上げる芸術品であると勘違いしてしまうのは危険です。
- 自分の夢を子どもに押し付ける
- 自分の意見に対することもの反発を、絶対に許さない
- 自分が最良であると思う進学や就職プランを子どもに刷り込み、親の言いなりになるよう育て上げようとするなど
子どもは自分の気持ちを持っている、親とは全く異なる一人の尊い人間ということを忘れてはなりません。
4.過干渉で、親がどこにでもついてくる
子どもが遊ぶときや外出するときなど、どんな場所でも親がついていて監視するのはよくありません。子どもが親に依存してしまい、自立できなくなってしまう恐れがあります。
5.子どもの前で、常にネガティブ
子どもの前で、常にネガティブなことを言ってしまうのはNG。
- 伴侶に対する愚痴
- 将来のお金の話
- 現状の不安
- 周囲の愚痴など
子どもの前では、できるだけ明るい親でいることを心がけましょう。
子どもの幸福度をアップさせるためのコツ
子どもの幸福度をアップさせるコツは、以下のものがあります。
- できたことを褒めてあげる
- 子どもと向き合う時間を、十分に設ける
- 子どもと出かけて、新しい発見をする
- 子どものありのままの姿を受け止めてあげる
- 子どもに対して、挨拶・お礼・謝罪をしっかる伝える
- 過度な不安を抱かない
- 親自身が幸せであること
子どもが願うのは、親の幸福です。親が幸せで、家族全員が幸せであれば、子どもの心が満たされて幸福度がアップしやすくなります。
まとめ
子どもを不幸にしてしまう親の行動は、実は無意識に行ってしまいやすいものを含んでいます。子どもを縛り付けすぎず、個性を生かして子どもがのびのび育つ環境を整えてあげましょう。