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結婚生活が長いと年々愛情を感じられなくなる夫婦は多い
結婚生活が長くなればなるほど、「パートナーから愛情が感じられなくなった」と悩む人は増えます。特に女性は精神的な繋がりを求める人が多い傾向にあるため、「夫に愛されていない」と不満を感じやすいです。
最初は愛されていないという感情に不安や不満を感じていた女性も、ある程度、限界を超えてしまうと「もういいや」と諦めに達してしまう人が多く、このタイミングで離婚する夫婦も少なくありません。
男性と女性では、パートナーに求めるものや考え方が大きく異なると言われています。そのため、きちんと頻繁にコミュニケーションを取っていなければ、このように大きなすれ違いを起こしてしまうケースが多いです。
多くの妻が実感!?「夫に愛されていない」と感じる瞬間5選
では、「夫に愛されていない」と感じている女性たちは、どのような夫の言動に不満を感じているのでしょうか。ここでは「夫に愛されていない」と妻たちが感じる瞬間を厳選して5つ紹介します。皆さんは共感できる瞬間がありますか。
1.話をきちんと聞いてくれない
会話を振ってもきちんと話を聞いてくれない夫の姿に不満を感じる女性は多いと思います。男性は女性に比べて好きなことをやっている時、つい夢中になってしまい、他のことが疎かになってしまう傾向が強いからです。
また、女性よりもコミュニケーションに重きを置いていない傾向も強く見られるため、パートナーとの会話を重要視していないという考え方が、態度や言動に現れているのでしょう。
ただし、女性は精神的な繋がりや共感を求める人が多いため、話を聞こうとしない夫に対して、強い不満を感じやすいのです。
2.一緒にいても他のことに夢中でかまってくれない
一緒に過ごす時間を大切にしたいと考える女性は多くいます。会話したり、同じことをして楽しんだり…理想的な夫婦像ですよね。しかし、男性は一人の時間を大切にしたいと考える人が多いため、一緒にいても自分だけの空間に閉じこもり、なかなかかまってくれないことも多いです。
一緒にいても他のことに夢中でかまってくれないパートナーに対し、女性は「一緒にいても楽しくないのかな」「愛されていない」と感じることがあります。
せっかく一緒にいるのにスマホやゲームにばかり熱中してこちらを見てもくれない相手に、つい不満を漏らしたり、我慢の限界に達すると感情的になってしまったりする人もいるでしょう。
3.気持ちを理解しようとしてくれない
女性同士で会話をしている時、「わかる!」「あるある!」「だよね」など、共感する言葉が多く飛び交う傾向にあります。これは、多くの女性が自分の気持ちに共感してほしいと考えていることの表れです。
一方、男性は共感を求めるのではなく、事実や自分の率直な気持ちを述べる会話が多く、あまり共感を求めることはありません。そのため、女性と男性では会話で求めている「もの」が異なるという決定的な違いがあるのです。
この違いが夫婦間ではすれ違いに発展しやすく、女性は「気持ちを理解してくれない」「大変さをわかってくれない」と不満につなげやすい傾向にあります。
4.家事や育児を一緒にしてくれない
近年、妻の不満として常に話題に上る夫の生活習慣に「家事や育児を一緒にしてくれない」というものがあります。一昔前までの日本の夫婦関係がいまだに根強く残っていることもあり、「夫は手伝えばいい」、中には「やらなくていい」とすら思っている人もいるのです。
しかし、家事や育児はすべてを1人で負担するととんでもなく膨大な仕事量になります。積極的に協力して家事や育児をしてほしいのに、ソファーに寝そべってスマホをいじっていたり、子どもが泣いていてもゲームをしていたり…といった態度に腹が立つという女性は多いです。
これらの生活態度が積み重なり、「愛されていないから協力してくれないのかも」と悩みに感じる女性が増えます。
5.記念日やデートの相談をしても「なんでもいい」
付き合う前は記念日やデートの相談をすると、積極的に考えてくれていた男性も、なぜか結婚すると消極的になり「なんでもいい」と言うようになる…という話は珍しくありません。
「なんでもいい」と言われると、記念日もデートも「大切でない」「なんとも思っていない」と思われていると女性は捉えてしまうため、「愛されていないのでは」と不安に感じてしまいます。
実際、男性側は「プランを考えるのが苦手」「妻の好きなところに行ってあげたい」など、各々の考えがあるようです。しかし、それを口にする男性は少ないため、こうしたすれ違いが起こってしまいます。
夫婦円満の秘訣!お互いが愛し合うために必要な配慮は?
男性と女性では根本的な考え方が異なる点が多く、一緒にいる時間が長ければ長いほど、そのすれ違いは大きくなっていきます。
夫婦円満を維持するためには、大前提としてなるべく頻繁にお互い向き合う時間を設けることが重要です。その上で、以下のような配慮を女性側も、男性側も心に留めておくことがポイントとなります。
- 「話を聞いてほしい」ことを伝えてから会話する
- 理解してほしいことや望みはストレートに伝える
- その幾度「ありがとう」「ごめんね」を伝える
- 干渉しすぎずお互いの時間を大切にする
- 「違う人間」と割り切り不満点をある程度気にしないよう努める
- 感情的に怒ったり高圧的な態度を取ったりしない
- 相手に過度に求めすぎたり期待したりしない
男性は女性の気持ちを察する能力が同性である女性に比べて低いです。そのため、女性側は気持ちを直接的に、そして具体的に相手に伝えることを心がけましょう。その際、高圧的な態度で伝えるのではなく、やんわりと穏やかな態度で伝えることが大切です。
また、夫婦であっても違う人間であることを忘れてはいけません。違う環境で育ってきたため、考え方や生活スタイルが違うのは当然です。あまり干渉しすぎず、自分好みに染め上げようと期待しすぎることもせず、程よい距離感で接することが夫婦円満の鍵となります。
「違う人間」であることを理解して配慮することを忘れずに
いかがでしたか。女性側が「愛されていない」と感じていても、男性側は別の方法で愛情表現をしているということもあります。お互いが違う人間であることを忘れず、会話を積み重ね、お互いに配慮することを心に留めておくことが夫婦円満を維持する鍵となるでしょう。