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革靴は普通の靴のように扱ってよいものではない
革靴は、学生やサラリーマンなど幅広い人から愛されています。独特のツヤや質感は、見ているだけで美しいものです。しかし、革靴を普段使いしているスニーカーと同じように扱っていると、すぐに劣化してしまう恐れがあるので要注意!
革靴にしてはいけない「絶対NG行為」6つ!
革靴にしてはいけない行為は、以下のものがあります。
1.雨で濡れたものをそのまま放置する
靴に限らず、革素材のものは水との相性が悪いです。急な雨や、ついうっかり飲み物を革靴にこぼしてしまったとき、そのまま自然乾燥させようとするのは劣化を招く大きな原因につながる行為です。
出先で革靴に水分が付着してしまったときは、応急処置としてできるだけ素早く水分を拭き取ることが重要です。
2.ドライヤーで水分を乾かす
帰宅途中で雨に降られてしまい、革靴が濡れてしまった!水分は革靴の天敵だからといって、焦ってドライヤーを使って水分を乾かそうとするのはNG!
- 急激に表面が乾くことによって、革が収縮してしまう
- 革の変形で、全体的な型崩れを起こしやすい
- 急激な感想によって、革がごわついてしまい、履き心地を損なう
水分が付着したとしても、焦らずに対応しましょう。
3.つま先に衝撃を与える
スニーカーを履いたときのように、革靴を履いてつま先をトントンと地面に叩きつけてしまうのはNG!
つま先を傷めてしまう行為です。革靴のつま先は、手で触れるだけでも傷がつく恐れがあるデリケートな部分。そこを地面にトントンと叩きつけてしまうのは、傷や型崩れの原因につながります。
4.かかとを踏む
革靴に限らず、どんな靴であってもかかとを踏んでしまうのはよくありません。一度かかとが潰れてしまうと、再度同じ形に修復するのは難しく、かかと部分がしわしわになってしまします。
革靴でそれをやってしまうと、深いしわを作ってしまうため劣化を早める可能性大!
5.靴ひもを解かないまま足を入れる
革靴の靴ひもを解かないまま足を入れてそのまま履いてしまう行為を繰り返していると、革靴の履き口が変形してしまいます。履き口が不格好になってしまうと、革靴を履いたときの足首周りがだらしない印象になってしまうことが多いです。
6.脱ぎっぱなしにする
革靴を脱いでそのままにしてしまうと、履いていたときについたしわがそのままになってしまうため、型崩れの原因につながります。革靴を脱いで、靴の中に溜まった水分がある程度蒸発したタイミングで、適切なメンテナンスを行いましょう。
革靴の正しい取り扱い方
革靴の正しい使い方は、以下の通りです。
- 紐をほどいで、足を入れる
- 雨予報のときは履かない
- 水で濡れた場合、柔らかい布で水分を拭き取って吸水性の高いもの(新聞紙など)を詰めて、斜めかけにして日陰の風通しがいい場所で乾かす
- 普段使いしたあとは、靴の形を保つキーパーを入れる
- ブラシなどを使って、定期的なメンテナンスを行う
革靴は、正しい方法で使用し、定期的なメンテナンスを行うことでより長く履けるようになります。
まとめ
革靴を履くときは、普段履いているスニーカーと同じ感覚で履いてしまうのはNG!正しい方法で着用し、メンテナンスを行って、お気に入りの革靴を長く着用しましょう。