目次
なかなかお金が貯まらない…何気ない使い方が原因かも
たくさん使っている気はないのに、なぜだかお金が貯まらないという声は、多くの女性から耳にします。しかし、お金が貯まらないということは、それだけ多くのお金を使っているということ。無意識のうちにお金が貯まらなくなるような使い方が習慣化していることの表れです。
よく見られるお金が貯まらない原因の1つに、1つ1つの支出額は大きくないのに、総額を見ると高額な支出になっているというケースが挙げられます。
お金を貯めたい、お金の使い方を改善したいという方は、まず自分が何にどれくらいお金を使っているのか、そしてそこから不要な支出はないか、改善できる点はないかを知ることが重要です。
お金が貯まらない女性が今すぐやめるべき「5つのこと」
お金が貯まらないと困っている女性の皆さん!まずはお金が貯まらない女性がやりがちな習慣を知り、自分に当てはまる習慣がないか確かめてみましょう。1つでも当てはまっている方は、すぐに改善してください。
1.不必要な固定費を無意識に作る
まずは1ヶ月にかかる固定費を確認してみてください。光熱費や家賃、インターネットや携帯電話代などの通信費、習い事、生命保険料、メディア関連費用など、固定費には多くの費用がかかります。
特に最近では、コロナ禍の影響もあり、サブスクリプションに登録し、動画配信サービスを楽しむ人が増えています。不必要に幾つもサブスク登録していると、その分だけ支出額が膨れ上がり、意外と高額になっているかもしれません。
今の自分にとって不必要、あるいは過剰すぎるサービスなどは、できる限り削り、その分を貯金に充てるよう意識してみてください。
2.コスメやケア用品など定期で購入する
最近では、お気に入りのコスメやケア用品などの定期購入が盛んに行われています。
しかし、一度契約してしまうと解約は電話をしなければいけないなど、面倒に感じることが多いです。その結果、解約を先延ばしにしてしまい、不必要なコスメやケア用品が増えているということはありませんか。
毎月使うものであれば、定期購入することで割引特典なども受けられるため、お得に感じるかもしれません。しかし、不要なものはすぐに解約手続きを取り、不要な出費を減らしましょう。
3.気軽にネット通販で買い物してしまう
最近は店舗で購入するよりもネット通販で買い物をするという人も増えてきました。ワンクリックで購入できてしまう手軽さから、以前よりも買い物に対するハードルが下がっています。
それにより、じっくり考えずに購入してしまう人も多く、1つの購入額が低額であっても、その量が多く慣ればなるほど総額が膨れ上がり、結果として支出額が定めていた1ヶ月の支出額をオーバーしてしまうという事例が多発しています。
「ネット通販しがちだな」と感じる方は、一度ネット通販アプリなどを削除したり、登録しているクレジットカードのデータを削除するなどして、ネット通販断ちしてみてはいかがでしょう。
4.帰宅時にコンビニなどに立ち寄る
仕事や用事が終わった後など、つい近くに数多あるコンビニに立ち寄ってしまうという人は少なくありません。コンビニには、魅力的な商品が一見するとお手軽な価格で販売されているため、つい手にとってしまう人も多いでしょう。
しかし、実際はコンビニに置かれている商品を見ると、ドラッグストアなどに比べて高い価格設定になっていることも多く、毎日繰り返していると、軽く1ヶ月の支出額が1万円を超えてしまうことも珍しくありません。
つい立ち寄りがちなコンビニですが、毎日立ち寄ることは控え、「1週間のうち、この曜日だけ立ち寄る」など、自分の中でルールを決めましょう。
5.リボ払いを活用する
リボ払いとは、支払いを先延ばしにできるため、一見すると便利な支払い方法です。しかし、このリボ払いをつい多用してしまうことで、後々お金が貯まらない原因となったり、支払いが滞ってしまったりとあらゆる悪影響を及ぼします。
また、リボ払いやローン支払いは、利息や手数料が発生するケースが多く、通常の買い物よりも多くの支出額になりがちです。
基本的に買い物は、その時点で支払える価格の商品のみを購入するようにし、リボ払いやローン支払いは極力避けるようにしましょう。
お金を貯めるために日頃から行うべき習慣は?
では、つい不要な支出をしがちな女性がお金を貯めるためには、どのようなお金の使い方を習慣化するべきなのでしょうか。「お金を少しでも多く貯めたい」と強く思っている方は、ぜひ以下の習慣を意識してみてください。
- 総資産額と1ヶ月の支出と収入を把握する
- 仕事や用事が終わったら家に直帰する
- リボ払いやローン支払いは使わない
- ネット通販で購入するものは限定する
- 定期便での購入を避ける
- 将来を見越したライフプランを立てて計画に沿って貯金する
大前提として、自分の現在の総資産額と1ヶ月の収支を把握してください。その上で不必要な支出や支払いがあれば、解約手続きしたり改善したりしましょう。
さらに、リボ払いやローン支払いは極力使わず、定期便での購入も避けます。ネット通販で購入するものは重量のあるものなどに限定することで、「つい買ってしまった」の回避につながります。
最後に、貯金は将来を見越して行うものです。人生設計を立て、その年、月々どのくらい貯金するべきなのかを明確に知るため、ライフプランナーの方に相談することをおすすめします。
浪費につながる習慣は改善して計画的に貯金を
いかがでしたじゃ。無意識のうちに浪費している方は、まずお金の使い方に関する習慣を改善することが最重要です。自分の資産額や収支を把握した上で、できるところから早めに改善していきましょう。