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収納などで大活躍の突っ張り棒!使い方には要注意!?
ホームセンターや100均などで売られている、突っ張り棒!いろいろな使い方ができて、とっても便利ですよね。
しかし、使い方を間違えてしまうと、天井が抜けてしまうような緊急事態を招く可能性があります。突っ張り棒を使ってはいけない場所を把握し、正しく突っ張り棒を活用しましょう。
突っ張り棒を使ってはいけない3つの場所
突っ張り棒を使ってはいけない場所は、以下の通りです。
1.平らではない壁
壁自体が凸凹している素材のもののときは、突っ張り棒が本来持っているポテンシャルが発揮できなくなってしまいます。突っ張り棒は壁との摩擦が大きくなるほど効果をハックするアイテムです。
壁に凹凸がないと、壁との摩擦が低下するので、記載している重量を吊るすと耐え切れず突っ張り棒もろともものが床に落ちてしまいます。
2.天井下地がない場所に使って家具を固定する
天井下地とは、梁の部分を指します。二階建て住宅の場合は梁が見えにくいため、家具の固定をするとき適当になってしまいがち。天井と家具の間に突っ張り棒さえ設置しておけば、地震が来ても大丈夫と思い込んでしまうのは、非常に危険です。
梁がない場所に突っ張り棒を設置して家具を固定してしまった場合、地震が来たとき支えになる梁がないので、そのまま突っ張り棒が天井を突き抜けてしまう恐れがあります。
家具も不安定なため転倒リスクがあり、天井の修理代が余分にかかってしまうとなると大きな出費につながります。
3.薄い壁
壁自体が薄い場所に突っ張り棒を使って圧をかけ続けてしまうと、壁が突っ張り棒の圧に耐え切れず破損してしまう恐れがあります。穴が開いた壁を修理するのにはかなりの費用が掛かってしまうかも…。賃貸に住んでいるときは、特に注意が必要です。
突っ張り棒を使うときに注意したい点
突っ張り棒を使うときに注意したい点は、以下の通りです。
- 壁に凹凸がないか
- 壁自体が薄くないか
- 天井の梁(天井下地)があるところに、突っ張り棒を使って家具を固定できているか
天井下地は、目には見えないように作られています。探す方法は、天井下地を探す専用の道具を使用するのがおすすめです。ホームセンターで販売されているので、ぜひ手に取ってみてください。
小さな穴を天井に空けることに対して抵抗がある場合は、壁際に家具を置いて壁際に突っ張り棒を使って耐震補強を行いましょう。壁際には、必ず天井下地が使われています。
まとめ
突っ張り棒は、正しく使用しなければ本来持っているパワーが発揮できません。使おうと思っている場所を考慮し、突っ張り棒を適切に使用できているかを確認してみましょう。