ケーキを保冷剤で冷やしたら何時間まで大丈夫?食べてはいけないサインも解説

ケーキを購入したら、箱に保冷剤が入っていることが多いですよね。保冷剤があればケーキは少しくらい常温保存で大丈夫、と思ってしまうのは非常に危険です。保冷剤でケーキを保存できる時間は、非常に短いです。どれくらいの保存可能なのかを把握し、ケーキが劣化しないよう短時間で持ち運びましょう。

ケーキは劣化しやすい!保存方法は要注意

多数のケーキ

ケーキは、誕生日や記念日、手土産などで食べる機会が多いですよね。どンな種類でも美味しくて、特別な気持ちにありやすいのも特徴です。しかし、ケーキの保存方法を間違えるとあっという間に劣化してしまいます。

また、ケーキ屋さんでもらう保冷剤を使用した、ケーキの常温での長時間の保存は危険です。移動時間の面を考慮し、保冷剤を用いた場合ケーキがどれくらいの時間持つのかを把握しておきましょう。

ケーキを保冷剤で冷やすと、何時間まで大丈夫?

保冷剤

ケーキを保冷剤で冷やし続けると、何時間問題なく食べられるのでしょうか?

外気温が10℃以下を保っている場合

外気温が10℃以下であれば、保冷剤が溶け方が比較的穏やかです。真冬の寒さの底ともいえる時期だと、2時間程度持ち歩きできます。しかし、絶対に安全で絶対に食べられる状態が保てるわけではありません。

  • 車内温度が10℃以上
  • 温かい屋内に持ち込んだ
  • 熱を持っているものの近く(ストーにやコンロなど)に置いたなど

2時間保冷剤でケーキを持たせるためには、安定した10℃以下の気温をキープする必要がります。車移動でケーキを運ぶ場合は、暖房厳禁です。

外気温が10℃を超えている場合

春から秋にかけての季節は、外気温が10℃以上になります。そうなると、保冷剤の効果が弱まったり切れる時間が早くなります。

外気温が10℃を超えている状態のときは、ケーキの持ち歩きは1時間が限界です。真夏の炎天下などの条件がよくないときは、1時間持ち歩くだけでも傷む可能性が高いといえます。

保冷剤をとにかく大量に所持していたとしても、長時間の常温保存は不向きです。10℃以上の気温でケーキを持ち歩く場合は、低い温度を保ちやすくするためクーラーボックスを用意しておきましょう。

クーラーボックスに事前に保冷剤を入れてボックス内を冷やしておくと、3時間くらいまで保存可能な時間が伸びます。

とはいっても、早急に冷蔵庫でケーキを保存するに越したことはありません。車の場合は冷房を利かせてできるだけ早く自宅に運び、冷蔵保存しましょう。

ケーキを食べるべきではないサイン

ケーキが食べられない状態になっているサインは、以下の通りです。

  • 酸味が強い香りが漂っている
  • 生クリームがドロドロに溶けてしまった
  • フルーツの形状が変化している

生クリームは溶けやすいので、劣化スピードも速いです。生のフルーツも、あっという間に劣化するので油断は禁物といえます、保冷剤の複数所持やクーラーボックスを使ったとしても、できるだけ早く冷蔵庫でケーキを保存するようにしましょう。

劣化したケーキを無理やり食べてしまうと、食中毒のような症状が出てしまうことが多いです。

  • 腹痛
  • 胃もたれ、胃痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 場合によっては、発熱や脱水など

食中毒を軽視するのは危険です!体が弱い人や小児、高齢の人の場合は、命にかかわる症状に結び付くことがあります。

まとめ

ケーキは、非常い傷みやすい生菓子です。保冷剤を使った長時間の常温保存は、ケーキの腐敗につながる危険な行為といます。せっかく購入したケーキを腐敗させないためにも、保冷剤でケーキを保存可能な時間を把握して、正しい保存方法を守りましょう。

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