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一緒に過ごす時間が長ければ長いほどイラっとすることも多い
夫婦は元々赤の他人だった同士が家族になるため、育ってきた環境や価値観、考え方など様々な部分で違いが生まれます。
新婚だった頃はあまり気にならなかったことも、一緒に過ごす時間が長くなれば長いほど、些細なことに不満を覚えたりイラッとしたりしてしまう、という人も多いのではないでしょうか。
何の気なしに発した言葉が相手の気に触ってしまうことも少なくないため、小さな不満が積み重なった結果、価値観の違いを理由に離婚してしまう夫婦も増えています。
夫に言われたらイラっとする言葉5選
今回は、夫婦で過ごす日々でイラっとする事例の中でも、妻が「夫に言われたらイラっとする言葉」を紹介します。悪気なく発していることはわかっていても、どこかモヤモヤする…という感情に共感する人は多いのではないでしょうか。
1.「疲れてるから」
帰ってきた夫に家事や育児に関することを頼んだり、話を聞いてもらおうと会話しようとしたりしたところ「仕事で疲れているから」「疲れているから今度にして」と冷たく言い放つ態度にイラっとするという声は多いです。
仕事で疲れていることは妻側も逆も承知です。しかし、妻も育児や家事で1日を終えているため、疲れは溜まっています。最近では、日中は仕事をして、急いで帰宅した後に家事や育児に追われているという方も多いでしょう。
疲れているのはどちらも一緒。それなのに「疲れているから」と自分を優遇してもらおうとする態度に腹が立つ、という女性は少なくありません。
2.「俺の夕飯は?」
家事や育児に追われて疲れているところに夫が帰宅し、さも当たり前かのように「俺の夕飯は?」と言って退ける夫にイラっとするという声も多いです。
特に、子どもと夕飯が終わり、寝かしつけた後になって「俺の飯は?」と言われると、「タイミングを考えてほしい」「自分の分は自分で用意してほしい」とイラッとしてしまう妻は多くいます。
また、心遣いができない男性の中には、遅くに帰ってきて「おかずこれだけ?」などと文句を言う人も…。こんなことを言うくらいなら、自分で買ってきたり作ったりして満足のいく夕飯を用意すれば?と思ってしまうのも無理はありません。
3.「なんでもいい」
子どものことや夕飯の献立など、日常的にパートナーである夫に相談する機会は夫婦ならば多いですよね。しかし、聞かれたことに対して興味なさそうに「なんでもいい」と言う男性は少なくありません。
男性視点では、もちろん悪気はなく、相手の意見を尊重したいという気持ちから「なんでもいいよ」と言っている人もいるのでしょう。
しかし、女性側から見ると「興味がないからそっちが決めて」と大変なことを全て委ねられている気になってしまい、協力する姿勢が見えないと腹が立ってしまうのです。
4.「言ってくれればやるのに」
育児や家事に協力してくれない夫に対し、ついイライラとした気持ちを態度に出してしまうという人も多いでしょう。しかし、そんな妻に対して追い打ちをかけるように「言ってくれればやるのに」という夫の言葉…思わずイラァッと余計に腹が立ってしまいます。
「言ってくれればやるのに」という言葉の裏側には、「言ってくれないからやってないんだよ」「主体となってやるべきなのは君でしょ」という深層心理が垣間見えます。
そもそも家事や育児は家全体の問題です。妻だけに負担をかけるのではなく、気付いたら積極的に取り組み、自然と負担を分担できていることが理想的ではないでしょうか。
家のことは全てやってもらえて当然という意識が見え隠れしているからこそ、「言ってくれればやるのに」という言葉に腹が立つ妻が多いのです。
5.「〇〇(子ども)が泣いてるよ」
思わず「あなたも親でしょう!?」と驚きと怒りが入り混じった怒声を浴びせてしまいそうになる夫のイラつかせワードに「〇〇(子ども)が泣いてるよ」がランクインしています。
子どものいるご家庭ならではのエピソードですが、普段から主体的に育児に参加していないことがわかる一言です。自分から育児に参加していれば、子どもが泣いた時にこのような言葉をかけず、自ら駆け寄っていくはずですよね。
「〇〇が泣いているよ」と言いながらテレビを観ていたり、ゲームをしていたりする姿を見ると、自分の子どもである、自分が親であるという自覚をどこに置いてきたんだと絶句してしまいそうです。
夫からの言葉にイラっとしてしまった時の対処法
上記以外にも夫に言われてイラっとしてしまう言葉はたくさんあることでしょう。一緒に過ごす時間が長ければ、このような状況に置かれることは当たり前といえば当たり前です。
夫からの言葉にイラッとしてしまった時、他の人はどのように対処しているのでしょうか。夫にイラっとしてしまった時の対処法として、以下のような方法があります。
- 言われてイラっとする言葉の理由も兼ねて伝える
- イヤホンをつけて音楽やドラマなどに没入する
- ひとりになって気持ちを落ち着ける
- 夢中になれる趣味に取り掛かる
- イラッとした気持ちをノートなどに殴り書きする
- 友達に電話やメッセージで話を聞いてもらう
夫に直接伝えるという方法が、夫婦のコミュニケーション上、最適といえます。しかし、言ってもわかってもらえない、逆ギレさせるなどの問題が生じることもあり、かえって余計にストレスになってしまうことも…。
そんな時は、ひとりの時間を作ったり、自分だけの世界に没頭し、一度気持ちをリセットすることをおすすめします。自分の世界に入り込む方法は人によって違うので、ぜひ自分なりの没入方法を見つけてみてください。
夫婦はコミュニケーションが重要!定期的に話し合いを
いかがでしたか。皆さんもパートナーにかけられた言葉でイラっとしてしまうことはあるでしょう。そんな時は一度気持ちを落ち着かせた後、冷静な状態で話し合う場を定期的に設けることをおすすめします。