目次
手垢の掃除に使うおすすめの道具
- マイクロファイバーのぞうきん
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- メラミンスポンジ
- スプレーボトル
基本的には、上記の道具をそろえれば手垢の掃除ができます。
すべてドラッグストア・ホームセンター・100円ショップなどで購入可能です。どこで買ったものでも重曹やセスキ炭酸ソーダの効果にそれほど大きな違いはありませんので、費用を抑えたいときは100円ショップがおすすめです。
その他、掃除する場所に合ったおすすめのグッズがありますので、順番に見ていきましょう。
テーブル・ドアノブの手垢を落とすセスキ炭酸ソーダスプレー
手垢が付きやすいテーブルやドアノブは、セスキ炭酸ソーダスプレーで掃除します。スプレー型であれば自分で重曹作りやボトルへの入れ替えをする手間もなく、非常に便利です。
またこちらは液体タイプのスプレーなので、泡が垂れたり拭き残ったりすることがありません。テーブルやドアノブに噴霧しクロスでさっと拭くだけでキレイになるので、日常的に使えます。
電解水入りの洗剤であれば、軽い手垢だけでなく頑固な汚れも落とせるでしょう。
壁紙の手垢を落とす壁専用スプレー
壁紙の手垢は、弱アルカリ性の洗剤を使うとキレイに掃除することができます。壁専用のスプレーであれば、壁紙を傷めることなく手垢を落とすことができるでしょう。マイクロファイバークロスや布で、洗剤を噴霧しながら磨きます。
特にスイッチ周りは手垢が付きやすいので、入念に落としましょう。布で落とせないときは、メラミンスポンジを使うと効果的です。
また壁は面積が広く子供もよく触る場所なので、植物由来成分を使用した洗剤がおすすめです。
漆喰の手垢を落とすメラミンスポンジ
漆喰の壁に付いた手垢には、メラミンスポンジが効果的です。漆喰は汚れが付きにくいイメージですが、スイッチ周りのようなよく触る部分は手垢で黒ずみます。
漆喰の壁の手垢汚れは、メラミンスポンジで落としましょう。またメラミンスポンジがない場合は、消しゴムでも代用可能です。
テレビ画面の手垢を落とすキッチンタオル
テレビ画面の手垢は、キッチンペーパーで落とせます。キッチンペーパーに水を含ませて拭いたら、乾いたキッチンペーパーで水分を拭き取りましょう。手垢汚れがひどい場合は、水分を多めに含ませると効果的です。マイクロファイバークロスよりも、キレイに落とせますよ。
ちなみにテレビ画面は、ティッシュペーパーは使わない方がいいです。というのもティッシュペーパーは繊維が荒いため、テレビ画面を傷つけてしまう恐れがあるからです。
またアルコールやエタノールを噴霧すると画面が変色することがあるため、手垢落としに使うのはNGです。
パソコン・スマートフォンなどの手垢の掃除にはコレ
毎日使用するものだからこそ手垢がびっしりついてしまっているであろうパソコン・スマートフォン・電話機・リモコンなどの掃除におすすめのウェットティッシュタイプのクリーナーです。
拭き取り後にべたつきにくいという特徴があり、手垢を付きにくくしてくれます。またこれひとつで手垢の掃除が完了するので、よく使う作業スペース周りや、会社のデスク用としてもおすすめです。
鏡・ガラスの手垢を落とす専用クリーナー
鏡やガラス窓の手垢は、エタノールで掃除するのがおすすめです。鏡やガラスの汚れ落としスプレーで、手垢もキレイに落とせます。マイクロファイバークロスや布にスプレーを染み込ませ、しっかりと磨いてください。
エタノールは揮発するため、基本的に乾拭きは不要です。ただし拭きムラが気になる場合は、ガラス用ワイパーや新聞紙でさっと拭き取るといいでしょう。
革製品の手垢を落とすレザークリーナー
財布や手袋などの革製品は、専用のレザークリーナーで手垢を落とせます。クロスにクリーナーを染み込ませ、黒ずんだ手垢汚れを拭きましょう。乾いたクロスで乾拭きして仕上げます。
革製品専用の防水スプレーをしておけば、手垢が付きにくくなりますよ。
ピアノの手垢を落とすネル生地クロス
ピアノの手垢は、ネル生地クロスで落とせます。まずは固く絞った濡れ雑巾で塗装面や鍵盤を拭き、ネル生地クロスで乾拭きしましょう。手垢で曇ったピアノが、新品のようにキレイになるはずです。
ただし塗装面を拭いたあとに鍵盤を拭くと、鍵盤に汚れが付着してしまいます。それぞれ別のクロスで拭くか、先に鍵盤を掃除するようにしましょう。
ピアノの塗装面には専用のクリーナーがあるので、手垢がひどい場合は併用するのがおすすめです。また鍵盤用のキークリーナーというグッズもあるので、試してみてください。
頑固な手垢による汚れにはマイクロファイバークロス
激落ちくんで人気のマイクロファイバーのクロスです。洗剤と併用してさまざまな場所を掃除できますが、マイクロファイバークロス単体でもキレイに手垢を落とせます。
通常のクロスと比べて吸収力もがよく水拭きをしたいときのぞうきんとしても使うことができるので、持っていると便利です。水拭きにも乾拭きにも使うことができ、手垢などの油汚れをスッキリ落とせます。
毎日の掃除に便利なウェットティッシュ
手垢の付きやすいテーブルやパソコン周りに、さっと拭いてキレイにできるのがウエットティッシュです。エタノールが含まれており、脂っぽい手垢を即落とせます。
これひとつで手垢による汚れを落とすことができますので、他のアイテムを用意する手間がありません。ただしクロスと比べて厚みがないので、広範囲な場所や入念な掃除をしたいときは大量に消耗するというデメリットがあります。
貯まった手垢汚れを落とすというよりも、毎日の簡単な掃除におすすめです。
手垢を掃除する汚れ別の落とし方
手垢による汚れは、手の皮膚から分泌されている汗や皮脂が付着したことが原因です。手で触れた後、水分だけが蒸発して跡が残ってしまったものです。
ドアノブなど確実に手垢がついているだろうなと想像することができる場所以外にも、よく考えてみると日常生活の中で何気なく手で触れてしまっている場所が家中にありますよね。家中のあちこちに手垢による汚れがついてしまっているということなんです。
軽い手垢からひどい手垢まで、落とし方のコツがあります。手垢の掃除や落とし方を解説しますので、ご自宅の手垢が気になる部分に試してみましょう。
手垢による軽い汚れの落とし方
テーブルの軽い手垢の落とし方
かるい手垢であればマイクロファイバーのぞうきんで拭き取るだけでも十分キレイに掃除することができます。
なお、手に触れる場所を掃除するので、新しいマイクロファイバーのぞうきんを用意しましょう。少し手垢や指紋が付いているだけであれば、水に濡らす必要はありません。乾拭きのみで仕上げましょう。
壁の軽い手垢の落とし方
壁の軽い手垢は、消しゴムで落としましょう。平たい壁であれば、文字を消すのと同じ要領でこすって落とします。凹凸のある壁の場合は、消しゴムの角を使って小刻みにこすりましょう。へこんだ部分にたまった手垢も落とすように意識します。
消しゴムは100円ショップのものや自宅にある使いかけのもので構いませんが、断面はキレイにしておいてください。鉛筆汚れが付いたまま使用すると、壁に黒い汚れが移ってしまう可能性があります。
電気のスイッチやドアノブなどの触れる機会の多い場所は、マイクロファイバーのぞうきんで普段からこまめに拭き掃除をしておくと良いと思います。
テレビやパソコンの軽い手垢の落とし方
テレビやパソコンの手垢も、軽いものであればクロスで軽くなでるだけで落とせます。ただし液晶部分やリモコンは非常に繊細なので、液晶用のクロスを使うようにしましょう。ティッシュや水で濡らした布は使ってはいけません。
強くこすると液晶にゆがみが出たりするので、押さえるように拭かず、なでるように拭くよう心がけてみてください。
時間が経ってしまった手垢の落とし方
テーブルや壁の時間が経った手垢の落とし方
かるい手垢であればマイクロファイバーのぞうきんで良いのですが、時間が経ってしまった手垢やこびりついてしまった手垢によるテーブルや壁の汚れは、重曹またはセスキ炭酸ソーダを使って落とします。
- 重曹(セスキ炭酸ソーダ)のスプレーを作る
スプレーボトルに500mlくらいの水を入れます。そこに重曹またはセスキ炭酸ソーダを入れて混ぜます。重曹は大さじ1杯くらい、セスキ炭酸ソーダは小さじ1杯くらいで良いです。商品のパッケージに使用量の目安が書かれていると思いますので、そちらを参考にされてみてください。 - ぞうきんに吹きかける
重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水ができあがったら、マイクロファイバーのぞうきんに吹きかけます。 - 手垢をぞうきんで拭き、乾拭きをする
そして、手垢が気になる場所を拭いていきましょう。キレイに拭き取ることができたら乾いたマイクロファイバーのぞうきんで乾拭きをして仕上げます。
テレビやパソコンの時間が経った手垢の落とし方
テレビやパソコンの手垢を長く放置してしまった場合は、台所用の中性洗剤を使って掃除します。水100mlに対し洗剤を1g加え、しっかり混ぜましょう。水が滴らないよう固く絞ったメガネ用のクロスに洗剤水を含ませ、優しく拭いていきます。
なお時間が経ってしまったからといって、ゴシゴシこすってはいけません。水に含ませた洗剤が油分を除去してくれるので、優しく丁寧に汚れを落としてください。
こびりついてしまった手垢による汚れの落とし方
重曹またはセスキ炭酸ソーダを使っても落とすことができないほど頑固な手垢による汚れは、メラミンスポンジを使って擦り落とします。場所によってはメラミンスポンジで擦ることで傷がついてしまうことがあります。力いっぱいゴシゴシ擦ってしまわないように注意しましょう。
重蔵水またはセスキ炭酸ソーダ水を拭きかけてからメラミンスポンジで擦っても手垢による汚れを落としやすくなります。
まとめ
手垢がついたまま放置していると菌が繁殖してしまうことがあります。その場所に触れる度に手にその菌がついてしまいます。とくに小さい子供がいる家庭では衛生面にも気をつけたいですよね。掃除によって手垢をスッキリ落とすことができたらエタノールを使って除菌をしておくのも良いのではないでしょうか。