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DV男には要注意!知らずに結婚すると大変な目に…
今や3組に1組が離婚していると言われていますが、夫婦によって離婚原因は様々です。中には、配偶者にDV(ドメスティックバイオレンス)を受けたことが原因で離婚したという人も大勢います。
しかし、DVの加害者は力で相手を制圧してくるため、被害者側は身体的にも精神的にもダメージを負い、恐怖から相手に抵抗する勇気が湧かないことも多いです。また、DVを長期間にわたって受けることで、「自分が悪い」と思い込まされ、一種の洗脳状態に陥るケースも少なくありません。
最近では、男性が被害者になるケースも多く見受けられるようになりましたが、依然として女性がDV被害者になる例が非常に多いです。
相手がDVするような男性だと気付かずに結婚してしまうと、日々身体的にも精神的にも追い込まれ、自尊心を失われ、人生を滅茶苦茶にされてしまう恐れもあるので要注意です。
物理的なDVだけじゃなく精神的なDVにも注意
最近では、身体的な暴力を与える物理的なDVだけでなく、言葉の暴力による精神的なDVも注目されています。一種にモラハラに該当する精神的なDVも離婚原因になり得るのです。
例えば、無意味に大声で怒鳴りつけたり、他の人との交流を極端に制限する行為、相手を全否定するような言葉ばかり投げかけ自尊心を損なわせるような行為や無視ばかりするといった態度は、精神的DVに当てはまります。
精神的なDVは、被害者側は気付かず「自分が悪い」と思い込んでしまうケースが多いため、なかなか発覚しないことが多いです。気付いたら自尊心が失われ、相手の洗脳下にあるといった非常に恐ろしい状況に陥っていることも少なくないので恐ろしい行為であることがわかります。
結婚前に見分けて!DV男によくある『特徴・気質』5選
結婚前は優しかったのに、結婚したら暴力的になったというDV男の話はとても多く耳にします。実際、結婚前に相手がDVの気質を持っているかどうかを見極めることは簡単ではありません。
そこで、ここではDV男によくある特徴や気質を紹介するので、これから結婚を考えている方、あるいは既に結婚しており相手の言動に違和感を覚えている方は、ぜひチェックしてみてください。
1.こちらの意見を否定ばかりしてくる
DV男は、相手の意見を否定したり批判的な言動をしたりすることが多いです。「結婚前はあまりそういったことはなかったのに」という声もありますが、実は日常の些細な会話にそうした態度が出ていることもあります。
例えば、好きな映画のタイトルや好きな音楽アーティストの話をしたときに、その多くを否定したり批判したりすることはありませんか。
このように些細な会話でも、相手の意見や話の大半にネガティブな発言をしたり否定的な意見を述べたりすることで、相手の自尊心を低下させたり、自分好みに変えていったりといった特徴を持っています。
2.プライドが高くちょっとした言葉で不機嫌になる
日常会話の中で、ほんのささやかな揶揄いや発言に対して、突然不機嫌な様子や態度を見せ始めることはありませんか。こうした男性はプライドが高く、自分の思い通りの言動を相手がしないことに対して機嫌を損ねているのです。
結婚するとよりこの行動はエスカレートする恐れがあり、自分の思い通りに動かない配偶者に酷い言葉を投げつけるようになったり、無視を決め付けたりすることで無理やり反省を促したりといった行動をとるようになる恐れがあります。
最悪の場合、怒りに任せて暴力を振るうようになる恐れもあるため、非常に危険なサインです。
3.行動を把握し他の人との接触を制限する
DV男の特徴として、相手が自分の手の中にいないと気が済まない、被害妄想が激しいといった気質から、相手の行動を把握し、自分が気に入らない人との接触を制限するような言動を見せることが多いです。
「今日は何しているの?」と頻繁にメッセージを送ってきたり、「今、誰といるの?」「その食事会には誰がいるの?」と行動や接触する人の情報を逐一報告させます。
一見、言葉が穏やかなので単純に「愛されている」と思ってしまう女性も多いですが、実はこれこそが「結婚前は優しかったのに、結婚したら豹変した」の前兆である可能性が高いのです。危険なサインなので見逃さず、相手の言動を注意深く観察してみましょう。
4.イライラすると物に当たる
DV男を結婚前に見極めるポイントとして、イライラすると物に当たったり、車の運転が荒いなどのサインが挙げられます。
「人に暴力を振るうわけじゃないから大丈夫」という考えは危険です。今は物に八つ当たりしているかもしれませんが、これがいずれ配偶者に向く可能性は非常に高いからです。
また、不機嫌になるたびに物に当たられると、一緒に暮らす上で恐怖を感じるようになり、精神的な支配下に置かれてしまう女性は少なくありません。
さらに、車の運転はその人の本性が表れることが多いです。すでに運転の仕方が荒い場合は、一緒に暮らすようになると、DV男の片鱗が見え始めることも珍しくありません。
5.他人と彼女(家族)の前では態度が違う
良い意味で他人と彼女や配偶者の前で態度が違うというのは問題ありません。お互いを信頼しているからこそ、気を許せるというのは素敵なことです。
しかし、それがDVとして表れる場合は厄介です。外では穏やかで良好な関係を築ける人であっても、家に帰ると途端に不機嫌な態度を取ったり、物に当たったり、配偶者を気分で無視するような態度を見せたりする男性は少なくありません。
こうした違いは外からは見えにくいため、なかなか表面化しにくいという実態があります。また、被害者側も気付きにくく、自分が悪いと自尊心を低下させてしまいやすいので、そのまま洗脳状態に置かれてしまうケースも珍しくありません。
一緒にいる際、外では優しく穏やかな顔をしているのに、2人きりになった途端、悪口を言い始めたり、口調が荒くなったりする場合は要注意です。
結婚前にお相手にDVの特徴や気質がないか見極めて
いかがでしたか。DV男の本性を見極めることは簡単ではありません。しかし、必ず日常の些細な言動に少なからずサインは出ているもの。結婚を考えている方は、結婚前に改めてお相手にDVの特徴や気質が表れていないかチェックしましょう。