味噌にしてはいけない『ダメな保存方法』3選

味噌にしてはいけない保存方法とは

味噌は、一度購入すると長く使用できる調味料です。正しい保存方法を守れば、風味を落とさずに使用できて、いろいろな料理に活用できます。しかし、保存方法を間違えてしまうと、風味が落ちてしまい、最悪の場合破棄しなければならなくなってしまうかもしれません。最後まで味噌を美味しく楽しむためにも、NGな保存方法を把握しましょう。

和食料理に欠かせない味噌、上手に保存できていますか?

山盛りの味噌

味噌は、和食料理に欠かせない調味料です。洋食の隠し味にも使用されているので、いろいろな料理に使用されています。どんな家にもある可能性が非常に高い調味料ですが、正しい方法で保存しておかなければ劣化してしまうかも!

味噌にすべきではない保存方法とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか?正しい保存方法も併せてチェックしておきましょう。

味噌にしてはいけない『ダメな保存方法』3選

使いかけの味噌

味噌にすべきではない、NGな保存方法は以下の通りです。

1.空気に触れた状態で放置

味噌は、空気に触れっぱなしの状態が長く続くと、いろいろなトラブルが発生しやすくなります。

  • 黒っぽく変色しやすくなる…発酵が進み、味が劣化している状態(食べられる)
  • 水分や細菌が付着しやすく、カビが生える原因につながる

ほかの調味料同様、味噌も空気に触れ続けるのは不向です。

2.カビを放置したまま保存する

味噌にカビが生えても、味噌の表面にしかカビは生えないので、取り除けば食べられます。しかし、放置したまま保存し続けると、カビが増えてしまいます。

カビの取り除き方は、カビが生えている部分を1cmほど深彫りして破棄するだけの簡単な作業です。少しの範囲であればちょっと多めに味噌をすくって破棄するだけでOKですが、表面全体にカビが繁殖してしまうと、破棄する部分が多くなってしまいます。

残り少ない味噌にカビが生えてしまったら、すべて破棄しなければならないこともあるので、カビを甘く見てはいけません。

3.高温多湿の常温で保存する

味噌は湿気に弱い食材で、高温状態(20度以上)の場所での保存も不向きな食材です。未開封であれば空気が入らないのでカビの発生は抑えられます。しかし、発酵が進むので風味が変化してしまうかもしれません。

一度開封してしまうと、開封した場所から空気が入ってきてしまうので、カビが繁殖するリスクが高まります。湿気も侵入しやすくなるので、味噌の保存には不向きな状態です。

味噌の正しい保存方法

すくった味噌

味噌の正しい保存方法を身に着けて、薫り高く風味豊かな味噌を長く楽しみましょう。

  • 開封、未開封関係なく、冷蔵庫か冷凍庫で保存…味噌の発酵を停止させ、風味を保つ
  • 開封後は、味噌の表面にラップをかけてぴっちりと空気を抜き、その上から蓋をする

冷凍保存しても、味噌は固まりません。少し固くなりますが、すくって普段通りの使用方法で調理可能です。劣化を防げるので、できれば冷凍保存するほうがよいでしょう。

まとめ

味噌はカビが生えても食べられる調味料ですが、保存方法を間違えてしまうと味が劣化してしまう恐れがあります。いつまでも美味しく味噌を堪能するためにも、正しい保存方法を身につけましょう。

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