コンクリート打ちっぱなしの家って実際どうなの?4つのデメリットを徹底解説

コンクリート壁のモダンな室内

おしゃれな雰囲気のコンクリートの打ちっぱなしの家は憧れる人もいますが、実際に住むとなるとどうなのでしょうか?木造住宅にはないメリットもありますが、美しさを保ち快適な環境を維持するには、コストがかかるなどのデメリットもあります。こちらの記事ではコンクリート打ちっぱなしの家のデメリットをご紹介します。

コンクリート打ちっぱなし住宅とは

コンクリート打ちっぱなし住宅

洗練された雰囲気のコンクリート打ちっぱなし住宅ですが、木造住宅にはない特徴やメリットがあります。

特徴

コンクリート打ちっぱなし住宅とは、その名の通り、コンクリートの壁がむき出しになった状態で、タイルや壁紙を貼ったり塗装などが無い住宅です。

むき出しとは言っても、その表面はなめらかで、コンクリートの無機質な雰囲気が洗練された印象となり、デザイナーズ・マンションやおしゃれなレストランや雑貨店などで用いられています。

デザイン性に優れているだけではなく、木造住宅にはないメリットとして、柱などが少ないため広々とした大空間が作れることや防音性と耐火性に長けていることあげられます。

向いている人

防音性に優れているため、楽器の演奏者やミュージシャン、または楽器演奏などを趣味としている方には有利となります。大空間を実現できるため、普通の室内のスペースでは置けないような大きな家具や雑貨を配置することもできるでしょう。

コンクリート打ちっぱなしの家の4つのデメリット

コンクリート打ちっぱなしの室内

コンクリート打ちっぱなしの家には憧れている人も少なくありませんが、実際に住むとなると居住空間としてはマイナス面もいくつかあります。

1.夏は暑く冬は寒い

コンクリートは熱伝導率がとても高いため、外の気温の影響を強く受けます。つまり、夏の気温が高い時期はコンクリートを通して家の中が暑くなり、寒い季節は家の中もとても冷えるのです。そのため室内の温度調整は木造住宅より必要となり、冷暖房にかかる費用がかかることになります。

2.結露しやすい

コンクリートを打ちっぱなしにしていると湿気を吸い込み結露しやすいというデメリットがあります。特に新築物件は、コンクリートそのものが吸収した水分が完全に乾燥するまで数年かかるため、梅雨の時期でなくても室内の湿度は高くなりがちとのこと。

結露しやすいということは、カビが発生しやすく、カビが繁殖するとそれをエサにするダニも多くなる、という悪循環が起こります。このデメリットの対策としては、できるだけ湿気をため込まないよう、湿度対策を強化することです。

除湿器を使ったり、クローゼットなどは扉を開けて空気の入れ替えをしておきましょう。また、冬は水分を発生させる石油ストーブなどは避けエアコンを利用するのがおすすめです。

3.汚れが目立つ

カビが発生しやすいことに加え、コンクリートの素材をそのまま生かしているため、汚れを吸着しやすいというデメリットもあります。紫外線や雨などによりコンクリートの風化、劣化は確実に進みます。

室内の汚れとしては、結露を放置することで起こるシミなどがあげられます。雨による「シミ」や「コケ・カビ」などの汚れ対策として外壁の洗浄を5年に1度程度、定期的におこなうのが望ましいです。

4.コストがかかる

コンクリート打ちっぱなし住宅は木造住宅に比べて、建築にかかる費用相場は高い傾向にあります。そして、将来的に建て替えを検討する際など、コンクリート打ちっぱなしの家は大型重機での解体となるそうです。

さらに解体されたものは産業廃棄物に分類されるため、処理するためのコストも必要となり、一般的な木造住宅に比べると全体的にコストがかかることが考えられます。

おしゃれだけどデメリットも考えておこう

コンクリート打ちっぱなしの家は、洗練された雰囲気で見た目がとてもおしゃれですよね。室内も広々とした空間でスタイリッシュなイメージです。防音性や耐火性に優れていますが、実際に生活するとなると湿度の影響や冬は寒く夏は暑いため、決して過ごしやすい空間とは言えません。

防音性を重視して、音楽を趣味や仕事にしている方には向いているといえますが、デメリットを考慮しておく必要があるでしょう。

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