目次
珪藻土バスマットをやめた理由8つ
理由1. 吸収力が落ちたのでやめた
珪藻土バスマットには無数の小さな穴(細孔)があり、水分を吸収しています。穴一つ一つに吸水性がありますので、使っているうちに汚れなどで穴が塞がってしまうため吸水力が落ちてしまいます。
吸収力がいいので珪藻土バスマットを使っていたのに吸水できないのであれば必要ありません。藻土バスマットの寿命は種類によって異なりますが、平均的に2年程度です。
理由2. お手入れが面倒でやめた
珪藻土バスマットは陰干しすればOKといわれていますが、汚れがこびり付いたり、薄汚れてきた場合、紙やすりで珪藻土バスマット全体の表面を削る必要があります。これが思っていた以上に時間がかかりますし面倒ですのでやめたという人も多いようです。
理由3. 衛生面が心配でやめた
珪藻土バスマットの吸水力が落ちてくると、乾燥するまで時間がかかりますので、湿った状態が長く続きますので、雑菌やカビが繁殖する可能性があります。
カビが生えると床材にもカビが繁殖することがありますので大変です。また、長時間敷きっぱなしですのでホコリがついて臭いや黄ばみが出てきます。
理由4. 汚れが落ちないのでやめた
珪藻土のバスマットは汚れがついても洗濯できません。塩素系漂白剤を使用することができますが、汚れを落としきれないことも多く、汚くなったのでやめた人もいます。
理由5. 置き場所に困ったからやめた
珪藻土バスマットは折りたためません。使っていない時は立てかけておきますが、置き場所が無いと邪魔になりますのでやめたという理由もあります。
理由6. 床が傷ついたのでやめた
珪藻土のバスマットは硬いので床を傷つけることがあります。床に傷がついたのでやめた理由の一つです。
理由7. 割れた・欠けたのでやめた
珪藻土バスマットが割れたり欠けて使えなくなったのでやめたのはしょうがない理由です。珪藻土バスマットは丈夫そうに見えますが、衝撃に弱いという特徴があります。
理由.8 寒い時期はひんやりするのでやめた
寒い時期に珪藻土バスマットに乗るとはひんやりするためやめたケースもあります。
珪藻土バスマットをやめるメリット
置き場所が必要ない
珪藻土バスマットはたたむことができませんので、壁に立てかけたり珪藻土バスマット専用立てなどを置くしかありません。
やすりで削る必要がない
珪藻土バスマットは洗うことができませんので、紙やすりで削る必要がありましたが、その面倒がなくなりました。
床に傷がつかなくなった
珪藻土バスマットは硬いので床にくずがついてしまいましたがやめたのでその心配はなくなりました。
珪藻土バスマットをやめた理由が解決されたことになりますね。
珪藻土バスマットをやめて普通のバスマットにするデメリット
生乾き臭がする
濡れたバスマットをすぐ洗濯せずに敷きっぱなしにしていると生乾きの臭いがしてきます。家族でお風呂に入る時間帯がバラバラだと、敷きっぱなしにしている時間が長くなってしまいます。
お風呂から出たら、次の人が入浴するまでバスマットをハンガーにかけたとしても、濡れているものをかけているので長時間そのままだとやっぱり生乾き臭がしてきます。
カビの危険
生乾きの臭いがした時は、すでに雑菌が繁殖している状態ですので、カビも生えやすくなります。カビが生えると床にも放置する時間が長ければそれだけ雑菌が増殖していることになります。
洗濯回数が増える
布製バスマットを他の洗濯物と一緒に洗うのは抵抗がある方もいると思いますが、バスマットだけを洗濯すると水道代が増えるだけでなく時間も手間も増えてしまいます。
濡れているのが気持ち悪い
家族が使って濡れたバスマットは踏み心地が悪く、濡れ具合によっては気持ち悪いこともあります。
バスマットの選び方
珪藻土のバスマットをやめて布製のバスマットにする場合の選び方を紹介します。
自分がどのようなバスマットが欲しいのか決める
バスマット選びで重要なポイントは5つ。
- 肌触り
- 吸水性
- 速乾性
- 耐久性
- 清潔さ
例えば、「最後にお風呂になるのでいつもびっしょり濡れていて気持ち悪い」この場合、ポイントは速乾性、「頻繁に洗濯するので丈夫な生地が良い」この場合、ポイントは耐久性です。
自分が選びたいポイントに当てはまる素材を決める
布製バスマットの素材は大きく分けて5つ。
- コットン(綿)
- マイクロファイバー
- リネン(麻)
- ポリエステル
- アクリル
肌触り
- 綿(コットン)
- マイクロファイバー
吸水性
- 綿(コットン)
- マイクロファイバー
- アクリル素材
- ポリエステル素材
- リネン(麻)
速乾性
- マイクロファイバー
- ポリエステル素材
- アクリル素材
耐久性が良い素材
- アクリル素材
- ポリエステル素材
- リネン(麻)
清潔さ
- アクリル素材
- ポリエステル素材
これで、自分が必要とするポイントと素材が分かりますね。他の選び方として、「特徴で選ぶ」と「素材で選ぶ」があります。
特徴で選ぶ
特徴に該当するものを選びます。
- 抗菌・防臭加工
- 滑り止め加工
例えば、抗菌・防臭加工のバスマットが欲しい場合、素材の中から抗菌・防臭加工されているものを選びましょう。
素材でバスマットを選ぶ
綿(コットン)のバスマット
綿(コットン)は肌触りがなめらかなのが特徴です。天然素材のもつ自然由来の優しさは、どんな季節に使っても快適。
<メリット>
- 肌触りがなめらか
- 吸水性が高い
- 乾燥機が使用できる
<デメリット>
- 乾きにくい
- 耐久性がない
- 縮みやすい
マイクロファイバーのバスマット
マイクロファイバーとは、ポリエステルやナイロンをつかった合成繊維です。 繊維の細さが特徴で、極細繊維が水分をあっという間に吸収してくれます。
<メリット>
- 吸水性が高い
- 乾きやすい
- ふんわりした肌ざわり
- 丈夫で長持ち
<デメリット>
- 乾燥機が使用できない
- 雑菌が繁殖しやすい
- 強くこすると肌を痛める
- 古くなると水を吸わなくなる
アクリル素材のバスマット
吸水性が高い、シワになりにくい、洗濯しても縮みにくいなど耐久性があるのもあります。
<メリット>
- 吸水性が高い
- シワになりにくい
- 洗濯しても縮みにくい
<デメリット>
- 汚れやすい
- 吸水性は悪い
- ポリエステル素材のバスマット
滑り止めや「抗菌」「防臭」など、色々な機能を持っているものが多いです。
<メリット>
- 耐久性が高い
- 乾きやすい
- シワになりにくい
<デメリット>
- 吸水性は悪い
- 静電気が出る
バスマットのサイズは。敷く場所のサイズに合うものを選びましょう。ぴったりサイズよりゆとりがあるサイズがおすすめです。
<幅サイズ>
- 50~59cm
- 60~69cm
- 70~79cm
- 80~89cm
- 90cm~100cm以上
《 ポイント 》
- バスマットはポイント、素材、特徴、サイズから選択する
- バスマット選びのポイントは「肌触り」「吸水性」「速乾性」「耐久性」「清潔さ」
- 素材は「コットン(綿)」「マイクロファイバー」「リネン(麻)」「ポリエステル」「アクリル」
- 特徴は「抗菌・防臭加工」「滑り止め加工」
最後に
バスマットは毎日使うものですので耐久性やお手入れのしやすさは重要なポイントです。珪藻土バスマットをやめた人は自分にあった布製バスマットを買いましょう。
滑り止め加工が施されているバスマットは、洗濯を頻繁に繰り替えすと滑り止め効果が薄れる場合もあります。毎日使うものだからこそ、清潔さやお手入れのしやすさは大事ですよね。
特に、お風呂に入ってきれいになってから踏む最初の場所が汚れているなんて本末転倒です。
最近のバスマットは、抗菌加工や防臭加工が施されたものも多くあります。珪藻土のバスマットは洗濯不要で手軽ですが、月に1度程度、定期的に陰干しややすり掛けを行いましょう。