目次
お風呂の排水口は使うたびこまめに掃除するのが吉!
皆さんはお風呂の排水口をどのくらいの頻度で掃除していますか。お風呂の排水溝には、皮脂汚れや石鹸汚れ、髪の毛など、さまざまな汚れが溜まるので、確認するたびに「嫌だな」と思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、これだけ多くの汚れが集まる排水口は、長らく放置してしまうと汚れを落とすことが難しく大変になってしまいます。そのため、なるべく排水口は使うたび、こまめに掃除することが望ましいとされています。
ですが、やはり毎日掃除するのは大変、面倒くさいと思ってしまう人も多いでしょう。その場合は、毎日ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛だけでも取り除いてください。これだけでも掃除にかかる負担が軽減されます。
基本のお風呂の排水口掃除方法をあらためておさらい
ここでは、あらためて基本的なお風呂の排水口の掃除方法をあらためておさらいしておきましょう。
- ヘアキャッチャーの髪の毛を取り除く(できる限り毎日)
- 掃除用ブラシに中性洗剤をつけて排水口やヘアキャッチャーを洗う
- 詰まりや臭いが気になる場合はパイプクリーナーを活用する
先に紹介したように、ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛は、なるべく毎日取り除きましょう。
その上で、掃除用ブラシやスポンジにお風呂用の中性洗剤をつけ、排水口やヘアキャッチャーを洗います。こちらもなるべく毎日行うことを推奨しますが、毎日が難しいという方は、1週間に1〜2回を目安に行うと良いでしょう。
もしも詰まりや臭いが気になる場合は、市販のパイプクリーナーを流し込み、パッケージに記載されている時間に従い放置します。その後、水で流すと排水口の奥まできちんと掃除してくれます。
お風呂の排水口掃除で『絶対してはいけない行動』4選
お風呂の排水口掃除は、誤った行動をすると危険な事態に陥ってしまうこともあります。ここでは、お風呂の排水口掃除で絶対にしてはいけない行動を紹介するので、今後掃除する際は十分注意してください。
1.パイプクリーナーを使い長時間放置
パイプクリーナーを使う場合、商品によって含まれている成分は異なりますが、きちんと時間を確認して説明通りに行う必要があります。
パイプクリーナーを流し込み、必要以上に放置してしまうと、クリーナーによって取れた汚れが中で固まってしまい、かえって詰まりの原因となってしまう恐れがあるのです。
最後に流す際、もしも水の通りが悪いと感じたら、何度も水を流して詰まりを解消してから完了させましょう。
2.塩素系洗剤を使う際に換気をせずに行う
カビ取り剤など塩素系の洗剤を使って掃除をすることもあるでしょう。その時は、必ず換気を行った状態で掃除してください。パッケージにも注意書きとして記載されていることが多い注意事項です。
塩素系洗剤は非常に強力です。匂いもきつく、人体にも悪い影響を与える恐れがあるため、きちんと換気をしなければ体調不良を引き起こす恐れがあります。
掃除が完了した後もしばらくの時間は窓を開けたり換気扇をつけたりして換気を行いましょう。
3.使う洗剤を複数同時に使用する
お風呂掃除に使われる洗剤(薬剤)の中には、他の成分と混ぜてしまうと有毒ガスを発生させるものもあります。この場合、洗剤のパッケージに大きく注意書きされていることが多いです。
狭い浴室という空間で有毒ガスが発生してしまった場合、気分の悪さや頭痛、めまい、嘔吐などの体調不良を引き起こす危険性があります。
非常に危険な状況を生み出してしまう恐れがあるので、成分の強い洗剤を使用する際は、必ずパッケージの注意事項欄を確認し、他に一緒に使用してはいけない成分や洗剤がないか確認しましょう。
4.パイプクリーナーを熱湯で洗い流す
最初に登場したパイプクリーナーですが、通常の中性洗剤とは違う成分が含まれています。そのため、中性洗剤であれば熱湯で洗い流しても問題ありませんが、パイプクリーナーは熱湯で流してしまうと問題が発生する危険性があるのです。
例えば、パイプクリーナーの商品によっては、含まれている薬剤が熱湯によって成分分解され、有毒な塩素ガスを起こしてしまう危険性があります。
吸い込んでしまうと体調不良を引き起こしたり、皮膚に付着すると炎症を引き起こしたりとさまざまな危険性があるので、必ず水で洗い流すようにしましょう。
排水口の掃除はこまめに正しく安全に実践しよう
いかがでしたか。排水口の掃除には、通常の中性洗剤だけでなく特殊なクリーナーや薬剤を使うこともあるでしょう。その場合、扱い方を間違えると有毒ガスなどを発生させる恐れがあるので、必ずパッケージに注意事項に従い使うようにしましょう。