快気祝いに贈ってはいけない『NGなもの』3選 タブーとされる理由と渡すべきものとは?

快気祝いは、退院した人に贈るお祝いです。退院した人という点に注目し、相手に不快な思いをさせないよう贈りものを選ぶことが重要!どのようなものが快気祝いに適していないのかをチェックし、マナー違反をしないよう注意してくださいね。快気祝いに贈るべきものの、ポイントについても紹介しています。

快気祝いの内容には注意が必要!

退院のイメージ

入院はどんな人でもする可能性があり、入院中は心細かったり心身に大きな負荷がかかることが多々あります。だからこそ、退院した人との仲が深ければ深いほど、快気祝いをして相手の退院を喜びたいものです。

快気祝いは祝う気持ちが大切だからといって、なにを贈っても失礼にはならないというわけではなありません。どのようなものを贈ると失礼になってしまうのか、チェックしておくとマナー違反を未然に防げますよ。

快気祝いに贈ってはいけない『NGなもの』3選

パジャマ

快気祝いに贈るべきではないものは、以下のものが挙げられます。

1.病床を思わせるもの

入院中生活の大半を過ごした病床を思わせるようなアイテムを贈るのは、再度入院する可能性を相手の脳裏によぎらせてしまいます。

  • パジャマ
  • 病院で使っていそうなスリッパ
  • タオル類
  • 寝具類…ベッドカバー・枕・毛布など

いくら高品質なものであっても、快気祝いには贈るべきではありません。退院した人から頼まれた場合を除き、寝具類を贈るのは避けるべきです。

2.根付くもの

根を張る植物を快気祝いに贈ると、病床に根を張ってしまうイメージを持たれるのでよくありません。

  • 観葉植物
  • 多肉植物
  • 鉢植えの花

菊やシクラメン、ツバキなど縁起がよくない花を贈るにも、基本的にNGです。花を贈るときは、フラワーアレンジメントのようなものや、花屋さんに快気祝いである旨を相談して見繕ってもらいましょう!

3.あとに残るもの

快気祝いが手元に残ると、ケガや病気など入院の原因になったものがあとに残るという意味を持たせてしまうのでNGです。

  • 繰り返し洗って使えるタオルや衣類など…病やケガを繰り返す
  • 手元に残るペンや食器など

普段使い出来て手元に残るものは、もらうとうれしいかもしれません。しかし、快気祝いとして贈ってしまうのはマナー違反になります。

快気祝いおすすめのものとは

カタログギフトを見る女性

快気祝いを選ぶときは、手元に残らないものを選ぶことを意識しましょう。

  • お菓子…洋菓子や和菓子など、好みと食べやすさを考慮したもの
  • お茶やコーヒー、紅茶など…あとに残らず、ブレイクタイムに家族で楽しめる
  • 洗剤や入浴剤…洗剤は匂いが強すぎず使いやすいものを選び、入浴剤は少し高級感があるもの
  • 今治タオル…「今、治る」とロゴがよいため人気が高い
  • カタログギフト…ほかのものより高級なので、特別な人の快気祝いにおすすめ
  • 頃合いを見て食事会を開く

洗剤やせっけん類は、病気を洗い流すという意味を持っているので多くの人が選んでいます。今治タオルは、語呂がよく手元に残ってくれるので人気を集めています。

昨今は金券やクオカードを快気祝いに贈ること自体を、タブーとすることが少なくなってきました。しかし、快気祝いにお金を渡すのはよい贈り物ではありません。年齢を重ねている人やマナーを重視する人への贈り物には、不向きといえます。

まとめ

大切な人の退院をを心の底からお祝いするときは、贈る物にもこだわりを持つべきです。消費できる、手元に残らないものの中から、相手が喜んでくれるものを選んで贈りましょう。

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