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数字の最大数は想像以上にたくさん!
毎日生活を送る中で、数字の桁を聞いたり口にすることは多々あります。お金の計算やものを数えるとき、スポーツや遊び、仕事など、数字と私たちの生活は切っても切れない関係です。普段使わないような桁の数字があるということは、大人であれば知っている人が大半ではないでしょうか。
その中でも親しみがあるのが、無量大数です。無量大数を習うのは、小学生のとき。非常にインパクトが大きいため、無量大数が数字の最大値と思いやすいが、実はそうではなありません。無量大数以上の数字を知り、豆知識を増やしましょう!
“無量大数”以上の数もあるって知ってた?
無量大数以上の数字は、実は想像以上にたくさんの種類があります。
無量大数以上の数は、たくさんある!
無量大数以上の桁は、128桁あるといわれています。無量大数以上の桁をいくつか紹介するので、知っているものがないかチェックしてみてください。
- 洛叉(らくしゃ)
- 倶胝(くてい)
- 阿庾多(あゆた)
- 那由他(なゆた)
- 頻波羅(びんばら)
- 矜羯羅(こんがら)
- 阿伽羅(あから)
- 最勝(さいしょう)など
最終的には、不可説不可説点(ふかせつふかせつてん)という単位になります。聞いたことがある人は、おそらく多くはないのではないでしょうか。
普段使わないものだからこそ、豆知識として知っておくと、なにかの役に立つことがあるかもしれません。子どもの夏の自由研究にもおすすめです。
どうして数えきれないほどの桁があるの?
上記の単位は、正式な単位ではなく仏典に記されている単位です。数字では表せないほどの大きな数を設け、悟りの功徳の大きさを示すためのものとして作られたとされています。人によって功徳の大きさが変わるため、欠かせない単位なのです。
普段なじみのない大きな桁は、非常に重要な意味をもっています。生活を送る中では使用しない漢字が含まれている桁もあるので、見慣れない漢字の意味を調べてみるのも面白いかもしれません。
一般的に使用する数字の桁数とは
一般的に使用するのは、「兆」までが多い傾向です。たまにニュースなどで「景」を使用することがあります。そのほか、大企業では大きな桁を使用した数が使用されることもあるでしょう。
桁が大きな数字を、数字のまま書き表すと、非常にとっつきにくく読みにくいことが大半です。普段の生活の中で使用する以上の桁の数字を表すときは、適度に漢字を使用して桁を区切ると読みやすくなるので、少し大きめの桁まで知っておくと便利かもしれません。
まとめ
大きすぎる桁を知ると、いつ使うのか疑問に重いこともあるかもしれません。大きな桁を設けることには意味があり、使用されている漢字の意味を知ることで、さらに新しい発見があるかも!