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エアコンは1日中つけてても壊れない?
昨今、夏や冬の気温は尋常ではありません。エアコンを長時間使わなければ、体調を崩してしまいます。でも、エアコンをつけっぱなしにしてしまうと、故障しないか心配ですよね。
エアコンをつけっぱなししても、すぐに壊れてしまうということはありません。しかし、部品の劣化が進みやすくなるので、寿命が縮む恐れがあります。
エアコンにすべきではないNG行為
エアコンの寿命を縮めてしまう、NGな行為とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。
1.設定温度の上げ下げ
部屋が涼しくなったり暑くなったからといって、すぐにエアコンの設定温度を変えてしまうのはNG。エアコンに負荷をかけるだけでなく、電気代が高くなる行為です。
夏場の場合は、部屋の温度は28度になるようエアコンで調整し、涼しくなったら風量を落とすか自動運転に切り替えると節電になりますよ。暑いと感じたら風量を上げて、サーキュレーターなどでエアコンの風を室内に循環させることも重要です。
2.こまめに消す
部屋が過ごしやすい温度になったからといって、すぐにエアコンを切ってしまうのはよくありません。エアコンを切ったら徐々に室温が上がり、数十分としないうちにまたエアコンをつけることになります。
エアコンは室温を一定に保つ効果を持つ機能を持っているため、過度に室内を冷やしすぎてしまうことは少ない傾向。室温が変化したあとに、再度室内を設定温度にするときに電気代がかかり、エアコンにも負荷がかかってしまいます。
数時間外出して誰も部屋に居ないとき以外が、エアコンをつけたり消したりしない方が節約になることが多いです。
3.掃除しないまま使用する
エアコンの掃除は、こまめに行いましょう。まったく掃除しないまま継続使用してしまうと、カビなどを室内にばらまき、健康を害してしまうかもしれません。エアコンの寿命も縮まりやすくなるので、掃除しないままの継続使用はNG。
4.スプレー式の殺虫剤を、エアコンに直接吹きかける
エアコンの中にゴキブリなどの虫がいるからといって、スプレー式の殺虫剤をエアコンに吹きかけてしまうのはNG。エアコンは精密機械なので、故障する可能性が高いです。
エアコンに必要なお手入れ
エアコンにすべきお手入れは、以下のものが挙げられます。
- フィルター掃除…約2週間おきに掃除。取り外してほこりを掃除機で吸い、水洗いして日陰干し
- 本体の拭き掃除…汚れが気になったときに掃除。本体カバー、吹き出し口、風向きルーバーの拭き掃除を行う
- プロのメンテナンス…1~2年をめどに1回掃除を依頼
本体の拭き掃除を行うときは、基本的に水拭きです。エアコンクリーナーでのメンテナンスは、洗剤を残してしまう可能性があるのでしない方がよいといわれています。内部の掃除は、プロに任せましょう。
まとめ
エアコンは、使い方によって電気代が高くなることもあれば、節電しながら使用することもできます。継続使用しても故障することは少ないので、上手にエアコンを使って厳しい季節を乗り切りましょう。