気持ちが落ち込んでいる時に言ってはいけない『NGワード』5選 前向きになるためのコツは?

落ち込む女性

気分が落ち込んでいる時は、ついネガティブな発言をポロッとこぼしがちです。しかし、そうした発言は自分の心に大きなダメージを与えていることもあります。今回は、気持ちが落ち込んでいる時に言ってはいけないNGワードや、前向きになるためのコツを紹介します。

発言や行動は気分を左右する…ネガティブな言動は控え

落ち込んでいる様子の女性

日本には、古来より「言霊」という言葉があります。言葉には力が宿ると考えられている一種の思想のようなものですが、実際、言葉にはその人の感情を左右する力があると言われています。

例えば、ポジティブな言葉をあえて口に出すことで、自分のやる気を復活させたり、前向きな気持ちに変えることができます。反対に、ネガティブな言葉を発してしまうと、感情がその言葉に引き寄せられるかのように落ち込みやすくなる傾向があるのです。

そのため、普段から気分が落ち込みやすい人や感情の起伏が激しい人は、発言や行動に気をつけ、自分を前向きに導けるような言葉選びを心がけることをおすすめします。

気持ちが落ち込んでいる時に言ってはいけない『NGワード』5選

気持ちが落ち込んでいる時は、余計に感情を落ち込ませてしまうようなネガティブな発言は控えるべきです。ここでは、気持ちが落ち込んでいる時に言ってはいけないNGワードを紹介します。皆さんも意識的に使わないよう注意しましょう。

1.「疲れた」

つい「疲れた」という言葉を発してしまう人は多いと思います。しかし、「疲れた」という言葉は、発した本人の精神力に大きく影響を及ぼすと警鐘を鳴らすメディアや医師も多いです。

気持ちや気力が疲れ切っている時に、「疲れた」と改めて口にしてしまうと、その言葉によって疲れをより実感してしまうため、余計に疲れたような気がしてしまったり、気持ちが落ち込んでしまったりするのです。

「疲れた」という言葉よりも「よし」と喝を入れるような言葉や「お疲れ様」と自分を労わるような言葉を発することをおすすめします。

2.「忙しい」

忙しい時にも「忙しい忙しい」とつい口にしてしまったり、「あぁ、もうこんな忙しい時に」と口に出してしまう人が多くいます。しかし、実際に仕事ができる人には、忙しい時でも「忙しい」と口にしない人が多いと言われています。

「忙しい」という言葉を発することで、耳からその言葉が脳へと入り、余計に「忙しい」という現状を実感してしまいがちです。すると、精神的に余裕がなくなり、パフォーマンスが悪くなると言われています。

なるべく「忙しい」という言葉は口にせず、自分を奮い立たせるような言葉を発したり、これからすべきことを順序立てて確認するなど有意義な言葉を発しましょう。

3.「もう無理」

「もう無理」という言葉は、自分の限界をそこまでで止めてしまうため、あまり良い言葉ではありません。実際、「もう無理」と言葉に出すと、本当にこれ以上はやる気が出ないと認識してしまい、やる気が落ちてしまいます。

また、「もう無理」という言葉に精神が引っ張られてしまい、気分が落ち込むだけでなく、余計に疲れを感じてしまうこともあるのです。

「もう無理」と自分の限界を実感するような言葉は控え、一度休憩を挟んでから前向きな言葉を自分自身にかけてみてはいかがでしょうか。

4.「できない」

「できない」という言葉も「もう無理」と同様に、自分の限界を決めてしまう言葉です。

誰かに頼まれごとをした際、自分の可能な範囲を超えているという時に「難しいです」と回答することは間違いではありません。

しかし、自分の言い聞かせるように、今取り組んでいることに対して「できない」と発してしまうと、本当に自分には不可能なのだと気分を落ち込ませてしまう恐れがあります。

「できない」ではなく「やってみよう」「できるはず」など、自分の気持ちをポジティブに維持する言葉を心がけてみてください。

5.「でも…」などのネガティブな接続詞

「でも」「だって」など、ネガティブな接続詞を使ってしまうと、次に出てくる言葉もネガティブな言葉になってしまいがちです。

「でも、自分にはできない」「でも、無理」など、相手のかけてくれた言葉に反発するかのような言葉は、自分はもちろん、相手にも良い印象を与えません。そのため、こうしたネガティブな接続詞も、極力使わないよう心がけましょう。

前向きになるために意識するべきこと・コツは?

外で目を閉じ深呼吸している女性

前向きになるためには、なるべく明るくポジティブな言葉を口に出すことを意識するべきです。ネガティブな発言は気持ちを落ち込ませてしまいますが、ポジティブな発言は自分を奮い立たせてくれます。

今回紹介したNGワードも、別のポジティブな言葉に言い換えるようにしてみましょう。例えば、「疲れた」ではなく「よし!」「お疲れ様」に言い換えると良いでしょう。

一度言葉に出してしまうと、発した言葉が耳から入り、脳に影響を及ぼします。精神的に余裕を失ってしまう恐れがあるので、心で思っていても、口に出す言葉はポジティブな言葉を意識してください。

また、一度深呼吸する、笑顔を作るなど、ポジティブな行動や仕草を意識的に取り入れることも、前向きになるためには効果的です。

日頃からポジティブな言動を意識してみよう!

いかがでしたか。ネガティブなワードを口に出してしまうと、その発言が脳に影響を及ぼし、気分を落ち込ませてしまいます。少しずつでも良いので、日頃からポジティブな言葉を意識的に使うよう心がけてみましょう。

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