枕の向きはどの方角がいいの?風水的な意味と運気が上がる位置

昔から風水は運気に影響があると言われていますが、ただのおまじないではなく気と水が人体にあたえる影響を考慮した学問となっています。風水を生活に取り入れると、体内のさまざまなバランスがよい方向に保たれて実際に体調がよくなる、気分が落ち着いたりテンションがあがるなどの効果が期待できます。今回は枕の向きについてお話ししますので、ぜひ参考にして下さい。

枕の向きにはそれぞれ意味がある

ベッドに置かれた枕

眠る時に枕の方角は気にするでしょうか。枕の向きは縁起のよさや運気に関係していると言われており、占いが好きな人の中には気にする人も多いです。

特に有名なのは北枕で、この方角で寝ると縁起が悪いとされています。北枕がよくないという俗説が生まれた経緯には諸説あり、「釈迦が亡くなった時に北枕だったため死を呼び寄せる」、「当時の貴族が北枕で寝ていたため庶民が真似しないようデマを流した」、「当時の日本の家屋は北から風が吹き込んでくる構造だったため頭が冷えるのでよくない」と言われたなどの説があります。

また、日本では死者を北枕にしますが、これには死後の世界で厚遇されてほしい、埋葬する前に息を吹き返して欲しいという願いが込められているそうです。

風水においても枕の向きは重要視されています。風水では陰陽五行と方位が運気を高めるという独自の考え方をしており、どの方角に枕を置くかでどのような運気を呼び込むかが変わってきます。

風水の考え方を生活に取り入れるとちょっとしたことで喜べるプラス思考になるほか、運気を高めるための行動をしていたらいつのまにか家の中が綺麗に片付いていたなどのメリットもあります。

生活の中では睡眠は特に重要なもので、一生のうちの三分の一前後を眠って過ごすことになります。風水における枕の向きが睡眠の質と運気にあたえる影響を把握して、ぜひ生活に取り入れていきましょう。

枕の向きの風水的な意味を解説!

家と風水

風水とは持って生まれた力以外にも、環境によって人の運命を変化させられるという考えが元になっている環境学です。

発祥は中国で、そこからアジア全体に広まりました。日本には600年ごろに伝わり、街づくりや重要な建築物を建てる際などに活用されたそうです。

風水では生活すべてを使って運気を高めるという考え方をしますが、玄関、キッチン、寝室に関しては特に重要とされています。方角に合った色も運気に関わっており、寝具のカバーなどの色を工夫することで運気の上昇をさらに高めることもできます。

北枕の効果や意味

北は風水においては水の方位となっており、悪い気を流し気のめぐりが良くなる方角とされています。気は北から南に巡るという考え方から運気が上昇すると言われており、北枕だと吹き込む風によって頭が冷やされ、足は暖かいのでよく眠れるという具体的な根拠もあるようです。

相性のいい色はピンク、オレンジ、黄色、ワインレッドとなっています。北は財産、子宝、愛情と信頼などをつかさどっており、恋愛運や金運を高めることができます。

北東枕の効果や意味

北東は風水においては土と山をつかさどり、特に神聖な方位で清浄と不浄が大きく影響すると言われています。土地や財産や生活の変化に関してとても影響力の高い方位とされていますが、いい影響と悪い影響の落差が激しいとされているため、北東枕にする際には注意が必要です。

不浄が影響する性質から綺麗な空間だと運気が上昇し、逆に汚れていると悪夢をみるなど運気が下がってしまいます。ラッキーカラーは白です。

東枕の効果や意味

東は木をつかさどる方角で、仕事運、恋愛運、強運を呼び込み発展と成長を促すとされています。東から昇る太陽がやる気と向上心を引き出してくれるので、活力が湧いて若々しくなり運気が上昇するそうです。ラッキーカラーは赤、青、ホワイト、ピンクとなっており、充実した刺激的な毎日を送りたい方におすすめとなっています。

南東枕の効果や意味

南東は東と同様に木をつかさどる方角で、恋愛運、対人運、旅行運が上昇します。南東枕で上昇する運気はどれも人との縁を引き寄せる効果があり、誰かと協力して何かを行うときには特におすすめとされています。ラッキーカラーはピンク、グリーン、ベージュなどの淡いナチュラルな色となっています。

南枕の効果や意味

南は火をつかさどる方位で、才能運、人気運、くじ運、直観力などを高めることができます。才能を発揮して人の注目を集めたり、直感が研ぎ澄まされて正しい選択ができるなどの効果が期待できます。

また、宗派にもよりますが、仏壇を向けるのに適した方角ともいわれていますね。ラッキーカラーは緑、白、ゴールドとなっており、睡眠時はカーテンでしっかり遮光し、自然素材の寝具を使うことで運気のバランスが変動しづらくなります。

南西枕の効果や意味

南西は土をつかさどっており、生活に安定をもたらすことができる方位です。家庭運や結婚運が上昇し、こつこつと続けてきた小さな努力が実るなどの効果が期待できます。ラッキーカラーは茶色、白、黄色などの落ち着いた色となっています。

西枕の効果や意味

西は金をつかさどっており、金運、商売運などがアップし楽しいことが起きやすくなると言われている方位です。効果は目に見えづらいですが、長期的に続けることで収入の増加などが見込めます。西枕と相性のいい色はゴールド、黄色、ピンクなどで、ゴージャスなインテリアも運気を高めてくれるそうです。

北西枕の効果や意味

北西は西と同様に金をつかさどる方位で主人の方位とも呼ばれており、仕事運や援助運を高めて出世したり近所での評判を上げる効果が期待できます。

また、神仏を味方につけることができる方位でもあるので思わぬ幸運が舞い込んでくることもあります。ラッキーカラーはブラウン、ホワイト、ベージュなどの落ち着いた色です。

運気を上げるためのおすすめの枕の向き

ホテルの枕

枕の向きはそれぞれ上昇する運気が違うため、自分のライフスタイルや目標を意識して方位を選ぶのがおすすめになります。

家庭の安定や恋愛の成就を願う場合は北枕や南西枕や南東枕がおすすめになり、仕事で成功したい場合は東枕、勝負で勝ちたい場合は南枕、金運を上げたい場合は西枕と北西枕がそれぞれおすすめとなります。

また、北枕は運気の変動が少なくバランスを整えてくれると言われているため、特におすすめの方位とされています。

「鬼門」になる枕の向き

方位除け

風水的に北東は神聖で不浄の影響を受けやすいですが、日本においても鬼門とされる方角になっています。鬼門は神様が出入りすると言われており、建物を建てたり模様替えをする時などは悪いことが起こらないようにと非常に気を遣います。

枕の向きで運気を上げるためには寝室を綺麗にすることがどの方位でも大切ですが、北東枕は影響が特に大きいのでしっかり掃除しましょう。

枕の向きで注意すべきこと

枕を持つ女性

枕の向きを変えることで運気を上げることができますが、注意したいこともいくつかあります。枕の向きだけに気を遣っていると運気が上がらなかったり、運気のバランスがおかしくなることもあります。

寝室を清潔にする

寝室にほこりなどがあって汚れていると運気が上がりづらくなったり、逆に下がってしまいます。空気清浄機を設置してまめに掃除するなどの工夫で運気が上がりやすくなります。

陰陽のバランスを意識する

自分の精神状態、ライフスタイルに合わせた枕の向きを選ばないと、気分が落ち込みすぎてやる気が低下してしまったり、気分が高揚しすぎて細かなミスが目立つなどの弊害が起きてしまいます。

陰の気を取り入れて一人で落ち着きたい場合は北枕、陽の気でやる気を出して積極的になりたい場合は東枕というように向きを工夫していきましょう。

数日おきに向きを変える

風水では停滞は気のとどこおりが起こってよくないという考えもあり、数日おきに枕の向きを変えるのがいいと言われています。自分の精神状態を見ながら適度に向きを変えていきましょう。

寝室の鏡にベッドが映らないようにする

寝室は着替えをする空間でもあるので鏡が置かれている場合が多いですが、鏡にベッドが映ると就寝中に運気が下がってしまうと言われています。鏡がある場合はベッドが映らないように配置を工夫しましょう。鏡が動かせない場合は布をかぶせることでも運気の低下を防ぐことができます。

気の出入りが激しい場所にベッドを置かない

ドアの正面や窓の近くにベッドを置くと、気の出入りが激しいため運気のバランスが不安定になってしまいます。ベッドを少し移動するか、のれんや仕切りなどで隔てるようにすると安心です。

ドアに足を向けないようにする

風水では頭を冷やして足を温めると気の巡りが悪くなるという考え方があるため、気の通り道である窓やドアに足を向けて寝ると運気や陰陽のバランスが不安定になってしまいます。足はドア側にしないようにしたり、ベッドとドアの間に敷居をして気が直接体に触れないようにしましょう。

方角以外に枕で運気を上昇させるテクニック

カラー枕

風水的に寝室は気の巡りを正常に戻して気力を回復する空間なので、特にレイアウトに注意が必要な場所となっています。枕の向き以外でも気の流れを意識したレイアウトを取り入れることで運気を上げることができるので参考にして下さい。

生年月日に合わせた開運の方角などを取り入れる

風水には何百もの流派がありますが、そのほとんどには生年月日による開運の方角、ラッキーカラー、ラッキーナンバーが存在します。最近はインターネットで検索することでも自分の生年月日から開運の方角などを知ることができるので、こちらを知ることでさらに運気を上げやすくなります。

方位にラッキーカラーを取り入れる

枕の向きを変える時には、その方位に合わせたラッキーカラーを取り入れることでよい効果を出すことができます。運気をさらに上昇させたり、運気の上昇を穏やかにして陰陽のバランスを保つといった効果が期待できるので積極的に取り入れていきましょう。

就寝時も真っ暗な状態にしない

明るさは金運に関わっており、風水的には寝る時でも完全に真っ暗な状態にしない方がいいと言われています。間接照明などを置くことで金運を常時上がり調子にすることができるのでおすすめです。

床にラグマットを敷く

就寝時以外でも足をなるべく冷やさないことで運気が上がりやすく下がりづらい体質になります。床にラグマットなどを敷いて保温して運気を呼び込んでいきましょう。

枕の向きを意識して豊かな生活を送りましょう

ベッドで寝る女性

風水では気と水の力を取り入れることで運気を変動させることができます。家の中で特に運気の変化が起こりやすいのは玄関、キッチン、寝室ですが、これらを風水的に工夫すると、運気の上がりやすい住まいにすることができると言われています。

枕の向きを変えるだけで、思いがけない幸運があるかもしれませんよ。ぜひ風水を生活に取り入れて、不浄を遠ざけていきましょう。