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梅干しの食べ過ぎによるデメリット
梅干しを食べすぎることで塩分を摂り過ぎてしまい、高血圧症や不整脈、脳こうそく、腎臓疾患などになるリスクが高まります。
また、多量の塩分摂取は、体が水分を体内に溜めこもうして、むくみを引き起こすと言われ、そのむくみが体重増加につながることもあるそうです。
梅干しの食べ過ぎにならない量はどのくらい?
梅干しはメーカーによって、味付けや大きさなど異なりますが、主流となっている大粒の梅干し(10~20g)で考えると、1個当たり1、2g程度の塩分が含まれています。
健康な成人の1日の塩分摂取量は大体7~9gくらいといわれています。梅干し以外でも、食事の中に塩分は含まれているので、1日に食べる梅干しは1、2個程度、多くても3個までにしたほうが無難でしょう。
特に、妊婦さんは、梅干しを食べる人が多くなるようですが、毎食ごとに梅干しを食べると塩分の摂り過ぎになってしまうので、1日2個程度にするか、減塩梅干しを食べるようにするのが良いでしょう。
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梅干し「カリカリ梅」は食べ過ぎるとどうなる?
小さくて持ち運びにも便利、いつでも手軽に食べられるカリカリ梅。通常の梅干しは完熟した柔らかい梅を、塩で1ヶ月ほど浸けこんで熟成させ、天日干しで仕上げられたものです。
一方、カリカリ梅は、小梅を塩だけでなく、焼酎や砂糖、赤しそなどが含まれて調味液に浸けこんで、天日干しをせずに作られるものです。
加工して作られていますが、栄養価ではどちらも大きな違いはないそうなので、カリカリ梅も梅干しと同様、食べ過ぎれば塩分の摂り過ぎとなります。食べやすいカリカリ梅ですが、食べ過ぎには気を付けてください。
梅干しの効果効能
疲労回復効果
梅干しに含まれるクエン酸は、疲れの元と言われている乳酸を抑える働きがあるため、疲労回復効果が期待できるそうです。クエン酸は、糖質の代謝を促し活性化させる働きもあると言われているので、栄養素をエネルギーに変える働きがスムーズになるそうです。
食欲増進効果
梅干しを食べることで、クエン酸が唾液の分泌を促してくれるため、食欲を増進させる効果が期待できます。また、胃液や消化酵素の分泌を高め、消化吸収を助けてくれたり、腸の働きを活発にしてくれる働きもあるそうです。
抗菌効果
おにぎりやお弁当に梅干しを入れるのは、クエン酸は殺菌・除菌効果が優れているため、微生物の繁殖を抑える効果があるからです。そして、梅干しを食べることで、食中毒の原因となる菌に対する効果も期待できると言われています。
ただし、減塩タイプの梅干しは、クエン酸の量も少なくなり、防腐効果は劣りますし、お弁当の真ん中に梅干しを置いても、梅干しが触れている部分のみ効果が発揮されるため、お弁当全体が殺菌・防腐されるわけではありません。
梅干しのおすすめの食べ方
薬味やサラダに梅干しをいれる
冷奴やそうめんを食べる時の薬味に、大葉やみょうがの千切りに、種を除いて刻んだ梅干しを混ぜ合わせたり、いつものサラダに、種を除いて梅干しを、適当な大きさに刻んで混ぜ合わせると、さっぱりします。
鶏肉との組み合わせ
鶏肉料理に梅干しを使うレシピも多いです。チーズやマヨネーズと一緒に加えてみたり、鶏肉と梅干しのパスタもおすすめです。
梅干しヨーグルト
無糖ヨーグルトに梅干しをのせて、ハチミツをかけて食べる梅干しヨーグルト。腸内環境を整え、便秘解消やダイエット効果も期待できるそうです。
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まとめ
梅干しは健康効果や殺菌効果も期待できるので、毎日の食事に積極的に取り入れたいですね。ただし、気になるのは塩分です。
3度の食事に梅干しを食べると塩分の摂り過ぎになってしまうかもしれませんので、食べ過ぎには気を付けてください。減塩の梅干しや、ハチミツ梅干しなどもおすすめです!