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缶詰の賞味期限の目安
昨今の日本は、災害が多く発生しています。大きな災害があった場合、重宝するのが備蓄していた缶詰です。缶詰は賞味期限が非常に長く、いろいろな種類のものが発売されています。
- 水産缶詰…約3年
- 果物缶詰…約2~3年
- 野菜缶詰…約2~3年
- 畜産缶詰…約3年
上記の賞味期限が、缶に刻まれていることが大半です。
賞味期限切れの『缶詰め』食べても大丈夫?
缶詰は賞味期限が長い点が大きな特徴ですが、賞味期限が長すぎるので期限内に食べ忘れてしまうことも多いですよね。賞味期限が切れた缶詰を食べても、問題ないのでしょうか?食べてはいけないサインも併せて、ご紹介します。
賞味期限が切れて食べても問題なし
保存状態に問題がなければ、賞味期限が過ぎていても問題なく中の食材を食べることができます。賞味期限が切れているものを食べる場合は、一気に食べるのではなく、香り、見た目、味、食感に問題がないか確認して食べるかどうか判断を下してくださいね。
消費期限の場合は、期限内に消費しましょう。消費期限が切れてしまったのであれば、食べない方が無難です。
この状態では食べてはいけない
缶詰だから賞味期限が切れていても問題なく食べられるのかというと、そういうわけではありません。下記のような変化がみられる場合は、食品が劣化している可能性があります。
- ふたが開いて、隙間ができていた
- 中身が変色している
- ドロドロしていて異臭がする
- カビが生えている
- 食べたときに、舌がピリピリしたなど
ふたが開いていなくても、缶の劣化による破損で缶に隙間ができていたら、中の食材は劣化します。保存状況を把握したうえで、中身の保存状況をチェックしましょう。
どれくらい賞味期限が過ぎたら食べない方がいい?
缶詰は、保存状態がよければ賞味期限が切れていても食べられることが多いです。具体的には、数年過ぎていても食べられることが多い傾向。
期限を数年過ぎたものを食べるのは、若干不安かもしれません。そういった場合は、上記で紹介している異変がないかを確認して食べるかどうか検討しましょう。
缶詰の正しい保存方法
缶詰の正しい保存方法は、以下のようになります。
- 直射日光が当たらない場所…日光やコンロの火、暖房に当たると、缶の色や食品の風味が落ちる
- 湿度が高くない場所…缶の劣化、錆を防ぐ
- 温度変化が少なく、風通しのよい冷暗所で保管
台所のシンク下や、床下収納などがおすすめの収納場所です。そのほか、温度変化が少ない場所で保管している避難用バッグの中などにあるものは、賞味期限が過ぎていても食べられる可能性が高いです。
まとめ
缶詰の賞味期限は、あくまでも目安の期限です。切れてしまったからといって、破棄しなければならないわけではありません。内容物の状態を確認し、食べられるかどうかを見極めましょう。