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一度冷凍したパン、リベイクに失敗しがち
たくさんパンを入手したら、食べきれない分は冷凍してリベイク!いつでも美味しいパンが食べられると思いきや、想像していた仕上がりにならないこともしばしばありますよね。
- パサパサに仕上がる
- カチカチになってしまう
- 熱の通りにムラがある
上記のようなことが起こってしまうのは、もしかすると解凍方法が間違えているのかもしれません。
冷凍したパンを解凍する時の『NG行為』3選
冷凍したパンを解凍するときにやりがちな、NG行為についてまとめました。
1.袋に入れたまま温める
パンを袋に入れたままを電子レンジであたためてしまうと、蒸気が袋の中にたまります。その蒸気がパンの表面に付着して、表面がべたつき食感が悪くなってしまうのです。
食パンと菓子パンは、調理方法が異なるため、電子レンジの使用は不可!食感を大きく損なったり、熱の入り方にムラができた仕上がりになる可能性があります。
2.クリーム系、惣菜系の中身が詰まったパンを、解凍せず加熱する
パンの中にクリームや具材が入っている場合は、解凍しないまま加熱してしまうとリベイク失敗の原因につながります。
- 中身まで熱が浸透せず、凍ったまま表面だけ熱くなる
- 中身を温めるため何度もトースターに入れると、パンの表面が焦げてしまう
パンの中になにか入っている場合は、冷蔵庫などで解凍してからあたためましょう。
3.焦げやすいパンをそのままトースターで加熱する
焦げやすいパンの種類は、以下の通りです。
- クロワッサンなどのデニッシュ系パン
- メロンパンなど表面に砂糖がついているパン
上記の種類をリベイクするときは、焦げてしまわないよう工夫しましょう。
正しい冷凍パンの調理方法
冷凍したパンを正しく調理する方法は、以下のものが挙げられます。
- 冷凍のまま、高温のトースターで焼く…薄い食パンなどにおすすめの解凍方法で、外はカリッと中はふんわり仕上がりやすい
- 自然解凍する…クリームや具材が中に入っているパンは、冷蔵庫で自然解凍するのがおすすめ
- 小さなパンをふわふわに仕上げたい…ラップにくるんで、電子レンジで数十秒加熱
- 表面が焦げやすいパン…アルミホイルをかぶせて加熱する
- パンの芯までしっかり加熱したい…タイマーが鳴ったあと、トースター内にパンを6~8分ほど放置しておく
パンの種類によって、解凍方法が異なります。パンの形状や特徴を正しく把握し、適切な方法で解凍、リベイクを行いましょう。正しいリベイク方法を実践して、いつでも美味しいパンを堪能してくださいね。
まとめ
冷凍したパンは、正しい方法で解凍とリベイクを行えば、美味しく仕上がりやすくなります。ついやってしまいがちなNG行為に注意しつつ、パンの種類を見極めて解凍&リベイクを行いましょう。