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化粧を落とさずに寝るのが絶対ダメな『5つの理由』
どんなに疲れていて化粧落としが面倒臭くなっても、その日のメイクはその日のうちに落とすようにしましょう。
1.毛穴が詰まり肌荒れや黒ずみの原因になる
日中のファンデーションには、気になる部分をカバーしながら、紫外線や大気汚染、乾燥などのさまざまな外的ダメージから肌を守る「保護」の役割があります。
ですが、夜になると肌再生を促す成長ホルモンが分泌されやすい時間帯となり保護の必要はなくなります。その間もファンデーションを落とさずにいると以下のような肌トラブルを引き起こす原因となります。
- 老廃物が表皮に閉じ込められたままとなり、再生サイクルの遮断に繋がる
- 毛穴にファンデーションなどのメイクが入り込み、毛穴を蓋している状態が続く
- 毛穴に溜まったファンデーションや皮脂をそのまま放置することで、毛穴の中で酸化が進み、肌荒れや黒ずみの原因となる
2.メイクが酸化し肌の老化が進む
体内から分泌された皮脂だけでなく、メイクの油分も紫外線の影響や酸素に触れることで酸化します。皮脂が酸化すると『過酸化脂質』というものに変化すると肌の老化への影響が出始めるといわれています。
- シミやくすみができやすくなる
- 毛穴を詰まらせニキビや吹き出物を発生させる
このような肌トラブルを防止するため、夜にはきちんとメイクを落とし洗顔をして、過酸化脂質を取り除くことが大切といえます。
3.眼病の原因になることもある
アイシャドウやアイラインなどのアイメイクもそのまま放置しておくのはNGです。目のきわまでメイクをすると、眠っている間に目をこすったりした時、化粧品の色素が目に入り『結膜炎』などの眼病を引き起こす危険があるそうです。
4.乾燥して肌荒れやまつ毛が抜けやすくなる
メイクのつけっぱなしは乾燥を促します。ファンデーションだけでなくマスカラや口紅も落とすようにして、以下のような状況になるのを防ぎましょう。
- まつ毛が乾燥して毛根が弱り抜けやすくなる
- まぶたがかぶれやすくなり赤くなってしまう
- 口紅を付けたままだと唇が乾燥により荒れてガサガサになる
5.翌日の化粧ノリも悪くなる
朝にメイクをしたままの肌は、ファンデーションについた汚れや油脂が肌にこびりついている状態になっています。このまま寝てしまうと、汚れた食器やシミのついた洋服が時間を置くと落ちにくくなるのと同じで、肌の汚れが落ちにくくなるとのこと。
しっかり汚れが落ちにくいとその日のお化粧ノリも当然悪くなっていき、肌への悪循環がうまれてしまいます。
メイク落としの際のポイント
間違った方法のメイク落としは、かえって肌にダメージを与えることにもなりかねません。 肌に負担をかけずに洗顔では落としにくいメイク汚れが落とせるよう意識しましょう。
- ごしごし擦って落とすと肌に負担がかかり色素沈着の原因にもなるので、優しく指先をすべらせるようにする
- 顔の中心線上や眉の間や目の間など、こめかみ、フェイスラインも落とし忘れがないようにする
- マスカラや口紅などはポイントメイク専用リムーバーで落とすのがおすすめ
- すすぎ残しのないよう、十分に洗い流す
化粧を落とさずに寝るのはデメリットしかない!
お化粧をすることで外見が華やかになり、気持ちも明るくなり体内のストレスホルモンが減少するなど、心理的にも嬉しい効果があると言われています。
ですがご紹介したよう、メイクをしたまま寝てしまうことには、デメリットばかりでよいことは一つもありません。疲れているときもメイクを落とし洗顔することを心掛け美肌を保つようにしましょう!