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料理酒ってどんな役目を持っているの?
料理を作るとき、料理酒を使うことは非常に多くあります。料理酒は、どのような効果を持っているのでしょうか。
- 食材特有の臭みけし
- しっとり食材を仕上げる
- うまみを引き出す
上記のような効果が得られるため、幅広い分野の料理に用いられています。ついうっかり切らしてしまったときに焦らないためにも、どのような調味料が代用品として使えるのかを知っておきましょう。
料理酒が無いときに使うべき『代用品』5選
料理酒を切らしてしまったときの代用品は、以下のものがあげられます。
1.日本酒
日本酒は、料理酒に近く、特別強い臭いがついていないのが特徴です
- 価格は高いが、美味しく仕上がる
- 煮沸すればアルコール臭さが飛ぶ
- ほのかに日本酒の香りが残ることもある
酒蒸しなどの日本料理で使用すると、ワンランク上の仕上がりになりますよ。
2.ウイスキー
独特の香りを持つウイスキーも、料理酒の代用品になります。
- ウイスキーの香りが残る
- 味の濃い煮物料理などには、代用可能
ビーフシチューなど、味の濃い洋食を作るときに代用すると、料理の出来栄えに影響を与えにくく使いやすいです。小さなお子さんがいる場合は、ほかの代用品を使用するほうがよいかもしれません。
3.焼酎
毎日の晩酌で利用することが多い焼酎も、料理酒の代用品として使用できます。
- 甲類焼酎…やや水っぽ仕上がりになるものの、焼酎の臭いはなく問題なく仕上がる
- 米焼酎…調理時アルコールを飛ばせば、臭いが残らず問題なく仕上がる
焼酎は臭いが残らないか不安という人もいるかもしれませんが、しっかりとアルコールを飛ばせば問題なく代用可能です。
4.みりん
みりんもお酒なので料理酒の代用品として使用できるかも、と思っている人は多いのではないでしょうか。
- みりん特有の甘みが残り、酒蒸しなどには不向き
- 食材をしっとり仕上げる能力は持っているため、少量のみ使用するのであればためのもアリ
みりんを代用品として使用するのであれば、砂糖も一緒に使用する照り焼きや煮つけなどで使用して砂糖を控えるなど一工夫するのがおすすめです。
5.ワイン
ワインもお酒なので、料理酒の代用品として使用できます。
- ワインの風味が残るため、洋食での代用は可能
- しっとり仕上がる効果があり、上品なテイストになる
ウイスキー同様ワインの香りが料理に残るので、洋食での使用がおすすめ。
代用品もないときは、どうするべき?
出先の調理場で、代用品も手元にないというときは、料理酒を使用しなくても問題ありません。酒蒸しなどのお酒がメインの料理は、料理酒か日本酒でないと仕上がりに違和感を覚えやすくなるので、その点は十分注意しましょう。
食材の臭み抜きは、ショウガやニンニクを代用するとうまく臭みを除去できますよ。コショウやレモン汁でも、臭み取りができます。どんな料理を作るのか、どんな味に仕上げたいのかなどを考慮し、代用品選びをしましょう。
カレー粉などの香りの強い調味料を使用すると、臭みをうまくカバーできます。
まとめ
料理酒の代用品は、種類が豊富です。中でも、日本酒は料理の仕上がりをグレードアップさせてくれるので、上品に料理を仕上げたいときに使用するのがおすすめ!そのほかの代用品も上手に使うこなして、料理の出来栄えをアップさせましょう。