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モラハラ妻になりやすい人
昨今、モラハラという単語はメジャーなものになってきました。モラハラといえば、会社であれば上司から部下に、家族であれば夫から妻にという印象を持ちがちです。しかし、女性も無意識に夫に対してモラハラを行っていることがあります。
- プライドが高い
- 粘着質な性格
- ストレスをため込みやすい
- 夫が優しいため甘えている
上記のような特徴がある場合は、無意識にモラハラをしてしまう可能性があるので注意しましょう。
『モラハラ妻』になってない?5つのチェック項目
モラハラ妻が日常的にやってしまいがちな行為は、以下のものがあげられます。
1.夫の言動がなんとなく気に食わない
夫の話していること、立ち居振る舞いがなんとなく気に食わないのは、よくない傾向です。
- 話を無視してしまう
- 接触していないがにらみつける
- 言動をすべて否定する
上記のようなことを日常的に行っているとなると、夫の心身に負担をかけているかもしれません。
2.夫の言うことが信用できない
夫の発言を否定し、自分の発言を正当化して押し付けるのはNG。
- 自分の考えや言っていることが、正しいと思っている
- 夫の言っていることは嘘だと思う
- 夫はなにも考えずものを言っていると思っている
夫の存在そのものを否定し、孤立させる行為です。
3.夫が言うことを聞かないのが気に食わない
夫が一人の人間として自由に行動することを嫌うのも、モラハラ妻に見られやすい特徴といえます。
- 夫の予定は認めない…友人との約束などは破棄させる
- 夫が実家に帰るのを許さない
周囲から距離を取らせて孤立させ、自分の思い通りにコントロールしたがるのも、モラハラ行為の一種です。
4.自分のルールにそぐわない夫が嫌い
自分の中にあるルールや常識に沿って行動しない夫に対して、見下したり否定する行動はモラハラにつながります。
- 細部まで気が配れない夫が気に食わない
- 夫は常識がないと感じる…夫をさげすみながら教える
- 自分が普段やっていることを夫がするのは許せない
夫の行動や常識を否定して自分のルールを押し付けることによって、夫は不平不満を募らせ、ストレスをため込みやすくなります。
5.自分の親と仲がいい
実家の親と仲がいいことは、非常によいことです。しかし、なんでも親に頼んで面倒ごとを解決させるのはNG。
- なにかあると親を頼り、夫を悪者にする
- 夫の苦情や言い訳を聞くのがとにかく苦痛で、すぐに親に頼んで説得してもらう
妻の両親となると、夫は言い返すことができず、意見を飲み込み妻の言いなりになる以外の選択肢を失います。
モラハラの改善策
モラハラを改善するのは、簡単ではありません。モラハラ行為に及び始めて長く時間が経過しているほど、改善にも時間がかかりやすくなります。
- 自分が夫にモラハラ行為をしていると自覚する
- 子どもの気持ちに立って考え、相手にかける言葉を選ぶ
- モラハラが改善できないときは、専門機関に相談する
モラハラ行為は、徐々にエスカレートしていきます。放置していても改善することはないため、まずは自分が夫に対してモラハラをしているという自覚を持つことからが改善の第一歩になります。
自力での改善が難しい場合は、専門機関に相談、受診などをして少しずつ改善できるよう小さな努力を積み重ねることが重要です。
まとめ
モラハラは、男性から女性に向けて行われるものとは限りません。普段の夫への言動などを振り返り、夫にモラハラを行っていないか振り返ってみましょう。