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メロンパンは冷凍すると美味しくなる?
メロンパンは、スーパーやコンビニで売っている市販品の他に、全国にある有名店の人気商品など、バリエーションが豊富です。
上手に冷凍して美味しく解凍できるなら、有名店のメロンパンを通販などでお好きな時に購入できますよね。そんなメロンパンの冷凍について詳しくご紹介していきましょう。
常温においたメロンパンは表面がベタついてくる
メロンパンを常温保存すると、室温によっては表面がベタベタになってしまいます。特に夏場や梅雨どきには、カビが生えやすくなり腐る心配もあるのでなるべく早く冷凍した方が良さそうです。
今回の記事でご紹介する冷凍方法と解凍方法のポイントを参考にすれば、お取り寄せ品や人気のパン屋さんの美味しいメロンパンをいつでも食べられるでしょう。
メロンパンを冷蔵保存するとパサパサになってしまう
メロンパンを冷蔵保存すると、確かにホイップはひんやりして美味しいのですが、どうしてもパサパサ感が気になってしまいます。
冷蔵庫の温度帯では、でんぷんが変化して固くなり、水分が蒸発してパサパサした食感になるので、メロンパン本来の美味しさを味わうことができません。よって、冷蔵保存には向かないと思って良いでしょう。
冷蔵庫に入れておきたい場合には、パンのパサつきを少しでも防げるよう袋を未開封のまま入れるか、ラップや密封できる保存袋に入れてから保存するようにしましょう。
以上のように、パンは冷蔵保存に向かないのですが、最近ではパッケージに「冷やして食べてもOK」と書かれたメロンパンも販売されているようです。
アイス感覚で食べる
冷凍したメロンパンを完全に解凍しないで、「そのまま」か「半解凍」で食べてみてください。中にクリームが入っているものは、凍ったクリームがシューアイスのように美味しくなるので、夏場にピッタリのスイーツの完成です!
冷たいのでパンを食べているというよりはアイスを食べているような感覚なので、ナイフできれいにカットして食後のデザートにいかがでしょうか?
冷ますとさらに美味しくなる
ご家庭で手作りしたメロンパンやパン屋さんで買った焼きたてのメロンパンは、温かいうちすぐにでも食べたくなりますよね。
ところが、一旦冷やしてから食べた方が格段に美味しいという口コミをたくさん見かけました。なぜそう言われているのでしょうか?
焼き立てのメロンパンは、中から出てくる熱と水蒸気で、外側のクッキー生地が柔らかくなっています。食べたい気持ちをグッとこらえて、温かい状態のメロンパンを少し冷ましてあげると、粗熱と余分な水分が抜けて、表面がサクサクのクッキー生地になるのです。
これは試してみる価値がありますので、実践しておいしいメロンパンをいただきましょう。
《 ポイント 》
- 常温保存すると表面がベタついてくるので早めに冷凍する。
- 冷蔵保存は水分が蒸発してパサパサした食感になる。
- 冷凍のままか半解凍にしてシューアイス感覚のスイーツに。
- 焼きたてではなく一旦冷やしてから食べた方が美味しい。
メロンパンの冷凍方法
一度にまとめて買った時は、メロンパンの美味しさを保つために冷凍保存がおすすめです。
ラップでぴったり包んで乾燥を防ぐ
メロンパンを冷凍保存する際は乾燥しないように注意します。そのためにはメロンパンを1個ずつラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。中の空気をしっかり抜いてから袋を閉じて冷凍しましょう。
残ったら当日に冷凍する
一般的にパンは、使われているフルーツやクリーム、購入時期の気温や湿気などによって保存期間が大きく左右されます。
スーパーやコンビニなどで売っているパンは表示されているとおり比較的日持ちしますが、パン屋さんの焼きたてのパンや家庭で作った菓子パンは、その日のうちに食べきるようにしましょう。
すぐに食べずに残ったメロンパンは当日中に冷凍保存します。
メロンパンの賞味期限はどれくらい?
スーパーやコンビニで売っている市販品のメロンパンには、賞味期限が記載されていますよね。ですが、パン屋さんで購入したものには表示されていませんので、なるべく当日のうちに食べたほうがよいでしょう。
クリームなどが入っていないメロンパンであれば翌日でも食べることができますが、クリーム入りは傷みが早いため、夏場など気温が高い季節には一時的に冷蔵庫に入れておいた方がよさそうです。
また、すぐに食べないのでしたら早めに冷凍保存するとおいしさをキープできるのでおすすめです。メロンパンを冷凍保存した場合の日持ち期間は、2週間~長くて1ヶ月。常温や冷蔵庫に置いておくよりは長期間保存できますね。
《 ポイント 》
- 乾燥しないように1個ずつラップでぴったりと包んで冷凍用保存袋に入れる。
- すぐに食べずに残ったら当日中に冷凍保存する。
- 冷凍保存の賞味期限は、2週間~長くて1ヶ月。
冷凍メロンパンの解凍方法
冷凍したメロンパンを上手に解凍する際、いくつか気をつけるポイントがあります。
自然解凍はクッキー生地が水っぽくなりやすい
冷凍メロンパンを冷凍庫から取り出し、室温で一時間ほど自然解凍します。
冷凍する前のメロンパンに近い味になるので、自然解凍でも食べられるのですが、そうするとせっかく閉じ込めた水分がゆっくりと解凍され、クッキー生地に移動して水っぽくなってしまいます。
そこで「電子レンジを使って急速に解凍する」ことと、「オーブンで表面をカリっと焼く」ことがポイントになります。美味しく食べたい場合には、手間を惜しまずに次の方法を試してみましょう。
電子レンジで焼きたての食感に近づける
最もおすすめしたいのは、電子レンジで温めるやり方です。
〈手順〉
- 冷凍したメロンパンのラップをはずしてお皿に乗せる。
- 電子レンジで様子を見ながら10~20秒ほど加熱して解凍する。
- オーブントースターに移し、メロンパンの表面を1~2分ほど焼く。
最初に電子レンジでメロンパンの内部を温めてから、オーブンで焼いてメロンパン表面の余分な水分を飛ばすことによって、焼き立てのようなメロンパンに仕上がります。
上手に加熱することによって生地の甘みやバターのコクが際立ち、でき立てを食べているようなクォリティの高い食感がよみがえります。
長く温めてしまうと、中のホイップが溶け出して液状になってしまうので注意してくださいね。
《 ポイント 》
- 自然解凍すると水分がゆっくりと解凍され水っぽくなりやすい。
- 電子レンジで急速に解凍した後、オーブンで表面をカリっと焼く。
- 上手に加熱することによって甘みやバターのコクが際立つ。
メロンパンをカリッと美味しくするコツ
メロンパンを食べるとき、「常温」「焼きたて」「冷やした」状態のどれがお好きですか?
温度によって異なる味と食感を、お好みの食べ方で楽しむことができることもメロンパンが愛される理由のひとつでしょう。
時間が経つと外側のクッキー部分がしんなりしてきますが、そんなときには今からご紹介する外はカリカリ、中はフワフワの食感にするコツを試してみてください。
電子レンジでチンしてから軽めにトーストする
「冷凍メロンパンの解凍方法」の章でもお伝えしましたが、メロンパンの入っている袋をちょっとだけ開けるかお皿に載せるかして、500Wの電子レンジで10~20秒ほど加熱し中心部まで解凍しましょう。
その後、オーブントースターで軽くトーストすれば、外はカリカリ、中はフワフワの美味しいメロンパンが完成します。
レンジで温めすぎるとパンが固い食感になってしまいますので、解凍が足りないと思ったら10秒ずつ追加して温めてみてください。
ちなみに、焼きたてではなく30秒ほど置いてから食べた方が、よりカリカリ感が味わえますよ。
アルミホイルを一枚被せてからトーストする
オーブントースターでトーストする場合、オーブンの温度が高いと表面のクッキー生地が焦げてしまいます。
焦がさないための方法として、低温でトーストするか、アルミホイルを上から一枚被せてからトーストするようにしましょう。
いずれにしてもトースターでの温め過ぎは表面が焦げてしまうので、目を離さないようにしてくださいね。
中でもチョコチップが練り込まれているメロンパンの場合は、レンジとトースターを使って香ばしく仕上げると絶品ですよ!
《 ポイント 》
- 電子レンジで加熱し中心部まで解凍したらオーブントースターで軽くトーストする。
- 表面のクッキー生地が焦げないようにアルミホイルを被せてからトーストする。
最後に
いかがでしたでしょうか?メロンパンを上手に冷凍・解凍して美味しくいただくコツをご紹介しました。
市販されているメロンパンは比較的長持ちしますが、パン屋さんで買ったパンやご家庭で作ったパンは、乾燥して時間が経つとパサついてしまいます。
保存方法と解凍方法のポイントさえ押さえれば、焼き立てのような美味しいメロンパンを味わうことができますので、食べきれない場合は長持ちさせるためにもぜひ冷凍してみてください。
今回ご紹介した方法を実践して、風味豊かなメロンパンを存分に味わってくださいね!