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おしゃれの代名詞『美容院』でマナー違反していない?
皆さんは、どのくらいの頻度で美容院へ行っていますか。髪をカットしてもらう歳はもちろん、カラーリングやパーマ、トリートメント、ヘアセットなど、さまざまなシーンで利用していると思います。
より綺麗に仕上げてくれるおしゃれの代名詞とも言える『美容院』。お互いが気持ちよく過ごせるよう、客側も最低限の気遣いが必要です。しかし、中には「お金を払っているんだから」と相手に気を遣えない人がいることも事実です。
他にも実は美容師さんたちが「これはやめてほしい…」と心の中で困っている行動がいくつかあるので、そうした行動は今後、できる限り改めて行きましょう。
迷惑かも…美容院でしてはいけない『NG行為』7選
今回は、美容師さんたちが実は困っている美容院でしてはいけないNG行為を紹介していきます。無意識でやってしまっている行為が、実は美容師さんたちの手元を狂わせたり、時間がかかってしまったりする原因となっているかもしれません。
1.遅刻や無断キャンセルをする
当然ですが、遅刻は基本的にNGです。美容院では、予約を取ったお客様のメニューに合わせて時間を確保し、その後に他のお客様が予約を取れるような仕組みになっているところが大半だからです。
遅刻をしてしまうと、その分、次に待っているお客様の施術開始時間が遅れてしまいます。お店だけでなく、他のお客様にも迷惑をかけてしまうことになるので、遅刻はしないようにしてください。
また、時々無断キャンセルをする人がいますが、これはモラル的にもあり得ません。ネット予約であれば、事前にキャンセルをしたり、電話で直接店舗へと連絡してキャンセルする旨を伝えましょう。
2.希望を聞かれても「おまかせ」やアバウトすぎる
美容院の席に座ると「今日はいかがいたしますか」と聞かれますよね。その際「おまかせで」と言ったり、「カットをお願いします」「何か良さそうなカラーを」とアバウトな注文をする人がいますが、これも美容師としては困ります。
「おまかせ」やアバウトな注文では、本当のその人のお気に入りの仕上がりになるかわかりませんし、中には「おまかせ」と言ったのに「気に入らない」とクレームを言う人もいるからです。
美容師としても、お客様に喜んでもらいたいという想いで施術しているため、できるだけ希望を細かく伝えてくれる方が助かるのです。
3.シャンプーの時に頭を動かす
美容院へ行くと、必ずと言っていいほどシャンプーをしてもらうことになります。その際、シャンプーしてもらっている最中に頭を動かしていませんか。
例えば、美容師さんが頭の後ろへと手を入れて洗っている時に、「洗いやすいように」と善意から頭を持ち上げる人もいると思います。しかし、この行動は、洗いにくくなってしまったり、服を濡らしてしまう恐れがあるため、「やめてほしい」と思っている美容師さんが多いです。
シャンプーの時は、美容師さんの手に頭をゆだねるような気持ちで、動かさずにじっと施術を受けるようにしましょう。
4.カットなどの施術中に正面以外を向く
カットやカラーリング、パーマなど、さまざまなメニューがありますが、美容師さんに施術してもらっている最中、話に夢中になりすぎて、つい後ろを向こうとしたり、横を向いてしまったりしていませんか。
施術中に正面以外を向かれてしまうと、正確な施術がしにくくなってしまうため、時間がかかったり少し仕上がりが変わってしまったりする原因となります。
お喋りを楽しんでもらえるのは、美容師としても嬉しいことです。しかし、施術中は指示がない限りは正面を向いているようにしてください。
5.カット中に大きく相槌を打つ
カットをしている最中にお喋りしていると、つい大きく頷いてしまうという人もいると思います。しかし、大きく相槌を打つと、その分、頭が揺れるため、美容師さんの手元が狂う原因となってしまいます。
思ったよりも長く髪を切ってしまったり、平行ではなく少し曲がってしまったりと、正確な施術がしにくくなってしまいます。こうしたミスを防ぐためにも、なるべく相槌の際は、頭を揺らさないよう気をつけましょう。
6.前髪をカットする時に目を開けたまま
前髪をカットする時、多くの人は反射的に目を閉じていると思います。しかし、中には前髪をカットする時に目を開けたまま施術を受けている人もいます。
やはり、直接正面から前髪を切ることになるため、目を開けたままでは気持ち的にもやりづらさを感じる美容師さんが多いです。また、目を開けたままの状態で前髪をカットしてしまうと、目に入ってしまう恐れがあります。
そのため、なるべく前髪をカットする際は、目を自主的に閉じて欲しいと感じている美容師さんが多いです。
7.施術中にスマホで電話をする
あまり多くはありませんが、施術中にスマホで電話をする人がいます。しかし、カットやカラーパーマなど、どのようなメニューであっても、スマホで電話していると施術しづらいです。
もしも仕事などの電話で「どうしても出ないといけない」という場合は、一度担当してくれている美容師さんに「今、出ても大丈夫でしょうか」と尋ね、許可をもらってから電話に出るようにしましょう。
美容院ではスタッフさんへの気遣いを忘れずに
いかがでしたか。無意識にやっている行動や良かれと思ってやっている行動が「実は美容師さんを困らせる行動だった」という人も多いのではないでしょうか。お互い気持ちよく施術を完了させるためにも、美容院では客側もスタッフさんへの気遣いを忘れないようにしたいですね。