お花を贈る時にしてはいけない『NG行為』5選!ダメな理由と適切なマナー

花束を片手で持っているところ

昔からプレゼントの定番だった「花」は、最近でもさまざまなシーンで贈られる機会があります。しかし、実はお花はプレゼントの中でも贈る際にマナーやタブーが多いことをご存知でしょうか。今回はお花を贈る時にしてはいけない行為や適切なマナーをご紹介していきます。

お花を贈る際はさまざまな事情を考慮しなければならない

バラのは花束

昔からプレゼントにお花を贈る習慣は世界中で受け継がれてきました。誕生日や記念日はもちろん、お見舞いや開業記念、退職祝いなど、さまざまなシーンでお花を贈る機会があります。

しかし、日本でプレゼントにお花を贈る際は、マナーや作法を覚えておく必要があります。例えば、「花言葉」や花の「色」にまつわる意味などを調べることはとても大切です。

もしも受け取る相手がこうした意味を重要視する人だった場合、誤ったお花を贈ってしまうと誤解されてしまう恐れがあるので、贈る花やタイミングには注意が必要です。

お花を贈る時にしてはいけない『NG行為』5選

では、具体的にお花を贈る時にはどのような点に気をつけるべきなのでしょうか。ここではお花を贈る時にしてはいけないNG行為について紹介していきます。

1.萎れたり傷んだりしている花を渡す

プレゼントとして当たり前ですが、すでに萎れている状態の花や傷んでしまった花を渡す行為は禁物です。このように劣化してしまった花を渡す行為は、相手に対してネガティブな気持ちを想像させてしまうからです。

お花をプレゼントに選ぶ際は、必ず新鮮できれいな状態のお花を渡すようにしましょう。あまり早く受け取りに行ってしまうと枯れてしまう恐れがあるので、渡す直前に受け取りにいくか、あるいは花屋から直接贈ると良いでしょう。

2.シーンに合っていない花を贈る

花にはそれぞれ「花言葉」があります。今ではあまり気にしないという人もいますが、中にはもらった花の花言葉を調べたり、すでに意味を知っているという人もいるので、気をつけるべきポイントの1つです。

例えば、結婚祝いにお花を贈る際、黄色いバラは不適切だと言われています。黄色いバラには「嫉妬」という意味が込められているため、結婚生活に嫉妬するような出来事をもたらす、あるいはあなたの結婚に嫉妬していますという意味に取られてしまう恐れがあるからです。

お互いに気持ちよく花を贈り、受け取るためにも、シーンに合った花言葉を持つお花を選んで贈ることが大切です。

3.花を「不吉な数」の本数贈る

日本は数字にこだわる風習が古くからあります。プレゼントとしてお花を贈る場合も、花束にするお花の本数には気をつけなくてはいけません。

一般的に、4本、9本、13本は、死や苦、そして不吉な数字を意味するとして避けるべきとされています。他にも、結婚祝いに贈る花束の本数は、2で割り切れる偶数を避けるべきという考えもあります。

4.誤ったタイミングで渡す

お花を贈る際は、相手の事情を考慮したタイミングで贈りたいですよね。

基本的に、結婚祝いや開店祝い、退職祝いなどは、遅れないように渡すことが大切です。後から渡されても、いまいち喜びにくかったり、相手を「再び内祝いを用意しなければいけない」と困らせてしまう恐れがあります。

しかし、出産祝いや引っ越し祝いは少々勝手が異なります。出産直後や引っ越し直後は、育児や引っ越しの後片付けなどで忙しいため、お花をもらってもお世話する時間がありません。そのため、相手が少し落ち着いたタイミングで贈るのが好ましいとされています。

5.大きすぎる花や小さすぎる花を用意する

花束を贈る際は、シーンや贈り方などによって大きさも考慮しましょう。

例えば、出先で渡す場合、大きすぎると持ち帰るのが大変になってしまいます。しかし、花だけを1本では、華やかさに欠けますよね。このように極端なサイズではなく、持ち帰る際や家に飾る際にもぴったりなサイズの花を用意しましょう。

お花を贈る時の適切なマナーは?

椅子の上の花束

お花を贈る時は、マナーや作法を理解しておくと安心です。これから誰かにお花を贈ろうと考えている方は、ぜひ以下のポイントを押さえておきましょう。

  • お花を贈るシーンに合った花を選ぶ
  • 「花言葉」を調べて適した花を選ぶ
  • 基本的には贈るタイミングを遅れないようにする
  • 手渡す際は花を上に向け下から支えるように差し出す
  • 相手が持ち帰るための袋を用意しておく

出先で相手に贈る際は、相手が持ち帰る時に大変な思いをしないよう、相手が持ち帰るための袋を用意しておくことも忘れずに。また、花束を手渡す際は、渡す向きにも気を使うとなお良いでしょう。

大切な人へぴったりなお花を贈ろう

いかがでしたか。お花をプレゼントする際、どのようなお花を贈るべきか悩むという人も多いと思います。そのような時は、ぜひ花屋の店員さんに相談してみましょう。シーンや相手に合ったお花を選んでくれますよ!

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