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普段使っている言葉、もしかして相手を傷つけるかも
ちょっとした冗談や、相手への返し言葉などは、もしかすると相手の傷つけている可能性があります。言葉は人間に欠かせないコミュニケーション能力でありながら、ときに人の心に深い傷を残す凶器にもなりえるものです。
相手の心に傷を作ってしまわないためにも、人を傷つける可能性がある言葉を把握しておきましょう。
知らない間に人を傷つけている『NGワード』7選
無意識とはいえ、大切な友人や家族、仲間を傷つけるような言葉をいってしまうのはNG!相手を傷つける可能性のある言葉は、以下のものがあげられます。
1.外見や体型などをさす言葉
外見や体型を指す言葉は、相手を傷つける大きな原因につながります。スタイルがよい人であっても、体のことを気にしている可能性があるため、仲が深まっていない段階で外見のことを言葉に出すのは危険!
2.相手の社会的立場を見下す発言
人間は、努力がすべて報われるわけではありません。努力していても、まだ成果が得られず、一見社会的地位が低いという人もいます。自分が社会的な地位を得ているからといって、相手の仕事や地位を見下すような発言をするのはNG。
3.双方に悪い部分があると諭す
相手が相談事を持ち掛けてきたとき、相手が話し終わっていないにもかかわらず、双方に悪い部分があると指摘するのはNG。実際にそうであったとしても、なにかを指摘してほしいのではなく、話を聞いてもらいたいと願っているのかもしれません。
4.相手の気持ちを踏みにじる言葉をかける
話している相手の気持ちを踏みにじり、否定し続けるような言葉かけを繰り返すのはよくありません。
- あなたが悪い
- そんなこともわからないの?
- 私だったら別の行動をするなど
求められていないアドバイスを、こちらから提供するのはナンセンスです。
5.昔はこれくらいと、自分の経験を相手に押し付ける
自分の昔の経験を相手に押し付け、相手がさも楽ばかりしているかのような物言いをするのはNG。つらさの度合いは、人によって異なります。相手が求めているのは、昔の話や経験談ではありません。
6.適当なあいづち
適当なあいづちは、相手の気持ちを遠ざけます。
- はいはい
- わかったわかった
- へー
- あ、そうなど
あいずちの打ち方次第で、大切な人を傷つける可能性があるということを把握しておきましょう。
7.感謝の気持ちを簡略化
相手が後輩や子ども、特に仲良くない相手であっても、「ありがとう」が言えないのはNG。「どうも」といってしまう人は、注意しましょう。「どうも」という返しは、感謝だけでなく、相手に対する皮肉なども込められる可能性のある単語です。
相手の心を傷つけない言葉選びのコツ
大切な人を傷つけてしまわないためにも、言葉選びは慎重に行うべきです。下記のようなことに注意すると、相手を傷つけにくい言葉選びがしやすくなりますよ。
- 相手の話をよく聞いて、内容を要所で分析する
- シンプルで、誰にでも伝わる言葉選びを心がける
- 長々話すのではなく、要点を伝える
- 相手の気持ちに立ち、柔らかい言葉を選ぶよう常に配慮する
- 自分が正しいと思い込まず、常に複数の回答を考える
- 自分の思い通りならないからといって、相手を責めない
- 家族だからと甘え切った接し方を控える
- アドバイスは、頼まれてからする
普段の生活の中で、実践しやすいものばかりです。自分ができていないもので一番なにを身に着けたいかを考慮して、少しずつ改善できるよう取り組んでいきましょう。
まとめ
相手の心を傷つける言葉は、自分が無意識のうちに口にしている可能性があります。大切な人を傷つけないためにも、定期的に普段の言動を振り返ることをおすすめします。