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お寿司の賞味期限
お寿司は、特別な日やお祝いなどいつもよりも少し贅沢な食事の種類に分類されます。回転寿司やスーパーのお寿司であっても、特別感があって食べるのが楽しみですよね。
しかし、お寿司のネタは生ものなので長期間の保存には不向き。賞味期限の目安は、適切な温度帯であっても、当日から翌日中となっています。急激にお寿司を劣化させないためにも、NGな保存方法を把握しておきましょう。
お寿司にしてはいけない『NG保存方法』5選!
お寿司にすべきではない、NGな保存方法についてまとめました。
1.常温で放置
冬の寒い時期であっても、常温でお寿司を保存するのはNG。室温が低いとはいっても、冷蔵庫や野菜室のような安定した温度で保存しているわけではないため、徐々に劣化が進みます。夏の場合は、常温放置するとあっという間に劣化してしまいます。
- 夏…常温で1時間程度
- 冬…常温で5時間程度
上記のように、お寿司は常温保存不向きな食材です。
2.冷蔵庫で保存
お寿司は生ものなので、保存する場所といえば冷蔵庫を思い浮かべがちです。しかし、お寿司は乾燥に弱いため、冷蔵庫での保存は向きません。
ネタだけを別個で冷蔵庫に保存する場合は、乾燥対策をしっかりと行いましょう。シャリは乾燥を防ぐためにも、保湿対策を行って野菜室での保存がおすすめです。
3.一度箸をつけたお寿司を戻して保存
お寿司に限らず、一度箸をつけたものを翌日に延ばすのは食中毒を起こす原因につながります。お寿司を翌日に残す場合は、未使用の箸を使って余ったものを保存用の箱などに移してください。
4.ラップをかけずに保存
ラップをかけずにお寿司を保存すると、すぐに傷んでしまいます。冷蔵庫や野菜室は温度が一定ですが、庫内は常に乾燥気味。ラップかけなければネタとシャリの水分が飛び、食感を著しく損ってしまうのです。
5.シャリとネタを一緒に冷凍保存
お寿司は、冷凍保存可能です。しかし、ネタとシャリを合わせたまま一緒に冷凍してしまうのはNG!冷凍保存するときは、シャチとネタを分けて、空気に触れないよう密閉して保存しましょう。
お寿司の正しい保存方法
余ったお寿司を保存するときは、以下のポイントを守りましょう。
- お寿司を菜箸など、未使用の箸を使って、きれいな容器にお寿司を移す
- 容器のふたの上に、濡らしたキッチンペーパーをかぶせて保湿する
- キッチンペーパーをかぶせた容器を、丸ごとラップでくるんで密閉
- ラップの上から新聞紙をまいて、野菜室で保存する
お寿司の味が落ちる主な原因は、乾燥です。シャリとネタが乾燥することで、食感を大きく損なってしまいます。乾燥を防ぐためには、保存場所を冷蔵ではなく野菜室にするのが最適!
ネタが黒ずんでいたり、購入時とニオイが異なるときは、食べるのは危険です。食中毒にかからないためにも、異変があるときは破棄しましょう。
まとめ
お寿司は生ものなので、長期間の保存はできません。劣化や味の低下を防ぐための保存方法を実践し、早めにお寿司を食べきりましょう。