【生協比較】コープデリとパルシステムを比較!
出典:コープデリ
比較項目 | コープデリ | パルシステム |
特徴 | 品揃えと価格を重視したい人向け。 食材だけでなく日用品、衣料品も豊富で6,000品目以上揃っている。 スーパーと同じくらいの価格。 |
安全性や品質にこだわりたい人向け。 商品数は食材だけでなく日用品も含めて約2,000品目以上。 野菜や肉は産直直送。 |
品質 | オーガニック専用のカタログがある。 「コープデリ商品検査センター」という機関を設けて品質管理を徹底している。 |
商品は国産にこだわり、コープデリより、有機野菜や無添加食品を多く取り扱っている。 アレルギー対応食品もあるので安心。 |
安全性 | 厳格な放射能検査を実施。安全基準は国の基準と同じか、自主規制値は、国が定める基準値の10分の1またはそれ以下。 | 放射能検査を実施。自主規制値は、国が定める基準値の5分の1~10分の1。残留農薬は国の基準の1/10以下。 |
品揃え | パルシステムより多い。 | コープデリより少ない。 |
離乳食・幼児食 | あり | あり |
アレルギー対応 | あり | あり |
日用品 | パルシステムより種類が多い。 | コープデリより種類が少ない。 |
商品の値段 | 全体的にパルシステムより安い。 肉類はパルシステムより安い。 |
野菜やフルーツはコープデリよりやや安い。 |
子育て向け | あり | あり |
割引 | あり | あり |
ミールキット | あり | あり |
弁当 | あり | あり |
注文方法 | インターネット スマホアプリ LINE 注文書 電話 |
インターネット スマホアプリ 注文書 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード |
口座振替 クレジットカード |
【生協比較】コープデリとパルシステムを安全性で比較
安心で安全な食品を選びたいという思いは当然のことですよね。コープデリとパルシステム、双方ともさまざまな検査を実施し科学的に食品の安全性の確認、品質向上に取り組んでいます。
例えば、
- 食中毒の原因となる有害微生物の検査
- アレルギー誘発物質の検査
- 農薬の残留基準値を測定
- 商品の放射能を測定
など、コープデリ、パルシステムともに国の基準値より低い独自の安全基準値を設定して検査をしています。双方とも検出値は国が定める基準値よりも10分の1もしくはそれ以下の数値が出ています。そんなコープデリとパルシステムを比較した場合、食の安全性、品質で選ぶならパルシステムでしょう。
その理由としてあげられるのは、
- 農薬を使わない、もしくはできる限り抑えて栽培された有機野菜。
- 添加物に頼らず、化学調味料は使わない無添加。
- 国産にこだわり、組合員と作り手が一緒に商品を開発し産直関係を築いている。
確かに、どこの誰が作ったか分からない食材よりも、生産者の顔が見える方がユーザーは安心できますよね。
厳しい検査をしているのはパルシステムの方で、中でも乳幼児用食品に関しては、国の規格基準の50分の1と、より一層高い基準で検査を行っています。特に、子供には安全な食品を食べさせたいと思っている方にはパルシステム利用をおすすめします。
コープデリとパルシステムの安全基準で比較
コープデリとパルシステムの安全性を比較した場合、国の安全基準は双方とも満たしていますが、有機野菜や無添加食品を多く取り扱っているパルシステムの方が、より安全性高いと言えます。
例えば、放射性セシウムの検出値を比較した場合、コープデリは出荷基準値よりも10分の1もしくはそれ以下の数値を出しています。さらには、パルシステムの野菜の97%は有機野菜や低農薬野菜で、全てが提携産地から直送された新鮮な野菜を手に入れられます。
放射性セシウム(Bq/kg)の基準値比較
比較項目 | コープデリ (検出限界値) |
国の規格基準 (検出限界値) |
パルシステム (検出限界値) |
乳幼児用食品 | 5 | 50 | 1 |
飲料水 | 1 | 10 | 3 |
牛乳 | 5 | 50 | 3 |
米 | 10 | 100 | 3 |
青果類 | 10 | 100 | 3 |
肉類 | 10 | 100 | 3 |
たまご | 10 | 100 | 3 |
魚介類 | 10 | 100 | 3 |
海藻類 | 10 | 100 | 3 |
このようにコープデリとパルシステムの数値を見る限りでは、パルシステムの方がより厳しい検査をしていることがわかります。
乳幼児用の食品に関しての国の基準は、1才未満の乳児用食品を対象としていますが、パルシステムでは、乳児だけでなく幼児も含めた「乳幼児用食品」全てにおいて国の規格基準の50分の1と、より高いレベルでの検査が行われています。
また、肉類も100%国産であり、無添加食品や非遺伝子組み換え商品をできるだけ多く取り扱っています。
よって、日頃から子どもに安全な食ベ物を与えたいと考えている方など、安全性で選ぶならパルシステムの方が断然おすすめです。
アレルギー対応で比較
近所のスーパーでアレルギーに配慮した商品を見つけるのはそう簡単ではありません。アレルギー体質の子どもがいる家庭では、常に商品を見極めながら購入しなくてはいけないので、ほとんどの場合、自然食品の店舗か通販を利用しているのではないでしょうか。
パルシステムでは、約70種類のアレルギー対応食品を取り扱っているアレルギー専用のカタログ「ぷれーんぺいじ」を隔週で発行しています。ぷれーんぺいじでは、原材料や製法がシンプルな調味料や加工品、雑穀、菓子、冷凍・冷蔵食品なども紹介していますので、アレルギー対応食品を必要としている方にとって救世主になるのではないでしょうか。
一方で、コープデリではアレルギー配慮商品の専用のカタログ「いっしょにたべよ」が創刊されました。こちらは、アレルギー除去専門カタログではありませんが、食物アレルギー配慮食品のみを集めた1ページがあります。
アレルギーへの配慮の取り組みについて双方を比べると優劣つけがたいですが、パルシステムのぷれーんぺいじは隔週で発行されていることもあり、アレルギー対応食品の数やアイテムは多く掲載されています。
食物アレルギー対策を総合的に判断すると、アイテム数が圧倒的に多いパルシステムの方をおすすめします。
【生協比較】コープデリとパルシステムを比較:品揃え
ではコープデリとパルシステム品揃えを比較してみましょう。
品揃えが豊富で低価格なコープデリのアイテム数が約6,000品目以上なのに対して、有機・低農薬野菜や無添加食品が豊富なパルシステムの品揃えは約2,000品目以上です。
コープデリの品揃え
コープデリは野菜やお肉などの食材を始め、日用品、衣料品、市販メーカーの商品など約6,000品目以上を取り扱っていて、品数の多さは食材宅配サービスの中でNO.1です。
パルシステムの品揃え
パルシステムもコープデリと同じように野菜やお肉などの食材から日用品まで幅広く取り扱っています。商品数は約2,000品目以上と、コープデリの約6,000品目以上に比べると少ないのですが、産直の有機・低農薬野菜や無添加食品など、より安全で安心な食材を取り扱っている分、アイテムは少なめです。
価格は・コープデリに比べて高めに設定されていますが、それに似合った品質の良さに納得できるのではないでしょうか。
また、パルシステムから毎週発行されている子育て応援カタログ「yum yum(ヤムヤム)」は、離乳食、幼児食、ミルク、オムツの他、本や雑貨類が8~12ページに渡って掲載されています。中でも安心な原材料を使った離乳食シリーズは、一般社団法人日本子育て支援協会主催の「日本子育て支援大賞」を受賞するほど安心安全にこだわっています。
多くの企業が参入し始めているミールキットの市場は年々拡大傾向にあり、当然ですがコープデリとパルシステムのどちらもミールキットを取り扱っています。
コープデリのミールキットは、カットして下ごしらえ済みの食材とタレ、それにレシピがセットになっていて、10分で1品作れるキットを始め、15分で2~3品作れるキットなど、人数に合わせて上手に利用可能です。
ミールキットの価格は700~900円とリーズナブルで、食材宅配サービスの中で一番と言っていいほどの安い価格帯で販売されています。和食・中華・洋食・韓国料理や有名店監修キットなど料理のレパートリーが豊富で、毎週約35種類以上のミールキットが紹介されています。
一方で、パルシステムのミールキットに使われている食材は、野菜やお肉は国産、タレは化学調味料不使用と食品の安全性に十分な配慮がされています。
コープデリのミールキットと比較して少なめですが、それでも毎週20種類以上の幅広いジャンルのメニューいろんな味を試せるので楽しくなりそうです。種類の豊富さ安さで選ぶとしたらコープデリを、国産食材を使用するなど安全性で選ぶならパルシステムをおすすめします。
品揃え比較②野菜
よく比較されるコープデリとパルシステムの宅配サービスのウリの1つが「野菜」でしょう。実際に、野菜の品質が良いから生協の宅配を使っていると言う方は多いのではないでしょうか。
コープデリの野菜とパルシステムの野菜それぞれの特徴
コープデリの野菜の特徴
- 有機栽培
- 特別栽培
- 産直農産物
パルシステムの野菜の特徴
- 有機認証または、有機に準じるコアフード
- 減農薬・減化学肥料のエコチャレンジ
- 産直農産物
と、どちらも「有機野菜」に力を入れていて、専用のコーナーを設けています。
コープデリの野菜とパルシステムの野菜の品揃え
野菜の品揃えを比較してみると、アイテム数はコープデリのほうが多いので、その分料理の選択肢は広がります。
こだわり野菜の産地に関して比較してみると、
- 西日本の産地の扱い数は、コープデリが10品目、パルシステムが2品目
- 北海道産の扱い数は、コープデリが20品目、パルシステム13品目
コープデリの野菜とパルシステムの野菜の値段
野菜の価格に関しては、きのこ系はコープデリが安めで、じゃがいも、たまねぎ、人参はパルシステムが安めという具合に、種類によってコープデリが安いのもあればパルシステムのほうが安いものもあります。
アイテムによってコープデリが安いのもあればパルシステムのほうが安かったりするので、パルシステムは高いというイメージは、野菜には当てはまらないようです。
品揃え比較③日用品
コープデリとパルシステムの食材宅配サービスは食品だけではありません。かさばる日用品や生活雑貨を玄関先まで配達してもらえると助かりますので、食材宅配選びの時に日用品も買うことができるかもチェックしておかなければなりません。
例えば、トイレットペーパーひとつ取ってみても、コープデリとパルシステム双方に自社製品があって価格もリーズナブルに抑えられています。頻繁に購入する日用品を自動注文にしておけば、トイレットペーパーを定期的に配達してもらえます。
コープデリ日用品の品揃え
日用品の取扱いが豊富で使いやすさランキングの第一位はコープデリでしょう。コープデリの開発商品の値段は安めで、他の食材宅配に比べて品揃えが豊富なのが特徴的です。
洋服や日用雑貨、本はもちろんのこと、その月によって映画やコンサートのチケットなどなど、ショッピングモールのような品揃えが期待できるでしょう。
パルシステム日用品の品揃え
パルシステムの品数はコープデリに比べて少ないものの、安全・無添加・エコの日用品など、食材だけでなく日用品にまでこだわる商品が取り揃えられています。アレルギー体質の方や敏感肌で注意が必要な方でも使用できるシャンプーやボディーソープなど、体に直接触れるものはしっかりとこだわりを持って作られています。
このように、自社で開発した日用品は信頼して購入することができるでしょう。また、日用品や生活雑貨に関する商品説明が丁寧でわかりやすく、本物志向が高い方におすすめです。
【生協比較】コープデリとパルシステムを比較:商品の値段
普段欠かせない「食パン」「卵」「牛乳」「豆腐」の白物4品は、特売の定番品で価格が気になりますよね。コープデリとパルシステムの価格は、スーパーと大差ない範囲内で、「この品質でこの価格」とコスパ的にも人気があります。
野菜やフルーツの価格を比較
青果は商品によってコープデリが安かったりパルシステムが安かったりしますが、8割程度の商品はパルシステムのほうが安いでしょう。中でも、「じゃがいも」「たまねぎ」「にんじん」は、パルシステムのほうが安いことが多いのは注目すべき点でしょう。
鶏肉、豚肉、牛肉、ハム、ウィンナーの価格を比較
豚肉は同程度の価格、鶏肉と国産牛肉はコープデリの方が安いです。ハムやウィンナーなどの加工品に関しても全般的にコープデリが安いです。
《たまご》
平飼いたまご10個の最安値は、コープデリの208円に対してパルシステムでは270円です。
コープデリでは飼料にこだわった国産の卵も扱っていて、自然食品のお店より1割ほど安く買えます。
《牛乳》
牛乳は、一般的に流通している「UHT(超高温殺菌)」が安く、値段が高いのが「低温殺菌」、その中間が「HTST殺菌」です。HTST殺菌はパルシステムが安く、低温殺菌はコープデリが安いです。
パルシステムではUHT(超高温殺菌)の牛乳は取り扱っていませんので、スーパーで売られているような安い牛乳を求めるなら、コープデリの最安値180円(税抜)の牛乳をおすすめします。
《お米・パン》
コープデリの「毎日食パン」は98円が一番安く、スーパーの価格と比較してもそれほど大きな差はないと思われます。
一方で、パルシステムの食パンは「しっとりもっちり食パン」158円や、「こだわり酵母食パン1.5斤」280円と価格は高めですが、どちらもイーストフード、乳化剤不使用で、安全性や品質を考えると良心的な価格設定ではないでしょうか。
コープデリとパルシステムを比較:料金
コープデリとパルシステムの宅配サービス送料(手数料)
1都7県で展開しているコープデリと、1都10県のパルシステムの配送方法はどちらも自社便での配達です。エリアによって決まった曜日・時間に届けられるシステムで、日時指定はできませんが、不在時には専用の保冷ボックスに入れて留め置きの対応も可能です。
エリアによって宅配サービスの配達料(手数料)は変わりますが、コープデリとパルシステム双方とも安めに設定されています。
コープデリの手数料は、基本手数料88円(税込)、宅配手数料110円(税込)の2つの合計で、配送がない週は、基本手数料88円のみになります。
パルシステムの手数料は、情報提供やシステム利用に関する手数料で、カタログや商品の配達の有無に関わらず発生します。
購入金額に応じて手数料が変わるのがパルシステムの特徴で、
- 購入金額が1,000~2,000円では248円(税込)
- 購入金額が2,000~5,000円では198円(税込)
- 購入金額が5,000~12,000円では165円(税込)
- 購入金額が12,000円~では0円
という具合に、購入金額が5000円~だと、コープデリよりパルシステムの手数料の方が安くなります。
コープデリとパルシステムの出資金
コープデリかパルシステムに申し込む際、入会費と年会費はかかりませんが、双方とも生協が運営している宅配サービスなので、入会時に出資金を支払って組合に加入する必要があります。
仕入れや運営に使われる運営支援金(出資金)は、退会する際に全額返金されますので、実質的に無料と考えてよいでしょう。
入会する地域により異なりますが、出資金は一口あたり
- コープデリ:500~1,000円
- パルシステム:1,000~2,000円
となります。
コープデリとパルシステムを比較:割引
コープデリとパルシステムともに割引があり、対象者であれば宅配料金が割引されたり無料になったりします。全体的に見るとコープデリのほうが金銭的負担は少ない傾向にありますが、エリアによって内容が異なりますので、詳しくは公式ホームページで確認しましょう。
コープデリの送料割引制度
《赤ちゃん割引》
母子手帳が交付されてから1歳未満の赤ちゃんがいる場合、基本手数料0円、配送手数料0円
《子育て割引》
1歳~小学校入学前の3月末日の子どもがいる場合、1回3,000円以上の注文で基本手数料0円、配送手数料0円
《シルバー割引》
単身世帯を含む世帯全員が満65歳以上、2人世帯でどちらかが満65歳以上の場合、配送手数料0円
《ふれあい割引》
障がい者手帳を持っている本人や同居家族がいる場合、配送手数料0円
《自然災害割引(52週)》
自然災害の被災により、「り災証明書の交付」を受けている場合、交付日(申請日)から1年以内(52週)は、基本手数料0円、配送手数料0円
《その他》
購入金額が6,000円以上で、基本手数料0円、配送手数料0円。2人で注文する場合、基本手数料88円、配送手数料0円。3人以上のグループで注文の場合、基本手数料0円、配送手数料0円
パルシステムの送料割引制度
《ベイビー&キッズ特典》
母子健康手帳の交付日から1歳までの赤ちゃんがいる場合、手数料0円。1歳~小学校入学前の3月末日の子どもがいる場合、1回3,000円以上の注文で手数料0円。
《シルバー特典》
単身世帯で満70歳以上、夫婦二人世帯でどちらかが満70歳以上、満70歳以上の方と同居している場合、手数料が半額。
《ハンズ特典》
「障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」「都医療券(難病医療券・81疾患)」のいずれかを持っている場合、手数料0円。
《被爆者健康手帳所持者優遇》
本人または同居家族が被爆者健康手帳を持っている場合、手数料0円。
《その他》
購入金額が12,000円以上で手数料0円。二人で注文する場合の配達手数料は半額、3人以上のグループ注文の場合の配達手数料0円。
コープデリとパルシステムを比較:注文方法
コープデリとパルシステムの注文方法を比較した場合、双方ともネットか注文用紙で注文できますが、注文のしやすさや便利さを考えるとアプリが使えるパルシステムがおすすめです。
コープデリ注文方法は「ネット」「注文用紙」「電話」の3つから選べます。
- 「ネット注文」お届け5日前の午前2時まで注文・変更が何度でも可能で、ネット限定商品やお気に入り登録、アレルゲン情報の登録も可能。
- 「注文用紙」配達日に翌週の注文を提出する。
- 「電話」お届け6日前の21時半までに注文する。
パルシステムの注文方法は「ネット」「注文用紙」「スマホアプリ」の3つから選べます。
- 「ネット・アプリ」お届け6日前の13時まで注文・変更が何度でも可能。
いくつかあるアプリの中で「タベソダ」は、スマホ一つで商品の閲覧と注文が完了し、注文しなかった週は配送料(手数料)が無料になる。 - 「注文用紙」配達日に翌週の注文を提出する。
ちなみに、アプリからの注文とカタログからの注文を併用することはできないので、注意してくださいね。
コープデリとパルシステムを比較:配達エリア・配達回数
コープデリとパルシステム比較:配達エリアの違い
宅配エリアはコープデリよりもパルシステムのほうが広範囲で、コープデリに対応していない神奈川、静岡、山梨、福島県も含まれます。もしくは、神奈川・静岡・山梨県にお住まいの方は、「コープデリ」ではなく、「おうちコープ」を利用することになります。
東京、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、長野、新潟県にお住まいなら、コープデリとパルシステムどちらの生協も利用できますので、中には2つのサービスを併用し、生活スタイルに合わせて上手に使い分けている方もいらっしゃいます。
- コープデリの配達エリア:1都7県
東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県 - パルシステムの配達エリア:1都10県
東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、新潟県、神奈川県、静岡県、山梨県、福島県
コープデリとパルシステム比較:配達サービスの違い
コープデリとパルシステムを含む生活協同組合(生協)の食材宅配サービスは1週間に1回が基本ですが、コープデリの場合はニーズに合わせて3つの配達サービスプランがあります。
- ウィークリーコープ:週1回の配達サービス。
- デイリーコープ:月曜日~金曜日の週3回から利用できる定期宅配サービス
- 指定日お届けコープ:配達日と時間帯を指定できるサービスで、宅配エリアは下記のように東京都のごく一部の地域に限られています。千代田区、港区、新宿区、文京区、渋谷区、杉並区、中野区
コープデリとパルシステムの比較:支払い方法
コープデリとパルシステムの違いのひとつに支払方法があります。
コープデリの支払い方法は「口座振替」のみで、毎月20日〆翌月5日支払いです。ただし、指定日お届けコープに関してはクレジットカード払いも可能です。指定日お届けコープの対応エリアは東京都のごく一部で、1回の配達につき330円(税込)の配送手数料がかかってしまいます。
パルシステムは、「口座振替」と「クレジットカード」での支払いが可能です。振込用紙での支払いにも対応していますが、その場合の振込手数料は100円です。
支払サイクルは月末〆翌月6日支払い。支払いはできるだけクレジットカードで済ませたい方や、クレジットカードのポイントを貯めたい方は、コープデリよりもパルシステムの方が使いやすいのではないでしょうか。
コープデリとパルシステムの比較:特典
コープデリの加入特典
《期間限定で手数料が全額無料》
期間限定ですが、新規加入特典として個人宅配の利用手数料が全額無料になります。お住まいの地域によって加入後3~8週間と、無料期間が異なります。
《Web限定のお試しセットで59%OFF》
和食5品セットが59%OFFの1,000円(税込)の割引価格で体験できるお試しセットを送料無料で届けてくれます。
《Web加入で3,000ポイントもらえる》
WEBから加入するとお買い物に使える3,000円分クーポン券がもらえます。加入後3・4・5週間目のみ利用可能で、1回の注文金額が3,000円(税抜)以上で、1,000円OFFになるクーポン券です。
《資料請求カタログ&1品プレゼント》
コープデリで無料の資料請求をすると、最新のカタログと一緒に人気商品を1品もらえます。資料請求をしてもコープデリへの入会は自由ですのでご安心を。
《お友達紹介グッズ&ポイントもらえる》
お友達にコープデリを利用している人がいれば、お友達紹介キャンペーンが適用されます。紹介者とお友達の両方に、紹介した人数に応じでそれぞれ特典がつきます。
《3週連続で人気商品プレゼント》
コープデリの人気商品を初回注文から毎週1品ずつ(600円相当)3週連続で無料プレゼント。
パルシステムの加入特典
《人気定番商品10%OFFで買える》
たまご、ヨーグルト、パン、豆腐などの人気定番商品を10%OFFで買えますが、その期間は加入後から4週間までです。
《「はじめて割引セット」がお得な価格で買える》
「定番6点セット」「産直野菜セット」「冷凍食品セット」の3種類を、加入から4週間連続、およそ40%OFFで購入できます。
《6週間連続で人気商品がもらえる》
りんごジャム、国産丸大豆しょうゆ、カレーフレーク、スパゲッティ、圧搾一番しぼり菜種油、白だしなどの人気商品を最大6週連続でプレゼントしてもらえます。
《3,000円分のクーポンがもらえる》
1回の注文金額が3,000円(税抜)以上で、1,000円OFFになるクーポンがもらえます。
有効期限は利用開始から8週間以内です。
《1商品もらえる》
上記とは別に1商品もらえる加入特典プレゼントは、時期によって内容が異なります。
《一部地域で配送料が一定期間無料になる》
一部地域(神奈川・千葉・栃木・群馬・山梨・長野・新潟)に限られますが、配送料が一定期間無料になります。
《友達紹介でクーポン4,000円分もらえる》
通常の入会特典は「3,000円分クーポン」ですが、パルシステム利用者のお友達から紹介された場合、4,000円分のクーポンがもらえます。
【生協比較】コープデリとパルシステムの違いを比較まとめ
コープデリとパルシステムの違いを比較した結果、ひと言で表すと
- 商品の「品揃えの多さ」と「価格」を重視するならコープデリ。
- 食材の「安全性」と「品質」を重視するならパルシステム。
と言えるのではないでしょうか。
牛乳やたまごなどどの家庭での定番食材で比較すると、確かに値段の安さではコープデリに軍配が上ります。総合的に見ても、スーパー並みかそれよりも安くなっている商品も珍しくありません。
その一方で、パルシステムは価格が高めに設定されていますが、「この品質でこの価格」と納得できるので、そう考えるとコスパ的にも満足できるのではないでしょうか。安全性や品質を重視する方にとっては、かなり良心的な価格設定かと思われます。
また、冷凍食品や時短商品を多く使う方にとっては、骨取り魚や電子レンジで温めるだけ、お湯を注ぐだけで食べる便利な商品など、双方とも同じようにおすすめできます。
そう考えると、自分がどういう目的で利用したいのかが分かっていれば、コープデリとパルシステムのどちらを選んだら良いのか判断しやすいのではないでしょうか。