意外と知らない?!お風呂掃除でやってはいけないこと3選

肺マック症

普段何気なくやっているお風呂掃除、やり方を誤っていませんか。もしかすると知らず知らずのうちに健康を損ねているかもしれませんし、キレイにするどころか汚れを増やす原因をつくってしまっている場合も。この記事では、お風呂掃除でやってはいけないことをまとめました。

①.換気しないのはNG!

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漂白剤をつかっていないからといって、換気をせずにお風呂掃除をしていませんか?換気をしないのはお風呂の汚れにとってももちろん、人の体にとっても効果的とはいえません。

換気をせず肺マック症にかかる人が増えている

肺マック症

お風呂の汚れは、場所によって様々な菌が潜んでいます。カビを発生させているカビ菌はもちろんですが、意外と盲点なのがぬめり汚れ。ぬめりには「MAC菌」という結核菌に似た菌が潜んでいると言われており、近年このMAC菌による「肺マック症」にかかる人が増えています。

MAC菌は湿気の多いところで発生しやすいため、換気をしないで湿気のこもったまま掃除をしていると感染リスクが高まってしまうのだとか。

掃除中は窓の両側を10cmずつ開ける

湿気を飛ばして菌の繁殖を防ぐために、掃除中は窓の両側を10cmずつ開けて掃除するのがいいでしょう。もちろん、菌が体内に入らないようにマスクをつけるのは基本中の基本。結核菌の感染予防としても推奨されている、微粒子を通さないN95規格のマスクを使うのがおすすめです。

②.こすり洗いはNG!

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頑固な汚れはこすればキレイになる、と頑張ってこすってしまうことはありませんか?確かに摩擦で汚れは落ちますが、力任せに床や壁をこするのはNGです。

こするとかえって汚れの原因に

使用するスポンジにもよりますが、お風呂場の蛇口や浴槽などを力任せにこすってしまうと表面に細かな傷がついてしまいこの隙間に新しい汚れが溜まってしまうことも

また、床タイルの隙間にカビが生えているときも、力任せにこするのはNG。カビの胞子が舞い上がり、体の中に入ってしまったり別の場所でカビを発生させたりします。

つけ置きが正解

こすらずに汚れを落とすためには、少々面倒でも洗剤をその部分につけて数分放置しておくのがベストです。お風呂場全体の汚れを落とすのであれば、洗剤を霧吹きで全体に吹きつけ、少し経ってから落とすと、こすらずにするりと汚れを落とすことができます。

③.1種類の洗剤だけで掃除するのはNG!

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重曹を使っている家庭は重曹、塩素系洗剤を使っている家庭では塩素系洗剤、とひとつの洗剤でお風呂場掃除を済ませてしまっていませんか?

洗剤同士を混ぜてしまって、危険なガスが発生することは防げますが、ひとつの洗剤で掃除を完了させてしまってもキレイにすることはできません。

洗剤はそれぞれ落とせる汚れが異なる

お風呂場で発生する主な汚れは、黒カビ、水垢、ぬめりなどですが、それぞれ汚れが発生する原因が異なります。例えば水垢はアルカリ性の汚れですが、ぬめりは酸性の汚れ。

アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的ですが、すべての汚れに対して酸性の洗剤をつかっても、ぬめりのような酸性の汚れには効果がありません。

汚れに合わせて洗剤をつかいわける

お風呂場の汚れをくまなく落とすための一番のコツは、少々面倒でも汚れに合わせた洗剤をつかうこと。

洗剤によっては混ざると危険なガスを発するものもあるので、異なる洗剤をつかうときは前につかった洗剤をきちんと落としてから、他の洗剤をつかうように気をつけましょう。

お風呂場を正しく掃除して気持ちのいい入浴時間を

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お風呂場の掃除方法でNGなものと正しい掃除方法をお伝えしました。

お風呂場に汚れが残っていると、肌から吸収してしまい体調にも影響をおよぼします。正しい掃除方法をマスターして、入浴時間を心地よくしましょう。

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