冷蔵庫をリメイクしてキッチンをおしゃれにする方法

冷蔵庫にオブジェ

冷蔵庫はキッチンの主役ともいえる存在ですよね。ついやってしまいがちなのが、メモをペタペタ貼り付けたり、伝言板をかけたりといった生活感丸出しの使い方です。しかし、冷蔵庫をおしゃれにリメイクするとキッチンの雰囲気はガラリと変わるんですよ。今回は、キッチンに立つのが楽しくなる冷蔵庫のリメイク方法をいくつか紹介していきます。

冷蔵庫をカッティングシートでリメイク

DIYをする主婦

おもちゃ箱や収納ケースのリメイクによく使われるカッティングシートですが、実は冷蔵庫にも使えるんですよ。冷蔵庫に貼る場合は食器棚やドアなどとお揃いにすると、統一感が出てすごくおしゃれなインテリアになります。

準備する物

カッティングシートはハサミやカッターで簡単に切ることができます。カッティングシートを上手に貼るにはちょっとしたコツが必要です。

準備するものは雑巾やメジャー、ハサミ、カッター、スキージーです。スキージーとはまっすぐでなめらかなゴム製部分のついた、平面の水分を取り除くための道具です。

カッティングシートは百円ショップやインテリアショップなどで手に入ります。定番なのは木目やタイル柄ですが、柄や色、素材のバリエーションは豊富なのでお気に入りのものを選びましょう。

ウッド調の柄の向きを変えてヘリンボーン柄にしたり、格子柄にしたりと、工夫次第でいろいろなデザインが楽しめます。いきなり濃い色は抵抗があるという人は、白系や淡い色のカッティングシートを選ぶのもいいですよ。

ポイントとなる手順

  1. 手順①
    雑巾で冷蔵庫の表面のホコリや油分を丁寧に拭き取ります。
  2. 手順②
    冷蔵庫の縦と横の寸法を測ります。
  3. 手順③
    カッティングシートは巻いて売られているので、巻きグセを取るために反対方向に巻いておきます。カッティングシートの裏面にメモリがあれば、それを使ってカットすると便利です。切り代として5cmほど大きく切りましょう。
  4. 手順④
    切ったカッティングシートを仮置きします。その位置をキープしつつシートを半分裏返し、バックフィルムを10cmほどめくって折っておきます。裏返したシートは元に戻し、貼り始めとなる位置にまっすぐ貼ります。
  5. 手順⑤
    スキージーを使い、空気を押し出すようにしっかり貼り付けます。端を貼り付けたら、さらに10〜20cmくらいのバックフィルムをゆっくりはがし、続けて貼っていきます。スキージーで同様に空気を押し出しながら貼ります。この作業を繰り返します。
  6. 手順⑥
    角まで貼り終えたら、雑巾を使ってしっかり押さえます。全体的に雑巾をすべらせて圧着しましょう。切り代をカッターで切ってその面は完了です。

冷蔵庫をペイントしてリメイク

ペンキとはけ
冷蔵庫をリメイクする場合にはペイントもよく選ばれます。ペイントは選ぶ塗料やアレンジで大きく変わるので、よりオリジナリティーあふれる仕上がりになりますよ。初心者でも簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ペイントは完成品をイメージ

ペイントには普通塗料と黒板塗料、シルバー塗料などの種類があります。普通塗料は最も定番で、冷蔵庫の色だけを変えたい場合に使われます。買った時のままの冷蔵庫をやわらかいグリーンに変えたり、淡いピンクにしたりと、自分の好きな色に変えられます。

店頭では売られていない色に塗り替えることができます。そして、黒板塗料を塗ると、冷蔵庫の側面にチョークで直接書き込めるようになります。おしゃれに日常のメモをするのもいいですし、自分で好きな英字やイラストを描くのもいいですね。

黒板というと深緑のイメージがあるかもしれませんが、それ以外の色もあるので好きな色を選べます。また、シルバースプレーと錆ペンキを使うと、使い古したような年代ものの雰囲気を出すことができます。

上手に塗装するコツは?

冷蔵庫は表面がつるつるしているので水性塗料を弾くこともありますし、乾いた後に塗膜がはがれやすくなる素材もあります。そんな場合は下塗り剤を使うといいですよ。下塗り剤の代表的なものにプライマーがありますが、プライマーは粘着剤付き化粧シートのことです。

冷蔵庫と塗料を密着させるための液剤です。下塗り剤を使うと、冷蔵庫に傷がある場合でも凹凸を埋めるので表面がなめらかになります。冷蔵庫の角といった曲線もリメイクしやすくなるので、初めてでも簡単にペイントができるというメリットがあります。

下塗り剤を塗る前に、塗りたくない箇所にマスキングテープを貼って保護することを忘れてはいけません。下塗り剤を塗る時は、1ヶ所に時間をかけないようにしましょう。

乾いて固まり始めたところがガタガタになるので素早く作業をした方がいいです。全体的に塗れたら乾かし、続いて好きな塗料を塗っていきます。

ステッカー・マステでプチリメイク

マスキングテープ

カッティングシートやペイントといった大々的なリメイクは自信がない、手間がかかるのは嫌だという人にはプチリメイクがおすすめです。お金もあまりかからずに仕上げることができ、手軽にできる方法としてはステッカーやマスキングテープを使ったものがあるので紹介します。

ステッカーは冷蔵庫のドア全体に貼ってもいいですし、ワンポイントとしてすみっこに貼るのもいいです。人気があるのは英字のウォールステッカーやモノトーンの食材モチーフといったものです。

ステッカーの配置によってセンスが分かれるので、いろいろ考えることができて楽しみがありますね。ステッカーであれば冷蔵庫の中もリメイクすることができますよ。

もう一つのアイテムはマスキングテープです。マスキングテープのメリットは、何といってもはがしても跡が残りにくい点です。粘着力が弱いわけではないのに、はがす時にストレスがないというのは嬉しいですよね。

汚れた箇所があればそこだけ貼り直すことができるので、いつでもきれいな状態を保つことができます。幅広のマスキングテープを使ってライン状に貼ると、ストライプの冷蔵庫にリメイクすることができます。曲線も作りやすいので、貼り方によっては斬新なラインを表現することもできますね。

マグネットでお手軽イメージチェンジ

マグネット

冷蔵庫を簡単にイメージチェンジできる方法にマグネットがあります。マグネットはシンプルな冷蔵庫にとっておしゃれなアクセントになるので試してみてください。マグネットは何らかのモチーフの裏面に磁石がついたものですよね。

立体的なモチーフもあれば、シールのような薄型のものもあります。既製品であれば、好きなデザインやキャラクターのマグネットを選んで冷蔵庫に貼り付けるだけでOKです。

飽きたら並べ方を変えて変化を楽しんだり、ワンタッチで他のマグネットに変えられたりするので、幅広いアレンジが可能です。冷蔵庫に傷を付けることもないので、使いやすいアイテムではないでしょうか。ハンドメイドで自分だけのマグネットを作るのもいいですね。

簡単にオリジナルマグネットを作りたい場合は、マグネットシートというものがあります。自分で好きなサイズや形にカットすることができるので、一度作ってみるのもいいですよ。

冷蔵庫に外付けで変化をつける

飾りを作るイメージ
冷蔵庫に外付けすると、おしゃれなだけでなく便利に使えるようになります。リメイクが初めての人でも実践しやすいものを紹介します。

オーニングカーテン

冷蔵庫の上につっぱり棒を使い、ストライプなどのオーニングを付けるとカフェ風になります。冷蔵庫の上に置いてあるものを隠すこともできるので、見た目も断然よくなりますよ。

DIYで工夫

冷蔵庫の側面は使わないともったいないです。飾り棚や収納ラックを取り付けると側面を有効利用できます。棚やラックは百円ショップやホームセンターなどに売られているのでおすすめです。

ウォールラックであれば簡単に貼り付けることができます。調味料や調理器具、キッチンペーパーなどをおしゃれにまとめることができるので便利ですよ。

ウォールペーパー

小さな冷蔵庫であれば、木枠で囲み、冷蔵庫の正面にウォールペーパーを貼ると大変身します。一見すると木製の引き出し棚のように見えるので、生活感を隠すことができます。

最後に

冷蔵庫とマグネット

冷蔵庫をリメイクする方法をいくつか紹介しました。カッティングシートとマグネットを組み合わせたり、ペイントとマスキングテープを組み合わせたりと、バリエーションは無限です。

ここで紹介した方法を参考に、自分に合った方法を選んでください。誰かに見せたくなる自分らしいリメイクをし、無機質な冷蔵庫を愛着のあるものに変身させましょう!

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