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寝室にテレビはアリ?ナシ?
結論からお話しますと、寝室にテレビを置くことはおすすめしません。寝室は心とカラダ両方が安らぐ場所とされています。風水の観点からすると気を吸収する場所です。ましてや人生の3分の1は寝室で過ごしていることになります。
寝室に心とカラダに悪影響を及ぼすものが置いてあると、日中にも影響が出てくるのは間違いないでしょう。寝室にテレビがあるとなぜいけないのか気になる方も多いと思います。次の段落では、寝室のテレビがなぜ良くないのか詳しく解説していきます。
寝室のテレビが風水的に良くない理由4つ
ここからは風水的に良くない理由をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①テレビが鏡代わりになってしまう
風水では不用意に鏡に写ることはタブーとされています。鏡に映るベッドに眠るあなたは魂のないあなたということですね。寝ている姿が暗くなったテレビに写ってしまうと、風水的には幽体離脱のような意味合いになってしまいます。
幽体離脱をしている状態になると、思考と言動に違いが出てきてしまいます。周りとのコミュニケーションが取りにくくなってしまい、仕事や私生活に影響が出てくるので注意しましょう。
②寝る前に見たものがストレスになる
寝室にテレビを置いている方は、おそらく「寝るギリギリまでテレビを見たい!」という方ですよね。しかし、テレビから入ってくる情報は必ずしも幸せな気分になる情報だけではありません。
残酷な映像や悲しいニュースなど自分が避けようと思っていても流れてきてしまいます。その記憶が鮮明なまま寝てしまうとリラックスすることができません。目覚めもあまり良いものにならないので、ギリギリまでテレビを見るのはおすすめできません。
③金の気と水の気は相性が悪い
テレビやスマホ、タブレットなどの電化製品はすべて金の気とされています。一方眠っている人は水の気とされています。金の気と水の気が近くにあると五行関係で水の気が増えていくとされています。
「増えるだけなら問題ないんじゃない?」と感じる方もいるかも知れませんが、停滞することがいけないのです。水の気は流れないと悪影響を及ぼしてしまいます。心とカラダに影響を及ぼすこともあるので停滞させないことが重要です。
④長時間電磁波を浴びてしまう
電磁波を浴びてしまうのも心とカラダに悪影響を及ぼすことになります。日本では電磁波はあまり耳にしないと思いますが、海外では長時間電磁波の近くにいると健康に悪影響を及ぼすとされています。
寝るときはベッドとテレビの位置を考えて、テレビとベッドが近くなりすぎないように気を付けましょう。その際、人が通れるくらいの通路を作るようなイメージでいるといいです。
どうしても寝室にテレビを置きたい!必要性を考えてみよう
ここまで風水の観点から見たテレビの必要ない理由について話しました。では、今度はテレビがあるとどんな良いことがあるのか、必要性を考えてみましょう。
チャンネル争いを防ぐ
ご家族で住んでいると必ずしも出てくるのがチャンネル争いですよね。小さいお子さんもいると取っ組み合いの喧嘩にまで発展してしまうこともあります。そんな争いを避けるために寝室にテレビを置きたいと思う方もいます。
しかし、実際喧嘩や言い合いになるのはどのくらいでしょうか?せいぜい多くても週に1回程度ではないでしょうか。そのくらいの頻度だったら、見る時間帯を個人で割り振ったり、今のテレビならば録画機能もあります。きちんと対策をすることでテレビを購入するよりも安く済ませることができます。
寝転びながらのんびり見ることができる
リラックスしながらテレビを見たいという方は多いですよね。ぼーっと眺めているだけでもなにも考えなくて済むのでいいですよね。お笑い番組や好きなドラマを寝るギリギリまで見て明日を頑張るエネルギーにするという考え方もできます。
しかし、本当にそれでリラックスできていると言えるでしょうか?テレビから得る情報は私達が思っているよりも膨大です。カラダは疲れていなくても脳は入ってくる情報を処理するのにフル回転しています。仕事で疲れた脳にまた、働かせるようなものなのでぼーっとテレビを眺めるのは良いと言えません。夜の睡眠だけで回復させるのは難しいので結果的に次の日の仕事にも影響してきます。
常にテレビがある環境に身を置きたい
テレビが好きで使用頻度が高い方は、いつでもテレビが見れる環境がほしいと思うでしょう。テレビのために移動するのは億劫ですし、時間がもったいない気もしますよね。家にBGMが欲しくてテレビを付ける方も多いと思います。
しかし、常にテレビがある環境はいい環境と言えるでしょうか?テレビからは電磁波が出ています。その電磁波の影響を常に受けている状態になるので、環境が良いとは言えません。
テレビを寝室に置く派の方は今一度テレビが本当に必要か考えてみてください。代用できるすべは無いか、本当にリラックスできる環境になるのか。それでも必要ならば、設置しましょう。
寝室にテレビを置く際の対処法
寝室にテレビを置くときには以下の2つの対処法がおすすめです。
テレビの位置を調節する
テレビの位置は自分が写らないようにしましょう。ベッドから低い位置にしたり、通路において置く形にすると自分が移らないようになるのではないでしょうか。自分が快適に過ごせるようにしてみてください。
ファブリックを画面にかける
ファブリックはテレビ画面にかける布のようなものです。寝る前にかけることによって自分の姿が映らなくすることが出来ます。どうしても部屋のレイアウトを変更出来ない場合の手段です。テレビ画面にホコリが付くことも防ぐことができるのでおすすめです。
観葉植物を飾る
テレビ以外にもスマホやタブレットを枕元に置いているという方は多いですよね。そのときにそのまま置いておくと、水の気が停滞してきます。停滞させないためには観葉植物をおくと気の乱れが緩和されるのでおすすめです。観葉植物は小さいものでも十分効き目がありますよ。
まとめ:できれば寝室にテレビは避けて
今回は寝室にテレビを置く必要性について風水の観点からご紹介しました。風水的には寝室にテレビを置くのはあまりオススメしません。気が停滞してしまうと私生活にも影響がでてくるので調子が悪くなってしまいます。必要がない場合はテレビの設置を避けるようにしましょう。
また、どうしてもテレビを設置したい場合は、ファブリックなどの対策をするようにしてください。自分の気が落ち着く空間を作ってみてくださいね。