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子どもの添い寝、何歳までするか悩む

子どもが幼ければ、添い寝をする家庭が大半です。幼い我が子と添い寝をするメリットは、以下のものがあります。
- 子どもの異変に気付きやすい…特に幼少期は夜中に体調を崩すことが多い
- 子どもが安心して寝やすい
- 親子の絆が深まりやすい
- ベッドで寝ている場合、転落防止
- おねしょの早期対応など
添い寝には多くのメリットがある一方で、いつまで添い寝すべきか悩む親も少なくありません。添い寝卒業の目安となる年齢を確認し、適切な頃合いを見て子どもが一人で寝られるよう声掛けをしましょう。
添い寝卒業の目安となる年齢

子どもの添い寝卒業の目安になる年齢は、以下の通りです。
幼稚園や保育園の卒業、小学校入学の年齢
一番多いタイミングとして、子どもの卒園と入学が挙げられます。年齢としては、6~7歳です。
- 卒園や入学で、自分が大きく成長したと子どもが実感しやすいタイミング
- 小学校進学という大きな節目に伴って、添い寝の卒業がしやすい
進学に伴って、心身共に大きな一歩を踏み出すタイミングともいえます。子どもにやる気があるのであれば、進学に併せて添い寝を卒業しましょう。しかし、進学に伴って日々の生活に大きなストレスや不安を抱えやすい時期でもあるので、無理に添い寝を卒業させるのは適切ではありません。
小学校高学年になる手前の年齢
小学校3年生くらいになれば、1人で寝ている子も増え始めます。大体9歳前後の年齢になってきたあたりで、地域のスポーツ少年団などに入って、合宿などを経験する子も出てくるでしょう。徐々に子どもの行動範囲も広がってくる年齢なので、小学校高学年になる前に添い寝を卒業する家庭も多いです。
思春期を見越しての年齢
小学校高学年になると、子どもは徐々に思春期に差し掛かってきます。また、修学旅行や林間学校などの学校行事で、家を空けることもあるでしょう。外泊する機会が徐々に増え始めることを見越して、親離れ子離れの為にも添い寝を卒業するタイミングともいえます。
中学生になると部活をし始める子も増え、合宿なども経験しやすいです。このようなときに親が居なくてもすんなり就寝できるよう準備を整える意味でも、添い寝卒業を目指して別々で寝始めるタイミングでもあります。
添い寝の卒業方法

添い寝卒業の方法は、以下のものがあります。
- 絵本を読んで寝るなど、就寝のルーティーンを作る
- 子どもが怖がって起きてきたときは、無理に一人で寝せない
- 暗闇を怖がる場合は、足元にライトを置くなど小さな明かりを設置して安心できるよう工夫する
- ぬいぐるみを置くなど、安心できるものと一緒に寝るよう促すなど
添い寝卒業は、子どものペースに合わせて行うものです。親が強制して無理やり進めるものではありません。一人で寝ることに対し、不安や恐怖を感じると、添い寝卒業が遠のく原因になります。焦らずじっくり取り組み、子どもが無理なく添い寝を卒業できるよう寄り添いつつ見守りましょう。
まとめ
子どもの添い寝卒業は、子どもの成長などによって異なります。そのため、添い寝卒業を無理強いせず、子どもの成長を見守りつつ自然と一人で眠れるような環境を整えて安心感を持たせることが重要です。









