スプレー缶の『捨て方』絶対NG行為3選 考えられる悪影響と正しい処理方法

キャップをしていない3本のスプレー缶

自宅で出たスプレー缶のごみ、どう処分するか悩みますよね。どうすればいいかわからないからといって、可燃ごみの袋の中に紛れ込ませてしまうのは絶対にNG!大きな事故につながりかねない行為です。そのほかにもすべきではない処分方法があるので、ぜひチェックしておきましょう。

スプレー缶、そのまま捨てると起きるかもしれない悪影響

スプレー缶の噴射口

家庭内で使い終わったスプレー缶、どう処分すべきか把握していますか?ひとつくらいと油断して、可燃ごみの中に紛れ込ませてしまうのは、絶対NG!

  • ごみ収集車の中で爆発
  • ごみ同士の摩擦などで刺激が加わり、ガス漏れが生じるなど

スプレー缶の中にはガスが充満していたり残っていることがあるので、ちょっとした刺激で火が出たり爆発する恐れがあります。

スプレー缶の『捨て方』絶対NG行為3選

スプレー缶を捨てる際やってはいけないNG行為は、以下の通りです。

1.中身が残っている状態で捨てる

前述通り、スプレー缶の中にはガスが充満していることが多いです。そのため、ガス抜きをしないまま処分するのはNG。中身が残っている場合は、基本的には内容物を全て抜ききって捨てましょう。

  • 噴射口を押して、中身をすべて出し切る
  • 缶に穴を開けて、中身を出し切る

どのような方法でもよいので、中身を出し切ってからスプレー缶をごみに出すことをルールとして定めている自治体が多い傾向です。しかしすべての自治体で必ずしも中身を出すよう指示を出しているわけではないので、事前に処分方法を確認しましょう。

2.特殊なスプレー缶を、通常のスプレー缶と同じように処分する

特殊なスプレー缶の場合、通常通り中身を出し切ったり缶に穴を開ける方法を取ってしまうと、人体に悪影響が出る恐れがあります。特殊なスプレー缶を処分する際は、まず自治体や市役所に問い合わせて処分方法を確認しましょう。

指示に従って処分すれば、無駄な手間が発生せず安全に処分できますよ。

3.可燃ごみの中に紛れ込ませる

前述通り、可燃ごみの中にスプレー缶を紛れ込ませると、非常に危険な事態を招く恐れがあります。ちょっとしたことだからこそ、注意しなければなりません。たった1本のスプレー缶が原因で、大規模火災が発生したり、人命が失われる事態を招きかねません。

スプレー缶の正しい処理方法

穴あけ処理中のスプレー缶

スプレー缶の正しい処分方法は、以下のようになります。

  • 缶に穴を開ける専用の用具を使用して、缶の中腹など適切な箇所に穴を開ける
  • 缶の噴射口から中身をすべて出し切る
  • 自治体に問い合わせてをして、正しい方法で処分する

自治体によっては、特に特別なスプレー缶ではなくても、穴を開けずに回収する場合はあります。このように、自治体によって処分方法が異なるので、初めて一人暮らしを始めた人や引っ越しをしたときなどは、まずは自治体のごみ処理方法の区分を記載している用紙などを入手しましょう。

まとめ

スプレー缶は、さまざまな方法で処分されています。自治体によって回収方法が異なるので、どのような方法で処分すべきかを確認し、適切な方法で処理しましょう。

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