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自分のことしか考えていない人の行動で迷惑を被る周囲
皆さんの周りには、自分のことしか考えていない人はいませんか。自分のことしか考えない人は、自分の感情や都合が最優先なので、時にその行動が周囲を振り回してしまうことも多いです。
周囲はそんな自己中心的な行動に辟易し、距離を置く人も出てくるでしょう。しかし、家族や職場の同僚、ご近所の付き合いなど、どうしても関わらずにいることが難しい関係性だと、どのように対処すべきか悩みますよね。
まずは自分のことしか考えていない人の特徴や共通点を把握し、どのように付き合いを続けていくのが最もストレスを軽減できるのかチェックしましょう。
『自分のことしか考えていない人』の共通点5選
自分のことしか考えていない人は、以下のような行動で周囲を振り回すことがあります。
1.好き嫌いをハッキリ主張する
自分のことしか考えていない人は、自分の好き嫌いをハッキリ主張する傾向にあります。自分の好き嫌いを明確にすることは悪いことではありませんが、自分の好き嫌いを主張することで、相手に負担を強いる行動は問題です。
例えば、仕事において「この仕事は嫌いでやりたくないから、他の人に回しちゃおう」といった行動は、自己中心的であり、周囲に負担を強いる行動です。また、作業を頼まれた時、あからさまに嫌そうな態度をとる様子は、周りの人をうんざりさせてしまいます。
2.承認欲求が強い
自分のことしか考えていない人には、承認欲求の強さがみられることも多いです。これは、承認欲求が強すぎるからこそ、承認欲求を満たすための行動を優先した結果、自分のことしか考えていない人になっているケースが多くみられます。
とにかく自分を最優先に見てほしい、注目してほしいという思いが強いので、他の人の都合を考えずに自分のペースを押し通してしまうため、周囲を振り回したりストレスを与えてしまったりすることも。
3.気分屋で機嫌をあからさまに態度に出す
自分の気分でコロコロと機嫌が変わったり、その機嫌の良し悪しをあからさまに態度を出す様子も、自分のことしか考えていない人に見られがちな特徴です。
機嫌が悪い様子をあからさまに見せたら、周囲がどのように感じるのかを考えず、あからさまに機嫌の悪さを態度に出してしまいます。それゆえに、周囲は常に顔色を窺うようになったり、その機嫌の悪さに振り回されることになるので、うんざりしてしまうでしょう。
4.協調性が低く単独で行動する
自分のことしか考えていない人は、周囲の人に配慮することが苦手なので、集団で行動することはあまりありません。協調性が低く、皆で協力して作業に取り組むときも、周囲の状況に配慮せずにひとりで突っ走ってしまったり、納期が遅れてしまったりすることもあるでしょう。
このように、協調性が低いがゆえに自分のペースを崩そうとしないので、周囲はそのペースに輪を乱され、ストレスや負担を抱え込むことになります。
5.他人に関心がなく話を聞かない
自分のことしか考えていない人は、自分のことが最優先なので、基本的に他人に無関心です。会話をしていても、相手の話に耳を傾けず、自分の話ばかりしていたり、すぐに自分の話に切り替えたりすることがよく起こります。
また、共感性も低い傾向にあるため、友人や家族などの近しい人が落ち込んでいても、その気持ちに寄り添おうとせず、自分の意見を押し通そうとして傷つけてしまうことも。
自分のことしか考えてない人への対処法
自分のことしか考えていない人と付き合い続けるのは、体力的にも精神的にも負担がかかります。基本的には適度に距離をとり、あまり積極的に関わらないのが心の平穏を保つことにつながるでしょう。
しかし、どうしても関わりを続けなければいけない状況下では、以下の対応を身につけると少しだけ心が軽くなります。
- 必要最低限の付き合いにとどめる
- 態度や言動に振り回されず適度にスルーする
- 褒めてモチベーションを上げる
付き合いは必要最低限にとどめ、必要以上に声をかけたり約束を取り付けたりすることは避けましょう。また、相手の態度や言動に振り回されることを避けるためにも、時には発言や態度をスルーすることも大切です。
また、職場では褒めてモチベーションを上げる方法も効果が見込めます。自分のことしか考えていない人は、承認欲求が強いので、褒められることで積極性が増すからです。
自分のことしか考えていない人とは適度な付き合い方を
自分のことしか考えていない人とは、基本的には距離を置き、必要最低限の付き合いにとどめましょう。また、態度や言動をいちいち気にしているとストレスが溜まってしまうので、スルースキルを身につけることも大切ですよ。