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たまねぎの保存可能期間はどのくらい?
たまねぎは、野菜の中でも日持ちしやすい食材です。一般的に、常温保存に適しており、常温保存の場合は約1ヶ月程度、保存状態が良ければ長くて2ヶ月も日持ちすることがあります。
また、夏場などは室内でも温度が上昇するので、冷蔵保存がおすすめです。冷蔵保存したたまねぎは、丸ごと保存した場合、約2〜3週間と少々日持ち期間が短くなります。カットしている場合は3〜4日しか日持ちしないので注意しましょう。
さらに、使いやすい大きさや形にカットしたたまねぎは、冷凍保存することで約1ヶ月程度、保存が可能です。料理の時短にもなるので、夏場は冷凍保存するのも1つの手段でしょう。
たまねぎを長持ちさせる保存方法
たまねぎを長持ちさせるには、常温保存が最も適しています。湿気が大敵なので、新聞やキッチンペーパーに1個ずつ包み、通気性の良いネットやカゴに入れて保存してください。
また、常温保存する際は、湿気が少なく、直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所を選ぶことをおすすめします。
たまねぎが腐っているサイン4選
たまねぎは野菜の中でも日持ちしやすい食材ですが、保存状態が悪かったり1ヶ月以上経過していたりすると、腐ってしまうこともあります。腐ったたまねぎは食中毒の原因になる恐れもあるので、食べずに破棄しましょう。
ここでは腐ったたまねぎを見分けるサインを紹介します。
1.ぶよぶよと柔らかい感触がする
たまねぎは乾燥していて硬い状態が理想です。もしも触った時、ぶよぶよと水分が含まれているような柔らかい感触がする場合は、すでに腐敗が進行している状態なので破棄しましょう。
全体が柔らかくない場合でも、頭部の部分が押すと凹むほど柔らかいのであれば、傷みが始めているサインです。安全のためにも食べないようにしてください。
2.液体が漏れ出てる
保存していたたまねぎから、ねっとりとした液体が漏れ出ている場合も食べてしまうと危険です。たまねぎが湿気を吸い込み、すでに腐敗が進んでいる状態だと考えられます。
見た目から「食べられない」と思わせる状態なので、料理に使うことに抵抗感を覚える人も多いでしょう。無理に使おうとせず、思い切って廃棄しましょう。
3.ツンと鼻につくような腐敗臭
見た目に問題なくとも、ニオイを嗅いだ時にツンと鼻につくような刺激臭が漂ってきたら、それは腐敗しているサインです。
通常、たまねぎはツンとしたたまねぎ特有のニオイを放っているものの、刺激を感じるほどの強い臭いを感じることはありません。しかし、「うっ」と鼻を抑えるほどの腐敗臭が漂っているたまねぎは、食べられる状態ではないので捨ててください。
4.中が茶色く変色している
たまねぎの皮を剥くと、中が茶色く変色していることはありませんか。これは、劣化が進んでたまねぎの中にまで傷みが進行しているサインです。
この場合、茶色く変色している部分が一部であれば、その部分を取り除いて食べることができます。ただし、腐敗臭や柔らかくなっているものは、腐敗が進行しているので食べないでください。
表面が黒くなっているものは食べられる?
表面が黒くなっているたまねぎを見ると、「腐っているのかも」と思い、捨ててしまう人も多いでしょう。実際、この黒い部分はカビなので、衛生的に良い状態とは言えません。
しかし、たまねぎは皮がついているので、カビが皮だけに生え、中身には影響を及ぼしていない状態ならば、中身は無事です。したがって、皮に黒いカビが生えていても、皮をきれいに取り除けば食べられます。
また、中に黒いカビが侵食している場合でも、水洗いすればスルッとカビが落ち、きれいになるたまねぎは、食べても問題ありません。
「皮が黒くなっているから捨てなくちゃ!」と廃棄する前に、まずは皮をきれいに剥いて、中の状態を確認してみましょう。
1ヶ月以上経過したたまねぎは腐っていないかチェックして
いかがでしたか。柔らかくなっていたり水分が漏れ出ていたり、腐敗臭を放っているたまねぎは腐っているので食べてはいけません。1ヶ月が経過すると、徐々に傷みの進行が早まるので、たまねぎを使う前に状態をチェックしましょう。