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東京圏の満員電車は人口密度が150%超え
東京をはじめとする都市部では、毎日満員電車に揺られながら出勤する人が多くいます。
ある調査によると、東京都市部の平均混雑率は163%と発表されていますが、これはあくまで全時間帯の平均混雑率です。依然として朝の通勤ラッシュや帰宅ラッシュ時の混雑度合いは高く、お互いの体がふれあい、身動きができない時間帯も少なくありません。
このような状況では、乗客同士の神経が過敏になりやすく、周囲の人の小さな行動が煩わしく感じたり、迷惑に感じてストレスが溜まるという声も多いです。
満員電車における『超迷惑行為』7選
具体的にどのような行為は満員電車で迷惑になるのでしょうか。ここでは満員電車で迷惑だと感じる行為の上位にランクインしている行動を紹介します。
1.座席の幅を取って座る
座席の座り方に「迷惑だ」と感じた経験がある人はとても多くいました。
例えば、足を広げて座ったり、新聞紙や雑誌を混雑時に広げて読んでいたりと、幅をとるような座り方は隣や前にいる人に迷惑をかけてしまいます。
こうした周囲への配慮のない行為にイライラする人が多くいるようです。
2.背中にリュックを背負ったまま乗車する
バッグの持ち方も迷惑行為の上位にランクインするようになりました。
特に、最近はリュック型の通勤バッグを持ち歩く人も多く、背中にリュックを背負ったまま乗車すると、背面にいる人にぶつかってしまう、幅をとるという理由で迷惑だと感じる人が多いです。
他にもショルダーバッグの持ち方にも賛否が集まりました。
3.イヤホンやヘッドホンからの音漏れ
音楽やラジオを屋外で聴けるようになった時代から、継続してイヤホンやヘッドホンからの音漏れは迷惑行為として上位にランクインしています。
最近はスマホで音楽やラジオ、配信サービスを利用できるようになったため、より利用する人口が増加しました。これにより、迷惑をかけていることに気づかず音漏れしている人も増え、より迷惑行為の上位に上がる理由になっています。
4.咳やくしゃみが出るのにマスクをしない
「少し風邪気味かな?」と思う時期に満員電車に乗る場合、咳やくしゃみによる飛沫が周囲に飛び散らないようにマスクをつけるのがマナーです。
咳やくしゃみが出ているのにマスクをせず、周囲に唾や菌を飛散させている人は、周りにいる人から見ると非常識な人として映ります。不衛生ですし、感染の恐れもあり迷惑なので、少しでも咳やくしゃみが出ているときはマスクをつけるようにしましょう。
5.香りの強い香水や整髪剤をつける
満員電車では、近くにいる人の匂いを特に強く感じやすいです。そのため、香りの強い香水や整髪料、柔軟剤の匂いに迷惑だと感じる人も多くいます。
また、身だしなみが整えられておらず、体臭がきつい人も同様です。最近は「風呂キャンセル界隈」などの言葉がネットを中心に広がっていますが、本人が無自覚なだけで、実は周囲に体臭を気づかれているケースが少なくありません。体臭にもある程度、気を使いましょう。
6.スマホを操作して周囲に手や腕が当たる
スマホを操作すると少なからず手や腕が動いてしまいます。満員電車で立っているときにスマホの操作をしてしまうと、前後左右にいる人に腕や手がぶつかってしまうこともあるでしょう。
こうした些細な行動も満員電車でぎゅうぎゅうに押し込められている状況では、強いフラストレーションになりやすいです。長時間、電車に乗る場合は退屈さを感じることも多いと思いますが、スマホの操作には十分気を使いましょう。
7.ドア付近で乗降の妨げになっている
ドア付近に立っていた時、停車駅で毎回、乗客が乗降するたびにスペースを空けなければいけません。しかし、これを面倒だと感じて意地でも降車せず、その駅で降りたい人の妨げになっている人がいます。
満員電車では、スムーズな乗り降りが遅延の予防になります。ドア付近に立っている場合は、停車駅で降りる人がいるたび、一度駅のホームに降りてスペースを空けましょう。
心当たりのある迷惑行為は明日から必ず改善を!
いかがでしたか。1つでも心当たりがあった方は、次回、満員電車に乗る際は、必ず改善しましょう。また、最近ではフレックス出社できる会社も増えています。満員電車にストレスを感じている方は、その制度を活用することも視野に入れましょう。