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SNSに可愛い我が子の写真、乗せていませんか?
SNSに、可愛い我が子の写真を投稿している人はいると思います。我が子の成長を一緒に喜んでくれる仲間がいると、育児のやる気がアップしますよね。しかし、子どもの写真や動画をSNSにアップする行為は、さまざまなリスクが発生します。
SNSに子どもの写真を投稿するリスク4選 乳幼児でも油断ならない理由
SNSに子どもの写真を投稿するリスクとは、どのようなものがあるのでしょうか。乳幼児でも油断できない理由も、まとめました。
1.画像や動画を悪用される可能性がある
子どもの画像や動画SNSに投稿すると、それを勝手にダウンロードされる恐れがあります。ダウンロードされたものは勝手に加工できるため、以下のようなことが起きるかもしれません。
- 子どもがいない人が、自分の子どもなどと偽って画像を投稿する
- 画像を加工し、卑猥な映像などにしてグループ内などで共有する・ネットに流す
- 残酷な加工をするなど、自分の子どもの写真がひどい扱いを受けるなど
SNSに画像を公開するということは、このようなことが起きる可能性を孕みます。知り合いだけの小さなアカウントや、閲覧制限をかけているアカウントであっても、上記のことが起きる可能性は否めません。
2.個人情報が漏洩する
子どもの写真1枚で、以下の情報が引き出される可能性があります。
- 子ども及び家族の名前
- 家族それぞれの勤務先や学校など
- 世帯年収
- 住所
- いつも使っているスーパーなどのお店
- 子どもの習い事の日や時間帯など
子どもの洋服や外出先などから親の大まかな年収をはじき出したり、住所を割り出し泥棒をもくろむ人もいます。場合によっては、子どもが誘拐事件などに巻き込まれる可能性もあるので、非常に危険です。
3.犯罪に巻き込まれるリスクが増す
子どもの顔をSNSに投稿するということは、子どもに性的な興奮を感じる大人の目にもつきやすい状態になります。特殊な考えの人は身近にはいないと思い込みがちですが、身近にいる可能性は否めません。
子どもが乳幼児であっても、これは当てはまります。赤ちゃんや保育園、幼稚園児は性の対象にならないわけではないのです。
4.友人や知り合いと疎遠になる可能性がある
可愛い我が子の姿をたくさんの人に見てもらい、いいねなどをたくさんもらえてうれしい気持ちになるのは、基本的に親です。子育てをする人同士いいねを送り合う行為は悪いことではありませんが、今の世の中は誰もが望めば子どもを産み育てることができるわけではないことを忘れてはなりません。
子どもが欲しかったけど、病気や経済状況の関係などで産めなかった。友人としてSNSでつながったけど、子どもの話しかしなくなったとなると、子どもの投稿ばかりになってしまうのはきついものです。子どもの事しか投稿しないとなると、上記のような事情がある知り合いや友人と疎遠になるかもしてません。
SNSに子どもの写真を出すときの注意点
SNSに子どもの写真を投稿する際の注意点は、以下の通りです。
- 子どもの顔が出ないようにする
- 露出度の高い水着や洋服を身に着けている姿は投稿しない
- 子ども以外に映っている個人情報がわかるものには、モザイクをかける
- 肖像権などの権利に引っかかるものには、加工を加えてわからないようにする
- 全体写真ではなく、手だけなど部分的なものにすると安全度が増すなど
個人情報が特定できるものが映っていないか、入念に確認しましょう。子どもだけでなく、家族が危険にさらされるリスクを下げられます。子どもの具体的な年齢や誕生日なども、できるだけ掲載を控えてください。
まとめ
SNSに子どもの写真を投稿する行為には、さまざまなリスクがあります。自分が楽しければそれでいいという身勝手な気持ちだけで子どもの写真を投稿するのは、絶対にやめましょう。