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スマホを見ながらの育児、やってない?
スマホは、現代人の生活に欠かせないものです。人とのコミュニケーションツールであると同時に、SNSではさまざまな情報が行きかい魅力的で、ゲームも楽しめます。依存症になる人も多く、育児中もついスマホをいじってしまうという人は要注意!
スマホを見ながら育児をすると、思いがけないことが起きるリスクが増します。
スマホを見ながらのながら育児で発生するリスク
スマホを見ながらの育児は、以下のことを招きやすいです。
1.子どもがけがをする
特に子どもが乳幼児の場合、大人の想像を超えることばかり発生します。そのため、スマホを見ながらのながら育児は、最悪の場合子どもの命にかかわる事態を招く恐れがある行動です。
- 子どもの誤飲に気づかない
- 危険なものを持っていても気づかない…はさみやピン、鉛筆などの鋭利なもの
- 思いがけず走り始め、家から飛び出す・道路に飛び出る…最悪の場合交通事故を起こすかも
- 高い場所から転落する…遊具や家の二階、ベビーベッドなど
子どものけがは、大人が油断した瞬間に起きることが多いです。遊んでいる過程で起きるけがとは比べ物にならないけがになる可能性が高いので、育児中のながらスマホは危険な面を持っています。
2.子どもとはぐれる
出先で子どもと一緒にいるにも関わらず、情報収集などのためにスマホを操作し夢中になってしまうと、子どもとはぐれる恐れがあります。
- 大きな公園
- レジャー施設
- キャンプやバーベキュー
- 河原や海での水遊びなど
人数が多い場所に行けば、その分いろいろな人がいます。子どもを狙った犯罪をもくろんでいたり、子どもに興奮する大人もいるので、人が多い場所や広い場所でのスマホ操作は極力避けるべきです。
3.自分のことは見ていないと、親に対する不信感が増す
子どもは、振り返ったときに親がちゃんと自分のことを見ているか確認します。それだけでなく、ふとしたときにチラリと大人の表情やなにをしているのかを確認しているので、子どもがこっちを見ていないからといってすぐスマホ操作をするのはNG。
- 自分を見ていないと感じ、親に対して不信感を持つ
- 親が見ていない場面で、バレない程度に悪さをする習慣が身につくことも
- 親が無表情な場面が多く、子どもの表情も豊かになりづらいなど
乳幼児期に親に対して不信感を持った場合、成長する過程で悩みを親に話さなくなることもあります。
4.幼児の時点でスマホに興味を持ち、持たせることでとっぷりハマってしまう
常に親がスマホを触っている場合、子どもがスマホに興味を持ち始めるのは必然です。特に幼児は自制が効きにくいため、スマホの面白さを知ったらどっぷりハマり、取り上げるとかんしゃくを起こすなど依存してしまう可能性があります。
スマホを使ってはいけない育児中のタイミング
育児中スマホを使うべきではないタイミングは、以下のものがあります。
- 伴侶が育児や家事に手間取っており、困っているとき
- 子どもが構ってほしがっているとき
- 子どもが遊んでいたり食事をしている最中
- 屋外…広くて人が多い場所など
子どもの写真を撮るのと、スマホでの情報収集は別です。子どもの生き生きとした写真は思い出になります。動画も同様です。子どもと一緒に振り替えることもできるので、伴侶など同伴している大人と協力し、たくさん子どもの写真や動画と撮って残しておきましょう。
まとめ
育児中のスマホ操作は、思いがけないトラブルを招く恐れがあります。子どもの生命が危険な状態になるような事態を招かないためにも、スマホを使うタイミングには注意しなければなりません。