コンビニで無駄遣いをする心理6つ…なぜ毎回買いすぎてしまうのか?

便利なコンビニでつい買いすぎてしまうのは、実は心理的な理由があります。この記事では無駄遣いの原因を明らかにし、誰でも簡単に実践できる節約方法を紹介します。お財布にもやさしい買い物習慣を身につけましょう。

コンビニに行くとついやってしまう無駄遣い

コンビニ

コンビニに立ち寄ると、本当は買うつもりがなかった商品まで買ってしまったという経験はありませんか?それが一回一回は小さな出費でも、積み重なると大きな金額になります。無駄遣いを防ぐためには、自分がなぜ買いすぎてしまうのか、その理由を知ることが大切です。

コンビニで無駄遣いしてしまう心理

コンビニでつい無駄遣いをしてしまうのには、いくつかの心理的な理由があります。その心理をひとつずつ見ていきましょう。

1. 期間限定や数量限定に弱い

コンビニには期間限定のお菓子やスイーツ、コンビニでしか買えない数量限定の商品がたくさん並んでいます。人は「今しか買えない」と思うと、それを逃したくないという気持ちになります。これは心理学で「FOMO(逃す恐怖)」と呼ばれます。この心理によって、本当は必要ないものでも買ってしまうことがあります。

2. 新商品に惹かれてしまう

コンビニでは毎週、約100種類もの新商品が登場します。特にSNSで話題になる商品は、多くの人の注目を浴びます。人は新しいものに好奇心を持つため、つい「一度試してみよう」と手に取ってしまいます。「新しい商品を知らないと損だ」と感じてしまう心理があるからです。

3. ストレスを買い物で発散している

勉強や仕事、人間関係などでストレスを感じると、人は甘いものや美味しい食べ物で気分転換をしたくなります。コンビニの商品はどれも手軽に買えてすぐに食べられるため、「ちょっとしたストレス発散」にぴったりです。しかし、その行動が習慣化すると無駄遣いにつながってしまいます。

4. 自分へのごほうびを与えたくなる

「今日は頑張ったからちょっとくらい贅沢してもいい」と感じることはありませんか?人は自分を認めたり、労ったりしたくなるものです。コンビニは少し価格が高めな商品も多いですが、手軽に贅沢感を味わえる場所でもあります。その結果、頻繁に「ごほうび」を買ってしまい、出費が増えることになります。

5. 割引商品に飛びついてしまう

コンビニでは値引きシールが貼られた商品や「2個買うと1個無料」といったキャンペーン商品が目立つところに並べられています。割引という言葉に弱い心理には「お得感」を強く感じる仕組みがあります。しかし、実際にはそこまでお得でない場合も多く、「安くなっている」という印象だけで余計なものまで買ってしまうことがあります。

6. レジ前の小物に手が伸びてしまう

レジの前にある小さなお菓子やホットスナックは、価格が100~300円程度と手頃で、つい買いやすいものです。これは買い物で決断を繰り返して疲れた脳が、最後の瞬間に手軽な商品を見つけると、つい無意識のうちに選んでしまうからです。これを「決断疲れ」と呼びます。

コンビニで節約するために身につけたい考え方と習慣

ひらめく女性

コンビニでの無駄遣いは心理的な原因が大きいため、それを意識的に防ぐ習慣を身につける必要があります。ここでは、誰でも簡単に取り入れられる節約方法を詳しく紹介します。

予算を決めて買い物する

コンビニに行く前に、あらかじめ使っても良い金額を決めるようにしましょう。例えば、「今日は300円以内」と自分に決めごとをつくります。そうすると、自然と必要なものしか買わなくなります。予算を決めるだけでも無駄遣いを防ぐことができます。

買い物リストをつくる

コンビニではつい目についたものを買ってしまいますが、あらかじめ必要なものだけをメモしておくと無駄な買い物を防ぐことができます。リストをスマートフォンのメモに残し、それ以外の商品は目に入れないよう意識することで効果があります。

プライベートブランドの商品を選ぶ

セブンプレミアムやローソンセレクトなど、各コンビニは独自のプライベートブランドを展開しています。これらの商品は一般の商品に比べて15~20%程度安く、品質も良いものが多いです。迷った時はプライベートブランドを選ぶことで節約できます。

割引シールの誘惑に気をつける

割引された商品は魅力的ですが、本当に必要なものかどうかをよく考えるようにしましょう。「安いから買う」ではなく、「必要だから買う」と考え方を変えることが大切です。本当に欲しい商品なら良いですが、安いからと衝動的に買うことは避けましょう。

空腹のときや疲れているときは行かない

お腹が空いているときや疲れているときは判断力が鈍り、ついつい食べ物や飲み物を買いすぎてしまいます。空腹時や疲れているときにはなるべくコンビニに立ち寄らず、自宅であらかじめ用意した食べ物を食べたり、少し休憩を取ったりするように心がけましょう。

利用回数を減らす日を作る

毎日コンビニを利用しているなら、週に1日「コンビニを使わない日」を決めてみましょう。スーパーやドラッグストアでまとめ買いをすることで、コンビニに比べて大幅に節約できます。一度に買い物を済ませることで、コンビニに行く必要が少なくなり、無駄遣いのチャンスも減ります。

キャッシュレス決済やポイントを上手に使う

PayPayや楽天ペイなど、キャッシュレス決済を利用するとポイントが貯まりやすくなります。貯まったポイントを次回の買い物で使うことで、現金を使わずに済むため節約につながります。ただし、「ポイントが貯まるから買う」という考え方は逆に出費を増やすので、注意が必要です。

買ったものをスマホで管理する

買った商品をスマホの家計簿アプリで記録するようにすると、自分がどれだけコンビニでお金を使っているかが目に見えてわかります。意識的に無駄遣いを減らそうという気持ちにもなり、効果的な節約につながります。

まとめ

コンビニ

コンビニで無駄遣いをしてしまう理由は、心理的な要素が深く関係しています。多くの場合、気づかないうちに感情や状況に影響されているものです。節約するためには、自分の心理を理解して、少しずつ買い物の習慣を変えていくことが重要です。

また、節約したお金を明確な目標に使うようにすると、より継続しやすくなります。例えば、節約で浮いたお金を趣味や旅行に使うなど、目標を明確にすることで節約のモチベーションが上がり、買い物の習慣がより良く変わっていきます。

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